物流センターの運営管理から新規開拓営業まで、実直に取り組む日々
営業第一部の東松山物流センターで働く長澤は、物流センターの運営や法人営業、新人教育を担当している。
「東松山物流センターでは、大手自動車部品メーカーを主な取引先とし、現在は25社ほどのお客様を担当しています。鈴与の社員である所長と新入社員、そして私を含めた3名は、ここで物流センター全体の運営管理に携わっています」
約100名のスタッフが働く東松山物流センターの現場について、長澤は次のように説明する。
「現場のオペレーションは、グループ会社と協力して運営しています。現場スタッフごとに担当する作業を割り振り、習熟度を上げることで業務の効率化を図っています」
長澤の主なミッションは収支管理と現場管理だ。
「具体的には、年間の事業計画をもとに、月単位の目標を設定。目標達成に向け、原価低減のための改善活動や、売上向上につながる新規案件獲得のための活動を行います。現在の年間売上はおよそ10億円です。
毎月、目標の達成度をレビューし、目標が未達成となってしまった項目があれば、必要なアクションを現場や営業と話し合い、翌月に実行していくサイクルを続けています。実効性のある改善を、現場と一体になって進めていくことを大切にしています」
現在、長澤は新しい物流センターの稼働に向け、新規顧客開拓に営業部隊と連携して取り組んでいる。
「私は顧客に対して、当社の物流サービスのメリットや、作業品質などをご紹介しています。今後は現行の第一物流センターから少し離れた場所に、第二物流センターが新たに開設され、全体で1.6倍の規模となります。そこが稼働した際には、両方の管理を私が担当することになります」
法人営業では、前部署で培ってきた知識と経験が活きていると話す長澤。
「新規顧客への提案で多いのは在庫管理についてです。汎用性のあるメニューに加え、顧客専用メニューの開発が可能で、お客様の多様なニーズに対応できる点が強みです。
これまで細かい在庫管理ができていなかったお客様に対して、当社のWMS(在庫管理システム)を使用した高精度の在庫管理およびその可視化を提案しています。システムに関しては、前部署で現場よりの仕事をしていたこともあり、そこで培った知識と経験が今に活きていると感じています」
強豪校でサッカーに打ち込んだ学生時代。培ったコミュニケーション力が仕事にも活きる
長澤の学生時代は、サッカーに打ち込んだ日々だった。5歳からサッカーを始め、高校では強豪校のサッカー部で活躍。3年生の時には部長を務め、全国高校サッカー選手権大会準優勝という成績を収めた。
「サッカー部には150人以上の部員がいましたが、ベンチ入りできるのは20人程度です。そのため試合に出られない部員とコミュニケーションを取る時は、相手の気持ちを考えながら接することを心がけていました。
私自身もベンチ入りできない時期があって、悔しさはよくわかります。友達や先輩の一人として話すことを意識したことで、相手の本当の気持ちがわかったり、話し合いを円滑に進めたりすることができました」
大学進学後もプロをめざしてサッカー部に所属していた長澤。良い雰囲気づくりのために意識していたことがあったと言う。
「人に何かを要求する時は、まず自分ができていないとダメだと思いました。そのため、技術力に関係なく誰でもやればできるようなこと、たとえば『全力で走る』、『戦い抜く』などを自分が一番やった上で、チームメンバーに要求したり、提案したりすることを意識しました。それによって、メンバーからよいフィードバックが得られましたね」
長澤が鈴与を知ったきっかけは、鈴与がJリーグのプロサッカーチーム「清水エスパルス」のスポンサーだったからだ。入社の決め手についてこう話す。
「鈴与は静岡に本社があり、地域に愛されている企業でありながら、全国にも事業を展開しています。さらに国内に限らず海外まで拡大させており、ここならいろんなことにチャレンジできるのではないかと思いまして。そこに可能性を感じたことが入社の決め手となりました」
入社後、長澤は第二DC事業部の新静岡物流センターに配属された。ここでは物流の基礎から現場のマネジメントまで、幅広い学びを得た。
「第二DC事業部では、スポーツ用品や日用雑貨、食品などを主に扱う、全国配送型のDC事業を行っています。そこで私は、入出荷の予測や人員配置といった現場のオペレーションマネジメントから、最終的には収支管理までを担当しました。
約150名の作業スタッフが働く現場で、時には自分自身も実作業に入り、その経験から得た気づきをもとに、後に改善提案も行いました」
多くの気づきを得る中で、長澤が提案したのはペーパーレス化である。
「紙の帳票で作業をしていたのですが、業務の効率化を図るためにペーパーレス化できないかと上司に相談しました。そこからシステム化に向けて、協力会社と何度も打ち合わせを重ね、現場の方ともすり合わせを行いながら、一つひとつ懸念点を払拭していきました。
