ただの制作会社と思われない、全体像を把握し一歩踏み込んだ対話ができる存在へ
コンサルティング事業部で、制作業務やAIを活用した業務効率化を担当する江川。最近では営業案件をメインで担う機会もある江川だが、幅広い業界のクライアントを担当しながら、制作物を通じてお客様の課題に向き合う日々の中で、どのような想いを抱いているのか。
仕事をする上でとくに意識しているのは、「ただの制作会社だと思われない」ということです。制作物の説明や納品で終わるのではなく、お客様からいただく質問・懸念や不安に対し、責任を持って自分の言葉で丁寧に答えられる状態にしておくこと。これが、私が最も大切にしている姿勢です。
そのためには、案件の全体像をきちんと把握すること、事前準備が重要です。「何を聞かれても答えられる」という準備をしてから、お客様の前に立つ。そうすることで、単に制作物をつくる担当者ではなく、一歩踏み込んで対話できる存在になれると信じています。制作の仕事に誠実に向き合いながら、お客様との関係をより深めていくこと。それが今の私の仕事における根幹にある考え方です。
人への関心が芽生えた損害保険時代、採用を通じた社会貢献への気づき
保険が持つ社会的意義を強く感じ、損害保険会社で代理店営業としてキャリアをスタートした江川だが、採用に携わりたいと考えるようになったきっかけとはなんだったのか。
学生時代は損害保険をテーマにしたゼミに所属しており、保険が持つ社会的な意義を強く感じていました。さらに、身近な家族が事故に遭った際に、担当の方が親身になってご尽力してくださった経験もあり、自分も社会の役に立ちたいと思うようになりました。また、学生時代は接客のアルバイトをしており、お客様とコミュニケーションを取りながら商品を説明することがとても楽しく、社会貢献への思いと営業職への興味から、損害保険会社の代理店営業の道に進むことに決めました。
入社後は毎年30社ほどの代理店を担当し、自動車保険や火災保険、生命保険などの販売推進業務を主に担っていました。新たな代理店を新規開拓したり、研修生と呼ばれる代理店スタッフの採用サポートをしたりと、幅広い業務に関わっていましたね。
転機になったのは、自分が担当していた代理店の研修生の方です。研修生とは、保険会社側に出向して一定の教育・研修を受けた後、元の代理店に戻る代理店のスタッフのことで、私が担当していた研修生が、研修を終えて代理店に戻った後、その代理店の売上げがぐんと伸びたんです。研修生が、既存スタッフ達と一緒になって保険の販売に力を入れている姿を間近で見た時、採用で新しい人が入ることで、企業全体にこれほどの好循環が生まれるのだと純粋に驚きました。その経験から採用という仕事への興味が大きくなっていきました。
しかし大きな組織では社内異動で希望部署に異動するのが難しく、それならばと採用に特化した環境で経験を積むために、採用担当として前職に転職しました。前職では新卒・中途の面接や会社説明会を担当し、インターンシップコンテンツの運営なども行っていました。ただ、採用の仕事に携わるなかで、モヤモヤとしが気持ちが生じるようになりました。例えば「大手が良い」と規模を理由に学生さんに断られてしまう場面がたびたびあり、会社の本当の魅力が伝わっていないもどかしさを感じることが多かったんです。そういった思いが募る中で、採用の在り方そのものを変えたいという気持ちが芽生え、次のキャリアを考えるようになり、SAGに入社しました。
お客様に「素直に聞く」ことで生まれた初受注と、大切な気づき
仕事の意義やその貢献性を重視し、自らの理想を追求し続ける江川だが、SAGに入社後はどのような意義を感じながら業務に邁進してきたのか。
入社後、最初に苦労したのは営業活動でした。お客様の課題を見つけることがなかなかできなくて、先輩方に提案の方向性を修正していただく日々が続きました。さらにお客様に説明しても「なんとなく刺さっていない」と自分でも感じる場面が多く、うまくできない悔しさをずっと抱えていました。そんな中でも、先輩方は何度もロールプレイングに付き合ってくださったり、提案書のブラッシュアップのため一緒に議論してくださったりと、手厚くサポートしてくれました。
