株式会社TRAILBLAZER(以下、トレイルブレイザー)は、JR西日本グループから生まれたデジタルコンサルティング企業として、新たな風を吹き込むべく挑戦を続けています。その一環でD&I(ダイバーシティ アンド インクルージョン)を推進し、社員が最大限の能力を発揮できる環境作りに取り組んでいます。今回は、私たちの独自のアプローチとその取り組みを紹介します。
D&I推進で一人ひとりにやさしく便利で豊かなくらし
JR西日本グループでは「長期ビジョン2032」の4つのビジョンの中で、「一人ひとりにやさしく便利で豊かなくらし」を実現させることを掲げています。そのビジョンを達成するため、トレイルブレイザーでは多様な背景を持ったお客様やステークホルダーのニーズに応えられるよう、D&Iを推進しています。
D&Iとはダイバーシティ(DIVERSITY:多様性)とインクルージョン(INCLUSION:包摂)を合わせた言葉です。D&Iを推進するとは、性別や学歴・人種などの属性やバックグラウンドに関係なく一人ひとりが能力を最大限発揮できるような環境をともに作っていくことといえます。
例えば、LGBTQなどと呼ばれる性的マイノリティの方は、国内に約9.7%いるといわれています。(出典:「LGBTQ+調査2023」)
また、何らかの障がいのある方は国内に約9.2%いるといわれています。(出典:「令和6年版 障害者白書」)D&Iを推進することでこういった社会的マイノリティと呼ばれる方たちが置かれた状況を理解し、一人ひとりに寄り添ったサービスを展開することで、より多くのお客様のより良い未来を創ることにつながると考えています。
カルチャーフィット&カルチャーアッドで組織のキャパシティを拡大させる
トレイルブレイザーではD&Iの考え方を深化させるため、これまでにD&Iコンサルタントによる研修を実施してきました。経営陣や管理職も含めた全社員を対象として、社内におけるD&I推進の共通認識と共通言語を作っていくことを目的としています。
D&Iを推進する中でトレイルブレイザーが大切にしているのが、カルチャーフィット&カルチャーアッドという考え方です。カルチャーフィットとは、組織が重視する行動様式に合わせて成果を出している状態のことです。一見すると成果が出ているので問題ないようにも思えますが、カルチャーフィットだけに着目すると似たような人ばかりが集まり組織のキャパシティ(集合的知性)が小さくなりがちです。
そこでカルチャーフィットに加えて、組織に新しい視点や価値観をもたらしてくれる人を巻き込んでいくこと(カルチャーアッド)が、組織のキャパシティを広げ、より多様なサービスを展開するうえで重要になります。
例えば、とある職種の募集では、応募者が男性である場合が多いとします。これを「希望する女性が少ないのだから仕方がない」と考えるのではなく、「女性がその職種に応募しにくい障壁が自社にあるのではないか」と考えることが重要です。障壁に気づくことができれば、自分たちで改善を行い、属性に左右されない環境を整えることができます。
その結果、女性の応募が増えることになれば、新たな視点でサービスを提供することができ、組織としてのキャパシティが広がるのです。
組織におけるD&I推進は、それ自体はもとより、組織としてのキャパシティを広げ、組織が掲げるミッションを実現していくためにとても重要なことだと考えています。
一人ひとりがD&Iの推進者──トレイルブレイザーの取り組み
トレイルブレイザーでは2024年7月から、新たに入社した社員のオンボーディングにD&I研修を取り入れています。カルチャーフィット&カルチャーアッドといったD&I推進における考え方を共有し、ディスカッション形式で意見を出し合います。
採用のプロセスが能力に関係しない特定の属性を排除するものになっていないか、社内規程がD&Iを推進するうえで障壁となっていないか、など、D&Iの視点から見たときに既存の仕組みを見直しもっと良いものにしていくためには、何ができるか様々な意見が出されています。
ディスカッションの中で出された意見の中には、すでに取り入れられたアイデアもあります。例えば、採用の求人票です。これまでの求人票は、日本人の採用を前提としており、外国人の就職希望者にとってはわかりにくいものでした。
そこでディスカッションでの意見を採用し、外国人の就職希望者にもわかりやすいよう、働くうえで必要な日本語能力について、日本語能力検定の認定レベルを具体的に記載することにしました。小さなことではありますが、一人ひとりがD&Iの推進者として常に考え、行動に移していくことが大切だと考えています。
D&I推進で、誰もが輝けるトレイルブレイザーをめざして
D&Iを推進していくうえで大切なことは、組織の中でマイノリティが直面する具体的な障壁を理解し、解消することです。トレイルブレイザーでは、毎月D&Iコンサルタントを交えたフィードバック会議を行い、D&I推進についての取り組みをアップデートしていきます。
現在検討していることとしては、D&I推進の視点を取り入れた社内規程の変更や教育の実施です。例えば、結婚した夫婦だけが対象になっている慶弔見舞金などの制度を内縁関係のカップルや同性のカップルにも広げたり、障がいのある方が力を発揮できる環境を整えたりしていきたいと考えています。
D&I推進というと、何か特別なことをやっているように聞こえることもありますが、トレイルブレイザーではあえて特別視はせず、1つの経営課題と捉えています。属性が違うからという理由で排除されてしまうことがなくなり、一人ひとりが能力を最大限発揮できるようになることで、組織としてのキャパシティが広がれば、結果的に多くの人のくらしを豊かにするというトレイルブレイザーのミッションの実現につながる。そんな未来をD&I推進でめざしています。
終わりに
トレイルブレイザーでは、D&I推進を通じて、多様な価値観を尊重し、全社員が輝ける環境を整え、より豊かな未来を創ることをめざしています。私たちの取り組みに共感し、カルチャーフィット&カルチャーアッドしたいという方は、ぜひホームページから求人サイトをご確認ください。お待ちしております!
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