半年近くかかりましたが、形になった時は非常に嬉しかったですね。業務の効率化にも貢献できたと実感しています」
お客様の資産を扱う物流の醍醐味とは──やりがいとともに芽生えた仕事に対する責任感
長澤がもっとも印象に残っている出来事は、担当顧客の年に一度のモデルチェンジに伴う大規模な出荷作業だと話す。
「私が担当しているお客様は、取り扱い製品のモデルチェンジが年に1回ありまして。その際に特定の日時に各納品先に一斉出荷する必要がありました。もちろん1日で完結できる作業量ではなく、通常の出荷作業と並行しながら、事前に綿密な計画を立てて進めていきました」
現場スタッフとも連携しながら、計画的に実践していったことが功を奏した。
「計画にもとづいて作業を進めた結果、発売日にすべての新商品を滞りなく出荷することができました。皆さんに協力してもらいながら、一切の問題もなく成し遂げることができた時は、『やっていて良かったな』と思えた瞬間でした」
また、この成功体験が仕事へのやりがいにもつながっている。
「物流の仕事は、自分たちでコントロールできる部分とできない部分があります。入荷量や出荷オーダーなど、コントロールできない要素がある中で、予測を立てて計画的に業務を遂行していく。その結果、問題なく円滑に進めることができた時にやりがいを感じますね」
やりがいを感じる一方で、長澤は責任感も覚えていると言う。
「物流センターに入ってくる貨物は、預けてくださっているお客様にとって大切な資産です。商品の発売スケジュールや加工方法などの細かなご要望を伺いながら、最適なオペレーションを考え、実行することで、お客様のビジネスに貢献できていると実感しています。大きなやりがいであると同時に、その分、期待に応えなければいけないという責任感も大きく、身の引き締まる思いがします」
裁量を持って働ける環境が魅力──仕事においてもベストパフォーマンスで挑み続ける
入社して4年。同僚や現場スタッフとのチームワークやお客様とのコミュニケーションを通して、着実に経験を重ねてきた長澤は、鈴与で働く魅力について次のように語る。
「全国各地の弊社物流センターをご利用いただいているお客様も多く、鈴与の影響力を感じています。当社には海外拠点もあることから、本当に幅広く活躍できる環境があることが大きな魅力ではないかと思います」
また、サッカーと物流の仕事は通ずるものがあると話す長澤。
「物流センターでの作業や経営というのは、チームの中でそれぞれの役割をベストパフォーマンスでこなしていくことが大事だと思います。その点はサッカーと通ずるものがあるのではないかと思います」
たとえば長澤が所属する営業第一部では、チームプレーが重要となる共通の価値観を持っていると言う。
「『健康と家族を大事に』という意識を部署全体で共有しています。個人の健康と家族の健康があってこそ仕事が成り立つ。仕事の代わりはいても、健康と家族に代わるものはない──そんな考えのもと、年齢・役職を問わず気軽にコミュニケーションを取り合うなど、チームプレーを非常に重視しています」
新卒で入社し、4年目の今、自身の変化を感じながら、今後の展望についても想いを巡らせている。
「現場力の向上が会社の収益向上に直結すると考え、以前の部署では現場に注力しながら知識や経験を身につけてきました。今の部署に異動してきて半年、今後は今まで培った経験を活かして水平展開することはもちろん、収支管理など物流センターの“経営面”にも、より携わっていくことが目標ですね。そこがプラスアルファで求められていると感じますし、この経験は、どの事業でも活きてくると感じています」
この「経営」という言葉の裏には、働いているスタッフに対する熱い想いがあった。
「物流センターは、現場で働いてくださっている方々のおかげで成り立っています。経営という視点では、もちろん売上や利益を上げていくことも大切ですが、現場で働く100名以上の方々の雇用を守っていくという責任感も意識するようになりました。彼ら、彼女らと良好な関係を築きながら、経営側としての役割を果たしていきたいと思っています」
長澤の愚直に前向きに取り組む姿勢は、現場で共に働く仲間からも評価が高い。そんな長澤から、最後に入社を考えている人たちへメッセージを贈る。
「鈴与は幅広く物流事業を展開しており、しかもジョブローテーションで実際にいろいろな物流サービスに携わることができるので、さまざまなことに挑戦してみたい方にはベストな環境なのではないでしょうか。若手社員の育成にも力を入れていますし、仕事を任せるスピードも早いですから、成長できる環境で自分のやりたいことに挑戦してほしいですね」
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
