採用一筋15年、これからともに働く仲間に一番初めに出会えるという醍醐味
アビストに入社以来、約15年間にわたって採用一筋で活動している採用課長の柳澤。2022年9月現在は、新卒・中途採用の責任者として採用現場を取りまとめています。2019年度には、これまでの取り組みが評価されて「社長賞」を受賞しました。
これまで約13年間にわたって採用活動に携わってきた彼女が、仕事をする上で大切にしてきたことについて聞いてみました。
柳澤 「一貫して大切にしてきたことは、アビストが経営課題としても掲げている『信頼の和』をモットーに関係性を構築するということです。入社直後から大学を訪問し、多くの大学職員の方、先生方、学生さんと出会ってきた中で、常に一人ひとりの相手と信頼関係を築けるよう、丁寧なコミュニケーションを心掛けてきました。まずは担当者である私を信頼してもらえなければ、会社を信頼してもらうことも難しいと思いますので、その想いは今もずっと変わりません」
丁寧なコミュニケーションで相手との信頼関係を大切にしてきた柳澤ですが、苦労したこともあったといいます。
柳澤 「専門用語や会社の業務内容を理解することよりも、名前と顔を覚えてもらい、当社の業務内容や理念を理解してもらい、大学関係の方との関係を構築することのほうが大変でした。諦めずに何度も足を運んだのもいい思い出。大学の卒業生が、当社で生き生きと働いていることを先生にお伝えできる瞬間が、一番嬉しかったですね。
苦労もたくさんありましたが、振り返ってみると、採用ってとても楽しいお仕事なんですよ。これから一緒に会社を盛り上げてくれる仲間に、一番初めに会うことができますからね」
採用を通じて出会う候補者たちは、本当に多様な価値観・スキル・文化を持っているという柳澤。彼ら彼女らが入社後、エンジニアとして成長していく姿を見ると、とてもやりがいを感じるといいます。
柳澤 「内定から入社までの間、少しでも内定者の皆さんの不安を取り除いて、ポジティブな気持ちで初日を迎えられるように、定期的にコンタクトを取るなどして気を配っています。毎年の入社式で、不安を乗り越え、やる気と希望に満ちた彼ら彼女らを見ていると、とても感慨深いものがありますね」
創業当時の想いを受け継ぎ、ウェルビーイングな日常を目指した採用活動
本社勤務の柳澤は、各拠点の採用現場を取りまとめる役割を担っています。採用状況を把握し、フォローをしつつ、新卒採用ではどんなアプローチがより多くの学生の心に響くのか、アビストという会社の雰囲気をどのように伝えると効果的か──良い採用ができる体制を整備するために、より幅広い視野で考えることが必要だと、日々模索しているといいます。
柳澤 「会社と学生さんとの間に認識のギャップが起こらないよう、今年度の会社説明会はマンツーマンで実施しています。オンライン説明会が主流となり、直接お会いすることが難しくなりましたので、一人ひとりの疑問に答えることはもちろん、入社後のご自身の生活が想像できるようなアプローチを心掛けています。
仕事の内容以外にもサークル活動、親睦会、勉強会などさまざまなイベントが開催され、社員同士の交流を深めている様子なども具体例を挙げながら伝えています」
アビストの採用活動は、各拠点長が自ら採用活動を行い、入社後もその社員をフォローするという、他社とは異なる大きな特徴があります。このような体制を取るのには、創業当時から大切にしている会社の想いがありました。
柳澤 「当社では創業の精神を『設計技術者が自らのために、ともに働き合う設計技術者集団の確立』と定めています。エンジニアの皆さんがいてこそのアビストなので、採用業務は最重要施策の一つとして、現場で指揮している拠点長自らが主となって行います。
そして、当社は『社員一人ひとりがウェルビーイングな日常を送ることができるよう、自分なりの働き方・生き方を考えることで、エンジニアとしての新しい価値の創造にもつなげてもらいたい』と考えていますので、昨年度より中途採用にも力を入れ、多様な人財採用に尽力しています。さまざまな経験を積んできた中堅人財を採用することで、エンジニア同士で学び合い、協力し合い、高め合い……そこから新しい価値の創造が生まれることを期待しています」
未来のアビストを担うことになる学生一人ひとりが豊かな人生を送れるように、そしてそれが会社の持続的な成長にもつながるように、これからもより良い採用環境の構築に取り組んでいきたいと、柳澤は意気込みます。
アビストを見守り続けてきた教育管理部長──公私ともに車に携わってきた日々
