決済サービスを提案する営業チームのリーダーとして、40人のメンバーを率いる
──まずは所属部署の概要と、その中で担当している業務について教えてください。
マーチャントビジネスI部は、東京・大阪合わせて約60人、東京だけでも40人ほどが所属するチームです。私は数あるKPIの中の一つでリーダーを務めながら、主に飲食店とサービス業の大手加盟店さま向けに、決済プラットフォーム「stera」を中心としたアクワイアリング・マーチャントビジネス(決済サービスや端末の設置)を提案しています。
具体的には、担当する約15社のお客さまに向けて、新しい端末への置き換えや省人化のためのセルフ端末導入などを提案し、時には1~2年をかけて端末の安定稼働に向けた運用整備に取り組んでいます。また、リーダーとしては、売上や導入社数などチームの目標数字を上げていくために、全社横断的にKPI達成に取り組むスクアッドにも参加しています。
チームには20代の若手メンバーが多く、情報交換が盛んで活気ある雰囲気です。
──仕事をする上で大切にしていることはなんですか?
営業として、大切にしていることが2つあります。1つめは数字へのこだわりで、目標として立てた数字を期限までにしっかり達成できるように、日々の仕事に取り組んでいます。
2つめは対人関係です。営業という仕事は1人で完結できるものではなく、システム開発部門や事務を担当してくれる方など、さまざまな部署との連携が不可欠です。多くの人の協力を得られるように、日頃から丁寧な対応を心がけています。
もちろんお客さまに対しても、「案内する内容に間違いがないか」「メールの文面に失礼はないか」などの確認を徹底しています。そうした小さな積み重ねから信頼が生まれ、その後の良好な関係につながると思っています。
カード決済市場に大きな可能性を感じ、SMCCへ。苦い経験もしながら営業として成長
──三井住友カードに入社した経緯と、入社後のキャリアを教えてください。
私は学生時代から海外旅行が好きで、留学も経験しました。初めて海外に行く時に自分のクレジットカードをつくったのですが、まだまだ現金派が多かった日本と比べ、カード決済が主流の国はとても便利だなと感じていました。
そんなきっかけからカード会社に興味を持ち、就職活動で三井住友カードの説明会に行くと、当時の日本のカード普及率は20%ほどだと聞きました。逆に言えば、今後どんどん成長する市場であり、大きな可能性を秘めている業界にチャレンジしようと入社を決めました。
2018年に入社すると、最初はコールセンター業務を担当しました。個人カードの会員さまからのお問い合わせを受け、住所変更や解約などの手続きを進める業務です。そこで2年ほど経験を積み、3年目に現在の営業部門への異動を希望しました。もともと人と話すのが好きで、法人営業として企業間の大きな取引に携わってみたいと思ったのです。
──法人営業を担当してから、印象的なエピソードはありますか?
全国に多くのホテルを展開する企業さまで、「stera」の決済端末を一斉に置き換える案件を担当した時のことです。手始めに大阪のホテルで置き換えを実施した初日に、私の知識不足や確認漏れが原因で、決済できないトラブルが発生してしまいました。
急いで現場に駆けつけて対応し、なんとか不具合を解消できたのですが、お客さまにご迷惑をおかけしてしまった苦い思い出です。その後京都、東京……と全国十数カ所で導入したのですが、最初の失敗から学び、エラーなく無事置き換えることができました。導入まで、お客さま先の事務所に何時間もこもって打ち合わせをし、関係性をしっかり構築できたことも印象に残っています。
──2023年には産休・育休を取得していますが、その前にはどんな準備を進めたのでしょうか?
もともと私は大阪本社にいたのですが、産休に入る1カ月ほど前に東京に異動することになっていました。大阪では私の体調を考慮してくださり、後任の方に約3カ月かけて少しずつ業務を引き継ぐことができました。また、東京本社に異動後は、担当企業を持たなくてもできる仕事にアサインしてもらい、産休に入るまでの1カ月は柔軟にいろいろな業務に取り組むことができました。
大阪の営業部には、産休・育休を経験した社員が何人もいたので、私がお休みに入ることも当たり前のように受け入れてくれたのがありがたかったですね。気を遣われすぎることもなく、フランクな雰囲気で送り出してもらいました。
不安の中での仕事復帰。周りを上手に頼りながら、自分なりの仕事スタイルを模索
──産休・育休を経験した前後で、気持ちや仕事のやり方に変化はありましたか?
