データの世界へと導いた学生時代の研究
学生時代、私は情報系の学部に所属し、ビッグデータの収集・解析に関する研究室で学んでいました。主な研究テーマは、SNSのデータを活用した動向予測でした。Mentionというデータ収集ツールを使ってSNSのデータを収集し、BigQueryを用いて分析を行うという内容です。この経験が、データの持つ可能性に魅了される大きなきっかけとなりました。
学業以外では、サイクリング部に所属していました。特に印象に残っているのは、四国一周という大きなチャレンジです。7日間で1,000kmを走破するという過酷なものでしたが、仲間と支え合いながら目標に向かって進むことの大切さを学びました。
就職活動では、学生時代に培った経験を活かせる場所を探していました。特にデータの収集・活用という観点でIT業界に焦点を当てて探す中で、BI、ETL、DWHを中心としたデータの利活用に強みがあるジールと出会いました。インターンシップでは、ETLツールを使ったデータの整形・加工、BIツールによる可視化という実践的な業務を体験。一見バラバラに見えるデータから新たな価値を見出せることに大きな魅力を感じ、入社を決意しました。
トライアル&エラーで切り拓く、AWS活用プロジェクト
現在は、データアナリシスプラットフォームユニットに所属し、データ分析基盤の導入フェーズでの構想策定、要件整理を担当しています。具体的には、AWS、Snowflake、Tableauに加えて、dbtというモダンなツールの導入も検討しつつ、お客様のニーズに合わせた基盤づくりに取り組んでいます。
また、小規模ではありますが保守案件のマネジメント業務も担当しており、スケジュール管理から顧客折衝、メンバーの作業フォローまで幅広い業務を行っています。
その中でも特に印象に残っている案件が2つあります。
1つ目は部署内でも知見の少なかったAWS Storage Gatewayの導入プロジェクトです。このプロジェクトを通じて、ユーザーがGUIでファイルを配置するだけで、AWS環境へシームレスに連携できるシステムを構築することができました。
周りに詳しい人がいない中での挑戦でしたが、AWS公式ドキュメントや技術ブログを参照しながら、トライアル&エラー を重ねて設計を進めていきました。新しい技術に果敢に挑戦し、自分の力で課題を解決できたことは、大きな自信につながっています。
2つ目はユーザー向けのデータマート構築プロジェクトです。単にシステムを作るだけでなく、実際に使用するユーザーの視点に立って、より使いやすい実装を心がけました。お客様との対話を重ねながら要件を整理し、最終的に感謝の言葉をいただけたときは、大きなやりがいを感じました。
もちろん、失敗から学んだこともあります。以前、考慮不足でリリース後にお客様に余計な手間をかけてしまったことがありました。この経験を機に、リリース時の事前準備を徹底するようになり、チェックリストの作成やタイムスケジュールの綿密な計画、十分な検証時間の確保など、リスクを未然に防ぐための取り組みを強化しています。
AWS Jr. Champions選出までの道のり
入社後、特に嬉しかったことは「2024 Japan AWS Jr. Champions(※)」に選出されたことです。
(※)「AWS Jr. Champions」は、AWS Partner Network(APN)に参加する企業に所属し、社会人1〜3年目の若手エンジニアの中から、AWSに対して積極的に学び、実践し、周囲に良い影響を与えている人材を選出する、日本独自の認定プログラム。
日々のプロジェクト以外にもAWS Glue SDP取得に向けた取り組みとして、担当案件のVCL(Validation Checklist)を自ら執筆したり、Qiitaで技術記事投稿を通じた情報発信を行ったりしました。
また、AWSのアップデート情報をキャッチアップし、社内へ共有したり調査を実施したり、社内勉強会の企画・運営・発表を積極的に推進しました。
「経験したことのないことは何でもやってみる」というマインドで行動してきた成果が形になり、選出されたことが分かったときにはとても嬉しかったことを覚えています。
選出された後は、AWS Jr. Champions対象のコミュニティへ参加したり、セミナーの登壇をしたりしました。同世代のAWSエンジニアと交流できたことで、新たな技術や働き方を知れました。今まで他社のエンジニアと交流できる機会は少なかったので、その点でも貴重な経験をすることができました。ここで得た知見は社内に持ち帰り、プロジェクトやスキルアップのための社内活動に活かしています。
新たなステージへの一歩
今後の目標として、中規模プロジェクトのマネジメントに挑戦したいと考えています。現在は保守案件のマネジメントを担当していますが、さらに一歩進んで、設計から開発、テストまでの幅広い領域に関わっていきたいと思っています。
将来のキャリアパスについては、まだ明確な方向性を定めていません。スペシャリストとしての道とマネージャーとしての道、どちらも可能性として捉えています。特に最近は、マネージャ―としてのプロジェクト管理に興味を持ち始めています。
ジールの大きな魅力は、社員の挑戦を支援する風土があることです。私自身、上長に自分のやりたいことを伝えた経験がありますが、そうした声をしっかりと受け止め、プロジェクトのアサインや役割配置に反映してくれます。
これから入社を考えている方へのアドバイスとしては、ITスキルの基礎はもちろんのこと、AWSをはじめとするクラウドの基礎知識を身につけておくことをお勧めします。また、SnowflakeやDatabricksなど、モダンな技術に関心を持っていることも重要かと思います。ただ1番重要なのは挑戦する姿勢だと考えています。失敗を恐れず、新しい経験を楽しめる方であれば、きっとジールで活躍できると確信しています。
※ 記載内容は2025年6月時点のものです