1998年の入社以来、アビストの歴史をすべて見守ってきた教育管理部長の津島 順之。約24年間にわたって自動車関係を中心に、数多くの仕事に携わってきました。そんな津島のキャリアのスタートは、決して平坦な道ではありませんでした。
津島 「もともとはカーデザイナーを希望していました。技術系の学校出身ではなく、専門外のところからの出発でしたが、エンジニアとしてイチから勉強しながら頑張ってきたことは、本当に良い糧になっていると思います。
入社当初はエンジニアとしての知識がまったくなかったため、とにかく人一倍努力しました。昔から『車』が好きだったので、デザイナーとしてではなくエンジニアとして、車をイチから作り上げることへの意欲や情熱を持ち続けることができたのかもしれませんね」
私生活では、自動車の知識に関する唯一の検定試験「くるまマイスター検定」の資格を取得したという津島。車への愛が、今の仕事に活かされているといいます。
津島 「車を、見る・運転する・いじるというすべてに関わり、車を愛でる日々を送っています。お客様の多くが自動車メーカーやその部品メーカーというアビストでは、車の歴史から構造まで、好きが高じて身についた幅広い知識が、自然とお客様とのコミュニケーションにつながっています。
また、デザイナーもエンジニアもプロダクトに対してアイデアを提案することは共通で、アイデアマンとしてのおもしろさは同じ。むしろ生粋のエンジニアよりアイデアが豊富かもしれません」
長年公私ともに車に携わってきた津島。隣で見守ってきた妻から「カーデザイナーではなくても、あなたはすでに“車に携わる仕事”という夢を叶えているじゃない」と言われ、いつの間にか実は自分のやりたかったことが実現できていたんだと気づいたといいます。
津島 「私が入社した当初は、事務所も小さな一部屋でした。それが『設計技術者が自らのために、ともに働き合う設計技術者集団の確立』と定めた創業精神を掲げて、社員一丸となって取り組んできた結果、拠点数11拠点、エンジニア数約1,200名、東京証券取引所プライム市場上場企業という現在の形となり、とても感慨深いものがあります」
生き生きと輝くエンジニアを育てる「人財育成」を目指す未来
これまで培ってきた自分の経験をエンジニアに共有したい──そんな想いを抱いた津島は今、アビストが最重要施策の一つとして掲げている「人財育成」を推進しています。
津島 「この『人財育成』に向けた教育制度改革の一環として、通信教育制度のリニューアルや全拠点への統一教育支援、技術教育担当による各拠点に特化した社員フォローやOJT教育支援、また産業医による勉強会なども新たに開催しています。
具体的には、新人社員研修で、社会人マナーから技術者としての基本的な知識やスキル、CAD操作までをしっかりと身につけられる内容にしています。その後は配属先が決まり次第、その環境に合わせた専用研修やフォローアップ研修を実施し、各プロジェクトに配属された後も、OJTという形でさらに技術を磨いてもらいます」
アビストでは、コロナ禍をきっかけに全拠点をつないでのオンライン研修も導入しました。導入当初はトラブルも多々発生しましたが、試行錯誤を重ね、オンライン研修でも新入社員一人ひとりが安心できる環境づくりを構築しているという津島。
津島 「オンライン形式で進めるときには、対面講義以上にきめ細やかなフォローを心掛けています。画一的な教育方法では、良い人財は育たないと思っています。
技術力やヒューマンスキルの向上に向けた教育体制を整備することで、『自主自律人財』を育成し、社員のキャリア形成や自己実現に役立てていければと思っています」
最後に、エンジニアの未来について、津島はこう語ります。
津島 「コロナ禍を経て、ニューノーマルな社会の到来を目の当たりにしました。業務の効率化・自動化などを通じて、エンジニアを目指す皆さんには、より創造性を発揮し、高水準な品質を確保しながら、これまで以上に生産性の高い業務へ挑戦してほしいです。
自分が獲得してきたスキルを駆使しながら、潜在的な課題(理想とのギャップ)を見つけ出し、その課題をどのように解決していくのか……この飽くなき挑戦を続けることで、お客様にはより多くの満足感、エンジニアの皆さんにはより多くの充実感を持ってもらえるのではないでしょうか」
「採用」と「教育」の場を通して、その手助けをするのが柳澤と津島のミッションです。
今後、エンジニアにとってより良い環境を生み出すために、そしてアビストのさらなる成長のために、「採用」と「教育」のスペシャリストたちはこれからも前進していきます。

