2025年度新卒採用に向けた1day仕事講座「クリエイティブ基礎講座」にてライブ事業コース編が初開催されました!今回、講師としてライブ制作部の青柳 勝と古川 嗣久が登場し、ライブ制作の仕事について紹介します。普段なかなか知ることのできない現場でのエピソードも交えながら講座の模様をお届けします。今後の就職活動にぜひ役立ててください!
講座はオンラインで行われ、約250名の就活生が参加しました。まず人事担当者から講座の目的について「実際の仕事内容を理解してもらうのと、働く姿を具体的にイメージしてもらうためにおふたりにお話いただきます」と説明されて講座がスタート。
まずは、青柳が登場し自己紹介。「2000年に入社して、24年目になります。ライブ制作の仕事は10年ほど携わっています。当部署の立ち上げ時は、僕ひとりで右も左もわからない中だったため、かなり大変でした」など現在に至るまでのエピソードを話してくれました(詳しくはこちらの記事にて)。
続けて、資料をもとにコンサート業界について説明していきます。「まず、アーティストがいて、それを支えるプロダクションがあり、コンサートのステージスタッフ、コンサートプロデューサー、イベンター、チケット流通、そして観客のみなさんと多岐にわたる人たちが関わっています」とわかりやすく紹介。
▲ライブ制作部 青柳 勝
青柳:主に僕らの仕事であるライブ制作とは、コンサートの企画、演出、大道具、音響や照明などのスタッフ手配、グッズ制作などを行っています。会場の手配や運営、使用計画書、プレイガイド、警備スタッフ手配などはイベンターが担当することが多いですけど、キャパが1000人ほどの会場だと当社がイベンターとして対応することがあります。
他にも、営業・宣伝として広告代理店や宣伝会社、放送局・当社を含めたレコード会社なども携わっています。
とより具体的な内容になるほど!と言った表情の参加者のみなさん。
また、コンサートプロデューサーの役割については「コンサートは、コンサートの演出と予算管理が重要です。ひとりでどちらも決定できる人、または演出家と密にコミュニケーションを取れる予算管理決定者がコンサートプロデューサーと呼ばれます。アーティスト、全スタッフ、コンサートプロモーターと協力していくことが必要不可欠なポジションです」とのこと。
また、コンサートを実施するにあたって、アーティストと常に信頼関係を保ち、方向性や活動計画から動員力や販売量などを分析し、現状把握しておくことも大事にしているそうです。
自社で制作・運営をしているので、もちろん会場の客席配置も自分たちで行うそう。撮影カメラや音響・照明の設備を配置するために空ける席も緻密に打ち合わせをした上で、チケット販売を行っているとのこと。コンサートにおいて、ステージを創り上げるのには、演出、監督、音響、マニピュレーター、照明、レーザー、電飾、美術、映像、映像収録、音声収録、イベンターなどより多くのセクションが関わることがわかると、みなさんその多さに驚いた様子。
さらに、参考用のコンサート進行表には、楽曲に対してメンバーがどういうきっかけで舞台に出るのか、ダンサーが登場するタイミング、衣装を着替えるタイミング、どの曲でどんな演出が行われるのかなどが記載されており、その綿密なタイムテーブルにさらに驚く参加者のみなさん。
他にも、参考用のステージ図面やライブ当日のスケジュールなど、普段目にすることのない資料やエピソードに目を輝かせていました。続けて、運営やイベンターなどの具体的な業務内容も語られて、コンサートにまつわる一連の説明が終了しました。
ここで、古川が登場し、「新卒で入社して、今4年目になります。1年目からライブの部署を志望しまして、現在は声優アーティストからアニメ作品のイベントなどを担当させてもらっています」と自己紹介。
▲ライブ制作部 古川 嗣久
古川:ライブ制作周りの仕事は、青柳さんからお話いただいたとおり、たくさんやることがあります。細かいところでいうと、出演者さんの会場の入り時間を決めるために、メイクさんには何時に入ってもらうとか。食事のメニューをどうするか、アレルギーについても確認をしたり。会場を出るときは何で移動するのがスムーズか、タクシーなら何時には呼んでおかないとなど一日中考えることばかりです。
と具体的な業務が語られます。
古川:やりがいを感じるのは、お客さんに笑顔になってもらうのはもちろん、出演者さんに『今日の進行は良かった、また担当してほしい』とか、スタッフさんから『次のライブもよろしくね』などと言ってもらえることがすごく嬉しくて、この4年間続けてこられました。
と想いのこもった話に参加者のみなさんも朗らかな表情に。
特に印象深い思い出として、
古川:アーティストさんがほぼ初ライブで、どういう演出がいいのか、お客さんにどんなMCをしたらいいのかと悩んでいることがあって。僕をはじめ社内の人間やスタッフさんと協力しながら手探りで作っていくのは部活感もあって楽しくて。
そして、ライブ当日には打ち合わせで話していたセットがステージに組まれ、お客さんがたくさん入って、無事にライブを終えた後の打ち上げで、アーティストさんから『古川さんがやってくださって本当に良かったです』と感謝されたときです。
と笑顔で振り返る古川。
それを聞いた青柳も
青柳:そうだね。お客さんがライブを楽しんで会場を笑顔で後にする姿を見たときは嬉しい。それと同時にアーティストにも気持ちよくライブをやってもらえたときも嬉しくて、どちらにも最高の環境を作り上げることが大事です。エンタメを届ける側も、支える側も、影響する側もみんなが笑顔になった瞬間、僕もこの仕事をしていて良かったなと思います。
と思いの丈を語ってくれました。
続いて、参加者からの質問コーナーへ。チャット欄に寄せられたたくさんの質問の中からふたりが答えていきます。
──学生のうちにやっておいたほうがいいことはありますか?
