お客様志向と効率化を追求するマネージャーとして
私が所属しているのは、データドリブンサービスユニット で、BI・DWHの開発を中心にシステムインテグレーションを行っています。小規模~中規模のプロジェクトが多いため、お客様との打ち合わせにも頻繁に参加し、発言する機会も豊富にあります。プロジェクト期間は1カ月~6カ月程度で、短いサイクルでさまざまなシステムやデータ、製品に関われることも特徴です。
マネージャーとして、グループの売上管理やお客様への見積り提案、メンバーのアサイン管理を担当しています。時にはプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを推進することもあり、幅広い業務に携わっています。
仕事をする上で私が大切にしているのは、常に効率化を意識することです。誰でもできる作業こそ、誰よりも早く行えるように工夫しています。また、打ち合わせの事前準備も重視しています。参加者全員の時間を使うものだからこそ、私は必ずリハーサルを行い、説明の言い回しまで吟味します。そこで何より大切にしているのは、どのような場面でもお客様志向を忘れないことです。メンバーにも常にお客様目線で考えるよう促しています。
育休取得への道のり 〜マネージャーとしての決断〜
私は入社してからSEとしてさまざまなプロジェクトに携わり、その後はプロジェクトリーダーとして数名体制のチームを率いてきました。現在は年間予算を持つマネージャーとして、プロジェクトマネジメントも担当しています。
第2子の出産が決まった際、育休取得について上長に相談を始めたのは出産の半年前でした。上長からは「しっかり家族を支えて、自身のリフレッシュにも」という温かい言葉をいただきました。育休期間は8カ月と決めました。これは、子どもが小さい時期に関われる貴重な時間になると考えたからです。
また、マネージャー職での育休取得者が多くない中で、自分が会社での先例となれればという思いもありました。育休取得に向けた準備について、お客様への挨拶周りは丁寧に行いましたが、それ以外は通常通りの引継ぎで十分でした。これは、日頃から私が案件を進める際に、自分が抜けても他のメンバーに任せられる体制づくりを心がけていたからです。しっかりとした体制があれば、マネージャー職でも育休取得は十分に実現可能だと実感しています。
家族との時間を大切にしながら、新たな働き方へ
育休中は、2歳の長男と新生児の第2子という大変な状況でしたが、貴重な経験となりました。特に印象に残っているのは、長男が下の子に対して強い感情を示すようになったことです。イヤイヤ期と重なっていたこともあり、長男の気持ちに寄り添いながら、暴力的な行動を制止することに苦心しました。それでも、家族との大切な時間を共有できたことは、かけがえのない経験となっています。
仕事への復帰に際しては、少なからず不安もありましたが、実際に戻ってみると以前と変わらないペースで業務に取り組むことができました。
特にコロナ禍の影響で進んだリモートワーク主体の働き方は、子育てとの両立において大きなメリットとなっています。朝夕の通勤時間を保育園の送り迎えに充てられることで、子どもたちと過ごす時間も確保できています。
一方で、リモートワークによって同じプロジェクトに携わっていない社員とのコミュニケーションが減少したり、会社への帰属意識が薄れていくといった課題も感じています。しかし、これらの変化を前向きに捉え、新しい働き方のスタイルを模索しながら、仕事と育児の調和を図っています。
仕事と育児の両立を支える信頼関係
仕事へ復帰した後、社内で実施されている『リンクCafé(※)~子育て編~』に参加し、情報交換をする機会もありました。ジールには自分と同じように育児をしながら仕事をしている人が社内にたくさんいるので、他の人がどのように仕事をしているのか、どのような悩み事を抱えながら仕事をしているかなど情報交換ができ、参考にもなったし、安心もできました。これから、子育てと仕事の両立に取り組む同僚に、私の経験もシェアできればと思います。
(※リンクCafé:あるテーマを通じて、部門を超えたコミュニケーションによる横のつながりを創出する場として2022年から実施している取り組み)
仕事と育児を両立する上で、私が最も大切にしているのは、周囲との信頼関係です。育児関連で休暇を取得する際や、急な対応が必要になった時は、必ず状況を包み隠さず報告するようにしています。幸いなことに、子どもが体調を崩した時は祖母が面倒を見てくれることもあり、妻も私も仕事に集中できる環境に恵まれています。育休取得を考えている方々へのメッセージとしては、制度の利用は権利として認められていますが、周囲への配慮や取得のタイミングについては、慎重に検討することをお勧めします。ジールには育休を「取りにくい」という雰囲気がまったくありませんが、だからこそ、その環境を大切にしながら、周囲との良好な関係性を保ちつつ、制度を活用していただければと思います。
※ 記載内容は2025年5月時点のものです