産休に入る前は、仕事に復帰できるイメージが持てず、不安しかありませんでした。これまでのような働き方は絶対にできないし、子育てをしながら営業の第一線で活躍している先輩はスーパーマンだと思っていました。
また、育休を取った1年間で当社の商材が増えたり、CCCグループと業務提携して、CCCのポイントサービスTポイントが、Vポイントに統合されたりと、状況が目まぐるしく変わりました。そのため、仕事復帰後は商品について覚え直すことが多く苦労しました。
以前は、「体力には自信があるし、自分さえ頑張れば時間がかかってもなんとかなる」と考えていたのですが、子どもがいるとどうしても働く時間に制限が出てきます。さらに、子どもは日々成長していくので、「この前まではこのやり方でうまくいったのに、今日はダメだった」というケースも多いのです。
そのため、周りの人を上手に頼りながら、「どうすれば効率良く動けるか」を常に考えて自分の仕事のスタイルを模索しています。まだ手探り状態ではありますが、不安はだいぶ薄まり、日を追うごとに「なんとかなる!」と思えてきました。
──現在の仕事のやりがいを教えてください。
育休から復帰すると、チームにたくさんの若手社員がいて、後輩の指導役を任せてもらうようになりました。お客さまだけでなく後輩とも向き合うようになって、自分の仕事のやり方やコミュニケーション方法についてあらためて考え直す機会をもらったように思います。そして、今は後輩の成長を見ることが大きなやりがいとなっています。
後輩を指導する上では、ただ優しいだけでは誰のためにもならないので、言うべきところはしっかり指摘するように意識しています。本人が自分の弱点に気づき、そこをどう直せばいいかという課題感を持って仕事に取り組んでほしいのです。
また、私から答えを一方的に教えるのではなく、後輩自身がどう進めたいのかを聞き、それをベースに「お客さまにとって何がベストか」を一緒に考え、いい方向へ導けるように心がけています。
努力する人を応援する風土があり、「子どもがいてもバリバリ働き続けたい」が叶う会社
──仕事と育児を両立するために、大事にしていることはありますか?
まずは家族の支えなしには両立はできないので、夫に感謝しながら家庭内が平和で仲良くいられることを大事にしています。また、時間の使い方を工夫し、使える制度をフル活用しています。とくにありがたいのは、フレックスと時間休制度ですね。子どもを病院に連れて行く時など、1時間単位で仕事を抜けられるのはとても便利ですし、出社前や夜の家事を終えた後に30分でもパソコンを使えると仕事が捗ります。
一方、家でも仕事ができると、母親モードと仕事モードのスイッチの切り替えが難しく、後輩と話す時、つい赤ちゃん言葉が出てしまうこともあります(笑)。でも、そうしたことも笑い合える仲間に恵まれているので、切り替えが難しいことすら楽しめています。
──今後の展望について聞かせてください。
短期的な目標としては、現在端末導入の案件を複数担当しているので、しっかりと形にしたいと考えています。導入を提案してから実際に運用が始まるまで、1~2年かかるケースもあるのですが、営業として確実に成果につなげたいと思います。
中長期的には、チーム全体を俯瞰し、どうすれば組織としてうまく機能するのかを考えられる管理職をめざしたいですね。後輩の育成を担当するようになってから、彼らの成長が自分のこと以上に嬉しく感じるようになりました。そんな喜びを糧に、チーム力を高められる存在になりたいと思います。
──最後に、三井住友カードという会社の魅力を教えてください。
私が入社3年目で「営業がやりたい」と自分の希望を伝え、異動できたように、三井住友カードは社員のやりたいことを叶えてくれる会社だと思います。もちろん、希望を叶えるためには目の前の仕事で成果を出す必要がありますが、努力する人を支え、応援する風土があります。
私は今「子どもがいてもバリバリ働き続けたい」という想いを持っていて、自分の頑張りと周囲の支え、会社のしくみが合わさることでそれも叶えられると思っています。「子育て中の人にこの仕事は難しいかな?」という不要な気遣いもない会社なので、本当に働きやすいと感じます。就職活動中の学生の方には、「自分の仕事に責任を持って取り組めば、希望の道が必ず開かれる会社」だと、自信を持って勧めたいですね。
※ 記載内容は2025年11月時点のものです