古川:今の仕事でいうと、学生時代に何も資格を取っていなかったし、専門的な知識もなかったです。そんなところから、会社に入ってここまでやってこられたので、好きなことを好きでい続けることが一番いいと思います。
青柳:本当に自分が好きなことを楽しみ続けることが大事だと思います。エンタメを提供する側になるってことは、自分自身が楽しんでいないとみなさんにも楽しさが伝えられないんじゃないかと思います。
──ライブ制作の仕事は、アーティストとコミュニケーションを取る機会が多いと思うのですが、特に心がけていることはありますか?
古川:とにかく先回りをすることを徹底しています。例えば、リハーサルは何時からスタートですか?と聞かれれば、何時からなのでお声がけします。ケータリングのメニューはなんですか?と聞かれれば、何時くらいにこのメニューが出るのでぜひ食べてくださいなどと答えられるようにしています。
こういう細かいことから、ライブの現場ではこの人に聞けばなんでもわかるという信頼感へとつながっていくと思います。
青柳:まさに、そういうところからアーティストもコミュニケーションを取りやすくなります。とあるアーティストは、必ずスタッフ全員と会話をします。スタッフの人数も多いので、簡単にできることではないです。
だけど、それによってスタッフとの信頼関係が深まって、“このアーティストのためだったら!”という気持ちにもなるし、チームとしての雰囲気が変わります。なので、古川くんが言っていたようなホスピタリティは僕も大切にしています。
──好きなことを仕事にしたことで、嫌いになってしまったことはありますか?
青柳:僕はもともと違う職種の仕事をしていたんです。そんなとき、ある曲を聴いたのがきっかけで“音楽を広める仕事をしたい”ってこの業界に飛び込みました。仕事ですから、もちろん大変なこともありますけど、かれこれ24年間好きなことに携われて楽しいなと思いながら働いています。
古川:やっぱり好きなことだから原動力になって頑張れると思います。なので、仕事にしたから音楽が嫌いになったということはないですね。強いていうなら、ライブの楽しみ方が変わりました。
曲を聴いたり、演出を見て“すごい!”と楽しむだけじゃなく、こういうLEDの使い方があるんだ、こういう演出はオシャレで良いなとか新たな楽しみ方ができるようになりました。
上記以外にもいくつもの質問にも答えていくと講座の時間も残りわずか。最後に、ふたりから参加者のみなさんに向けてエールが送られました。
古川:先ほど言ったように、学生時代にこれをやっておかないといけないということはないので、自分の好きなことに自信を持ち続けてください。あっ!ひとつありました……無事に学校を卒業してください!勉強はもちろん、就活をしながらアルバイトやサークル活動などがあったり、やりたいことがたくさんあると思います。そこで、まああとでいいか!と勉強をサボっていると将来仕事にも表れてきます(笑)。
大変かもしれないけど、一生懸命やっていたらきっといいことが返ってくると思うので、頑張ってください!
青柳:どうしても音楽の会社に転職をしたいと思っていたときに、ある本と出会いました。本には、いつかチャンスがくるから音楽を聴き続けて、好きでいる気持ちを絶対に忘れるなというようなことが書いてあったんです。その言葉を胸に転職活動を2年間頑張った結果、ポニーキャニオンに入社できました。
なので、新卒でこの業界に入れなかったとしても、“入りたい!”という気持ちがあれば第二新卒や転職などのチャンスがあります。気持ちが薄れていったらチャンスも離れてしまうので、想い続けることが一番大事です!
ポニーキャニオンでは、2025年度新卒採用エントリーが2月20日(火)より開始いたしました。3月18日(月)18時まで受け付けていますので、この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ応募してください。みなさまからのご応募をお待ちしております。
【2025年度新卒採用情報】
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2025年度新卒採用ページ:https://www.ponycanyon.co.jp/new-career/2025/
※ 記事の部署名等はインタビュー当時のものとなります
