誰かをワクワクさせる記事を届けるために。大切なのは「心から仕事を楽しむこと」
「人生一度きりなら、いろんなことを経験したい。やってみないことには、楽しいかつまらないかなんてわからないから。挫折も経験してきましたが、それらを失敗だったと後悔したことは一度もありません。今後もチャレンジ精神と学ぶことを忘れずに、自分の中の青春を謳歌し続けたい」
そうして、狩猟免許や船舶免許といった資格を取り、アウトドアからインドアまで好きなことや興味をもったことにチャレンジを続けている東。幼少のころはそうした性格ではなく、ある出来事をきっかけに変わったと話します。
「自分が知らない世界を教えてくれる親友と、大学時代に出会いました。それまでは、周囲にただ同調しているだけで自分というものがまったくなくて。親友と出会ってから、映画や音楽、美術、国内・海外への一人旅……と、興味の対象が一気に広がっていき、物事を広く、ディープに知ることで見える景色が一変しました。遅ればせながら、このとき初めて自我が芽生えたと言っても過言ではないと思います」
アートやサブカルチャーの魅力を知った東は、好きなものをとことん追求。大学時代に法律や裁判への興味が芽生えてロースクールへ進学した後も多方面で感性を磨き、自らも表現活動を行うようになります。
「当時、すでにブログやツイッターなどSNSが流行っていましたが、自分も学びから得た考えをアウトプットする目的でブログを始めました。遊びで始めたつもりが、数年後には年間で200万PVを超えるまで見てもらえて。文章で情報を伝えるおもしろさに惹かれ、もっと誰かをワクワクさせるような記事をつくりたいと考えるようになりました」
そうした想いを抱き、2013年に出版社に就職。ファッション誌を経て、アウトドア情報誌の編集に携わるようになります。
「ルアーフィッシングの雑誌編集だったんですが、楽しそうに釣りをする人を取材していると自分もやってみたくなるんです。そして、実際に経験するとプロフェッショナルとの圧倒的な実力の差、スポーツとしての釣りのおもしろさや難しさがわかり、魅力を伝えたいという気持ちがますます高まっていきました。自分が楽しまないと、良い記事はつくれない──そのことを学び取り、仕事を自分の趣味のようにして追求していきました」
質の高い記事をつくるため、楽しみながら仕事と向き合い続けた東は、やがてディレクターに昇進します。
「ディレクターとしてチームに伝えていたことは、取材対象者に伴走することの大切さです。誰かをワクワクさせる情報を届けるには、その人自身の価値や、その人がつくったものの価値を徹底的に理解しなければなりません。自分が心から良いと感じることができなければ、世の中にインパクトを与えるような情報は発信できないと考えています」
地元長崎へUターン移住。フリーランスになり改めて考えたチームでの働き方
出版社で順調にキャリアを築いてきた東でしたが、2020年にある転機を迎えます。
「新型コロナウイルス感染症の発生により世界恐慌が起きる中、明日はわが身という不安に押し潰されながら往復約2時間以上かけて毎日出勤することに疑問が芽生え始めて……。実家の様子が気になっていたということもあり、地元である長崎にUターン移住することを決めました。そして、移住先を探していたところ、偶然にも町おこしに取り組んでいる組織の代表者と出会い、Webサイトの編集者をやってほしいというお話をいただいたんです。もともと地方の活性化に興味があり、新しいことに挑戦してみたいと思っていたタイミングだったので、チャンスだと思い参画することにしました」
こうして、東は2021年に独立しフリーランスでの活動を開始。編集者として新たな経験を重ねていきます。
「農家の方や地場産業で働く方などに取材を行って記事にしていくのですが、これまで一業界の取材・編集を専門的にやってきた自分にとって、未知の世界を見させてもらえることがとにかく新鮮で。編集者という立場でなければ出会えない多様な業界のプロの方々に、現場で直接話を聞けることに醍醐味を感じました」
地域の人に寄り添い、丁寧に情報発信を続けた東は、やがてWebサイトの編集長に就任。フリーランスとして働く経験を通じて、新たな気づきを得たと言います。
「人口減少の一途を辿る地方を活性化させるという大きなビジョンは、決して一人の力で実現できるものではなく、多様な分野で活動されてる人たちが一丸となって力を合わせる必要があります。
これまでは、自分のスキルをどう伸ばしていくか、どう居場所をつくるかということだけを考えていましたが、それだと限界があると気づいたんです。全体のパフォーマンスを上げるために、チームの中で自分がどう立ち回れば良いか、己の能力をどう活かすべきかを学び直す必要があると考えるようになりました」
