データを通じて顧客のDXを支援する、グループ長としての使命
私は現在、大阪支社の大阪DXコンサルティング部でグループ長(ジールでの「グループ長」とは、一般的にいう課長クラスの役職 )を務めています。
「西日本の顧客企業のDX実現をデータを通じて支援し、顧客の企業価値向上に貢献する」という支社のミッションのもと、16人のメンバーと共にデータ分析基盤の構築やその基盤を活用した分析レポートの開発に取り組んでいます。
グループ長としての私の役割は、採算管理やメンバー管理、案件管理など多岐にわたりますが、特に力を入れているのはメンバーの育成です。グループのメンバーの成長を実感できる瞬間が、私にとって最大のやりがいとなっています。
プロジェクトのPMや提案活動を行う際に常に意識しているのは「フェアであること」「約束を守ること」です。これは社内外問わず、年齢や立場に関係なく自分と向き合ってくれる人々への私の姿勢です。長年さまざまな立場で仕事をしてきた経験から、この2つの価値観を持つことで、どんな場所でも信頼関係を築けることを学びました。特にプロジェクトマネジメントでは、良くない状況こそできるだけ早く報告・説明し、次の一手を考えることを大切にしています。
マネジメントの道へと導いた運命的な出会い
大学卒業後は、大阪でプログラマーとしてキャリアをスタートしました。C言語やCOBOL、Visual Basicなどを使った基幹系システムの開発に携わっていましたが、結婚を機に東京へ転居することになりました。その後は、家庭との両立を考え、働く時間や残業がない勤務を選ぶことができる派遣社員として働くことを選択します。官公庁系システムのヘルプデスクや営業事務、経理事務など、さまざまな職務を経験しました。
そんな中で、大きな転機となったのが、子どもが1歳の時に出会った人材育成事業を行っているベンチャー企業でのお仕事です。当初は研修教材の準備を担当する部署で、パートタイムからスタートしました。しかし、業務を進める中で次々と改善点が見えてきて、上司に「システムやデータベースを導入しないと、これ以上の業務改善は難しいのではないでしょうか」と提案したことをきっかけに、社内SEのような役割も担うようになりました。気が付けば入社から1年で正社員に、さらに半年でマネージャーへと昇進していました。
予期せぬ形でマネジメントの立場となり、これまでの仕事の進め方や考え方では通用しないことも多く、試行錯誤の日々が続きました。苦しい時期でもありましたが、この経験があるからこそ、現在のマネジメント業務に向き合うことができているととらえています。
その後、子育ての環境を考え大阪に戻ることを決意。子どもの成長に合わせてキャリアを見直し、よりチャレンジングな環境を求めてジールへの入社を決意しました。
諦めない心が実を結んだ瞬間
入社後、特に印象に残っているのは、数年前に担当したBIレポート導入のプロジェクトです。何度もとん挫しそうになり、正直なところ「これはリリースできないのではないか」と不安に駆られる時期もありました。しかし、諦めずに粘り強く取り組んだ結果、なんとか本番リリースまでこぎつけることができました。
先日、久しぶりにそのお客様の会社を訪問した際、社内でレポートの認知度が上がり、実務での利用が進んでいるという話を伺いました。あの時諦めずにやり通して本当に良かったと、深い達成感を味わうことができました。
また、入社してからは提案業務という新しいスキルも身につけることができました。最初は開発の過程で発生する可能性のあるリスクや課題を見通してご提案することに苦労しましたが、少しずつ経験を重ねることで成長できました。
前職の事業会社での経験は、お客様の立場に立った提案や説明をする際に大いに役立っています。開発側からの視点だけでなく、お客様側の目線で考えることで、より適切な対応や分かりやすい説明ができるようになりました。
次世代を育てながら、組織の未来を創る
私の中長期的な目標は、現在担当しているグループ、さらには将来の大阪支社を担う次世代のメンバーを育てていくことです。メンバーには期待する役割を明確に伝え、たとえ失敗してもフォローできる支援体制を整えながら、今の立ち位置よりも一段上の仕事に挑戦してもらおうと考えています。
ジールの大阪支社には、ベンチャー企業のような活気があります。支社立ち上げに関わったメンバーが築いてきた「自分たちで考えて決めていく」というカルチャーが今も大切に受け継がれています。社内のルールも、メンバーからの自発的な提案をもとに話し合って決めていくなど、一人ひとりの意思が組織運営に反映される珍しい環境だと感じています。
これから一緒に働くメンバーには、お客様の課題解決に情熱を持って取り組める方、そしてチームでの協働を大切にできる方に来ていただきたいと思います。技術面では、データベースやSQL、BIの知識があると早く活躍できますが、それ以上に大切なのは、相手の立場や認識を理解した上で、適切なコミュニケーションを取ることができる能力です。自分で考え、周りと協力しながら前に進める。そんな方々と一緒に、組織の未来を創っていけることを楽しみにしています。
※ 記載内容は2025年7月時点のものです

