データの力でJR西日本グループの未来を描く
現在、私はTRAILBLAZERのデータコンサルティング事業部で担当課長として働いています。JR西日本グループの事業成長をデータ活用によって推進することが私たちのミッションです。
日々の業務は多岐にわたりますが、いくつかのプロジェクトをデータ分析領域のマネージャーとして推進しながら、組織運営や人材育成、採用活動など、組織の成長に必要な業務を幅広く担当しています。
とくに力を入れているのが、JR西日本が提供する「WESTERアプリ」の利用拡大に向けたデータ分析の推進です。お客さまがWESTERというサービスに何を求めているのか、アプリに足りないものは何なのか。プロジェクトチームの皆さんと日々試行錯誤を重ねています。アプリのログデータを見ることで機能の利用状況や改善が必要な導線がどこにありそうか見えてきますが、それだけではお客様の本当の声を捉えきれません。そのため、ユーザーアンケートや市場調査なども組み合わせながら、多角的な分析を心がけています。
また最近は、TRAILBLAZERの組織成長に伴い、データ分析環境の整備やデータガバナンスの強化も重要な課題となっています。さまざまな業界から集まった優秀なデータサイエンティストたちが、正しく、効率的に、そして高いモチベーションを持ってデータ分析できる環境やルール作りが求められており、検討が進んでいます。
マネージャーの役割は「チームが成果を出すためにできることは何でもやる」だと思っています。自分のアクションや意思決定が最終的にチームの成果に結び付くのか、ということは常に自問するようにしています。また、急速な生成AIの普及によってハードスキルのコモディティ化が進む昨今の環境において、チームが結束して成果を上げていくためにはお互いに「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる人間性を磨くことの重要性が高まってきていると感じていて、私個人としても大事にしている点です。
日々変化する環境の中で、TRAILBLAZERという会社の組織づくりとJR西日本グループの事業変革の推進を同時に行うというチャレンジをさせてもらっており、充実した日々を送っています。
幅広い経験を積み重ねて - SIerからデータ活用の世界へ
私のキャリアは、大手SIerからスタートしました。大規模なスマートフォンアプリの開発プロジェクトに携わり、開発業務だけでなく、アジャイル開発のプロセス研究やUX/UIデザインチームの立ち上げなど、幅広い経験を積むことができました。また、インドや香港のグループ会社への長期出張の機会もあり、海外拠点での開発チーム作りにも関わらせていただきました。
大学院の修士課程まで機械学習の応用研究をしていた経験を活かし、アプリに組み込む機械学習モデルの構築やMLOpsの構築業務にも携わっていました。1社目で開発周りの経験を一通り積んだのち、よりビジネススキルを磨きながらデータ活用の専門性を高めたいと考え、データ活用のコンサルティング事業を展開するスタートアップ企業にデータサイエンティストとして転職しました。
2社目では、マーケティング分析のプロジェクトを数多く経験させていただきました。SIer出身でシステム開発の経験があるという強みを活かし、データ基盤導入・構築のプロジェクトのリードも担当しました。クライアントが大手企業中心だったため、大手企業の中でのデータ活用推進の経験を多く積むことができました。その後、マネージャー職に挑戦する機会をいただき、データ分析のプレイヤーから(プレイング)マネージャーへと役割が変わりました。データ分析チームの責任者としてプロジェクトリード、採用活動、組織運営、そしてコンサルティング営業まで幅広く経験を積むことができました。
私のキャリアにおいてとくに印象に残っているのは、1社目での商用スマホアプリ開発の経験です。MAU数百万人規模のアプリの開発・運用に携わり、ユーザー数が多い商用サービスの開発の厳しさと社会的インパクトの大きさを実感しました。ちょっとしたシステム障害が引き起こす影響範囲の大きさを目の当たりにし、ユーザー数が多い大規模なサービス開発において何に気を付けなければいけないかを痛感しました。
2社目でのマネージャー経験も、私のキャリアの大きな転換点となりました。創業間もないスタートアップ企業で、キャリア採用のみで構成されたデータサイエンティストをフルリモート環境でまとめていく必要があり、マネジメントの難しさと楽しさを体験しました。会社の成長に伴うさまざまな組織課題をマネージャーの立場で経験できたことは幸運で、現在まだ創業期であるTRAILBLAZERにも通ずる点が数多くあり、大いに経験が活きています。