フリーランスとして地域活性化に取り組みながら、あらためて組織に入って働くことも視野に入れ、模索し始めた東。そんなときに出会ったのがPR Tableでした。
「地方に根を張ってひたむきにものづくりを続けている人の記事をストックしていき、いつか“町の選手名鑑”のようなWebサイトをつくりたい──そんな構想を抱いていました。そんなとき、多様な業界の現場で働く社員にフォーカスしたストーリーを発信して蓄積しているtalentbookを初めて閲覧し、趣旨がまったく一緒だと思ったんです。この会社なら自分がめざす方向に向かって進んでいけると確信しました」
自身の志と重なるPR Tableのビジョン。地方からも笑顔を広げていけるように
2023年3月、東はディレクターとしてPR Tableで新たなスタートを切りました。“ここで働きたい”と強く思ったのは、チームメンバーとの面談も大きかったと言います。
「自分がフリーランスとして携わっている地域活性化のための取り組みを、“大切にしてほしい”と言ってもらえたんです。この時、自分がチームの一員として活動することと、個人的にやりたいことの両方を実現できるんだと、背中を押してもらいました。大学時代の親友との出会いもそうでしたが、チャンスや縁が巡ってきた時に大切にしているのは、勇気をもって自分から一歩を踏み出すということ。フルリモートで副業も可能なPR Tableで、自分の力を発揮できるチャンスという波に乗ってみたいと思いました」
東が地方の活性化に向けて描くビジョンと、PR Tableが掲げるビジョンが一致していたことも、入社の決め手となりました。
「実際に地方で暮らしてみて町の様子を肌で感じるたびに、なんとかしてこの地に元気を取り戻したいという気持ちが強くなっていきました。地方には魅力的な人がたくさんいるということをアピールし、町を活気づけることで笑顔を広げていきたい。
その想いは、PR Tableの『働く人の笑顔が“連鎖する”世界をつくる』というビジョンと重なるものだと感じました。フリーランスとしての活動を続けながら、一緒にビジョンを現実のものにしていきたいです」
PR Tableと共にビジョンを追求する東は、現在ディレクターとしてtalentbookに掲載される記事の編集を担当しています。
「業務においていつも心がけているのは、企業に寄り添い、それぞれのカラーが表れるような記事へと編集すること。多種多様な業界で働く方々のストーリーには、気づきや学びがたくさんあります。
より伝わりやすく質の高い記事に仕上げて、世の中に発信するための支援をするのが自分の役割。一つひとつの記事は点に見えるけれど、点同士がやがて線としてつながり、新しい出会いがどんどん広がっていき、世界が拓けていく。そのプロセスに携われることにやりがいを感じます」
枠にとらわれず自分の可能性を追求。笑顔が生まれるきっかけづくりをめざして
フリーランスと、組織。その二軸で働くことは、双方にメリットがあると東は言います。
「フリーランスの活動で得た新たな気づきを組織に還元し、組織で学んだことをまたフリーランスに活かしていく。そういう好循環が生まれていますし、地方と都市部をつなぐことができるという展望も見えてきました。
たとえば地方で出会った企業の魅力をtalentbookで発信するための橋渡しをするなど、これからやってみたいことがたくさんあります。記事の編集にとどまらず、ゆくゆくは新しい企画の立案にも携わっていきたいです」
東が自分の想いを率直に発言することができるのは、PR Tableの社風によるところが大きいと語ります。
「社歴が浅い自分でも、疑問に思ったことや改善したほうが良いと思ったことを遠慮なく話せるような、チームのあたたかい雰囲気に助けられています。そして、発言をしっかりと受け止めてくれるので、いつでも自分らしくいられる。フルリモートであってもコミュニケーションが取りやすく、チームで一つの目標に向かっているという実感があります」
チームの一員として働くことに充実感が得られていると話す東。約10年にわたり編集者として培ってきた経験を活かしながら、思い描く未来に向かってさらに変化を続けます。
「大学生のときに親友との出会いを通じて人生が変わった経験から、人を変えるのは人だという想いがあります。
talentbookの記事を編集していて改めて思うのは、どんな物事も起点となるのは“人”だということ。“人”の言葉で物語を紡ぐtalentbookを通じて、企業と個人がつながったり、新たなアクションに発展したり。笑顔が生まれるきっかけをつくるために、もっと自分にできることがあると考えています。
ディレクターやコンテンツエディターという役割にこだわることなく、自分自身の可能性をさらに広げてtalentbookと共に成長していきたい。常にアンテナを高く張り、会社や社会にどう貢献できるかを追求し続けていきたいです」
※ 記載内容は2023年10月現在のものです