前職までの経験を通じて、大規模商用サービスの開発運用、マーケティング分析、大手企業でのデータ活用推進、そしてデータ分析チームのマネジメントと、ビジネスにおけるデータ活用に必要な知見を幅広く身につけることができました。ネクストキャリアとして、これらの経験を最大限に活かせるフィールドを探していた時に、TRAILBLAZERと出会うことになります。
入社後の成長と挑戦 〜事業へのコミットメントと新たな可能性〜
入社してすぐに、インバウンド客の取り込み戦略のデータ分析を担当することになりました。JR西日本管内のどのエリアにどの国の方が多く来ているのか、どれくらい消費活動をしているのかを分析し、JR西日本グループとしてどのような顧客を優先ターゲットとすべきかをまとめていきました。
その分析結果をJR西日本の経営戦略に取り込んでいただき、大きなやりがいを感じました。前職まではSIerやコンサル企業側の人間として事業会社の外から支援する立場でしたが、今はJR西日本グループの一員として、自社グループの事業をどう伸ばしていくか、どう良くしていくかを自分事として考えられるようになっています。
入社して良かったと感じることの一つとして、施策を実行する際の打ち手の選択肢の多さがあります。デジタルマーケティングだけでなく、駅や電車へのOOH広告など、オフラインでの顧客接点も活用できることは、JR西日本グループならではの強みだと実感しています。
もちろん、課題もあります。急速な人員拡大に伴い、プロジェクトや組織内でのコミュニケーション設計には苦心しています。とくにリモート環境下での多人数での情報連携については、まだまだスムーズとは言えず、日々試行錯誤を重ねている状況です。
これまでの自身のキャリアで培ってきた経験は、さまざまな場面で活きていると感じています。今まで培ってきた経験のすべてを使い、TRAILBLAZERという会社を良くしていきたいです。
TRAILBLAZERに入社後、自身のキャリアに対する考え方が大きく変化してきました。「自分が」という視点から、「どうしたら会社がよりよくなっていくか」という思考へと比重が移り、事業成果へのコミットメントがより強くなってきていると感じています。MVVに共感してTRAILBLAZERに集まってきた、同じ志を持つ仲間に囲まれた今の環境がそうさせたのかもしれません。
組織の成長と共に歩む、データ活用のプロフェッショナルとして
今後の目標として、まず組織づくりに力を入れていきたいと考えています。現在、TRAILBLAZERでは大規模な採用を継続して行っているため、その規模拡大に耐えうる強固な組織基盤の構築が急務となっています。多くのデータ活用のプロフェッショナルが集まり、それぞれの力を最大限に発揮できる環境づくりを通じて、JR西日本グループ全体のデータ活用をさらに推進していきたいと思います。
私自身のキャリアについても、データ活用のプロフェッショナルとしての技術力向上は継続しつつ、チーム全体での成果創出を重視したマネジメント人材へと成長していきたいと考えています。
TRAILBLAZERの大きな特徴は、JR西日本グループという安定した基盤を持ちながら、まだ創業期ならではのベンチャー的な社風を併せ持っている点です。多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと働く中で、日々新しい発見や学びがあります。また、自分の提案や成果が周囲に大きな影響を与えていく手応えを感じられる機会も豊富にあります。言い換えると、自分の役割を過度に自分で線引きせず、手を挙げて越境するマインドが求められるとも言えます。
今、私たちは、顧客目線に立ってサービス改善を提案できる仲間を求めています。データ分析のスキルはもちろん重要ですが、それ以上に事業への深い理解と、お客さまの視点に立ってサービスを向上させようとする姿勢を持った方に来ていただきたいと思います。技術系人材であっても、ビジネス成果を追求する意識は高く持って欲しいと思っています。
また、私たちは常にチームで仕事をしています。個人の成果だけでなく、チーム全体のアウトプット最大化を意識して行動できる方との出会いを楽しみにしています。そして何より、私たちの掲げるMission、Vision、Valueへの共感を持って一緒に働ける仲間との出会いを心待ちにしています。