そういった積み重ねを経て、あるお客様の案件を引き継ぐことになったんです。その案件では、ご提案のお打ち合わせを4回重ねました。お客様からのフィードバックをもとに提案内容をブラッシュアップし、提案内容そのものにとどまらず「今の採用活動の中でこういったことも伝えてみてはどうでしょう」とプラスアルファの提案も重ねていきました。その結果、ついに初受注することができたんです。それが私にとって大きなターニングポイントになりました。
この経験を通じて気づいたことがあります。それは、「わからないことをお客様に聞くのは恥ずかしいことではない」ということです。コンサルタントという立場上、採用のプロとして企業のことをお客様に聞くのは良くないことなんじゃないか、と最初は思っていました。でも、気になることを素直に聞いてみることで、お客様もご自身の思いや「こうなったらいいな」という希望を素直に話してくださるようになったんです。それを反映させることで、提案が格段に磨かれていきました。
こうして提案を通して関係を深めた後、制作に入った際に、あるお客様から「制作は営業と同じ方が担当してくださるんですか?」と聞いていただいたことがありました。「私がやります」とお答えしたとき、本当に安心してくださっているのが伝わってきて、その瞬間はとても嬉しかったです。回を重ねるごとにお客様が一緒になって意見を出してくださり、まさに「一緒に作り上げていく」という感覚を持てるようになりました。自分の制作物がお客様の採用成功につながり、そこに参加した学生さんの人生の大切な選択の一助に繋がっていくと思うと、一採用担当者として関わっていた前職とはまったく異なる、影響の広がりをリアルに感じます。これは今の仕事ならではのやりがいだと思っています。
「江川さんだから任せたい」と言われる存在をめざして歩む、これからの挑戦
お客様とともに案件を作り上げることにやりがいを感じている江川に、今後の目標を聞いた。
直近の目標としては、営業活動を自分がメイン担当として1人で担えるようになりたいです。これまでは先輩方がメインについてくださる形で案件に携わってきたのですが、正直なところ、どこかで先輩に甘えてしまったり、自分ごととして完全には捉えきれていない部分があったと感じています。自分がメインになれば、その分だけ責任は増しますし、これまでメインを担ってくださっていた先輩方の視点も、同じ立場に立って初めてよく理解できるはずです。「こういう気持ちで動いてくださっていたんだ」という1つ上の視座に気づけるような経験を積み重ねながら、今まで以上にお客様に真摯に向き合える自分になっていきたいと思っています。
中長期的に見ると、現在は制作業務を中心に携わっていますが、いずれはプロジェクト全体を束ねるPM(プロジェクトマネージャー)として、案件全体を主体的に動かせる立場をめざしていきたいと考えています。まずは今の経験をしっかりと積み重ねることが大前提ですが、その先にそういったキャリアが待っていることをひとつの目標として、日々の業務に取り組んでいます。
そしてもうひとつ、「江川さんだから任せたい」「江川さんが担当で良かった、安心できる」と言っていただけるような存在になりたい、という想いがあります。先輩方の案件に同席しているときに、お客様がそういった言葉をかけてくださっている場面を何度か目にし、素直に「羨ましい、私もそう言われたい」と思ったんです。コンサルタントとしてサービスを提供するというより、お客様とともに一緒に取り組んでいける存在でありたい。そのためには、知識やスキルを高めることはもちろん、お客様ひとりひとりの状況や思いに丁寧に寄り添い続けることが大切だと思っています。
最後に江川が感じるSAGの魅力と、どんな人がSAGにマッチするか聞いた。
わからないことを何度聞いても丁寧に教えてもらえたり、お互いにアドバイスし合いながらより良いものをつくろうとする文化が、SAGにはあります。私自身、入社してから大変だと感じることはもちろんありましたが、「辞めたい」「嫌だ」と思ったことは一度もありません。大変な分だけ成長を実感できる、そういう環境に身を置けていることに、心から充実感を覚えています。
これから入社してくださる方に伝えたいのは、この仕事はひとりではできないということです。お客様のためにどうすればいいかを一緒に考え抜いて、「こうしたらいいよね」とアイデアを出し合える仲間と働けることが、この仕事の大きな醍醐味だと思っています。お客様ファーストの気持ちを持ち、最後まで諦めずにやり抜けるマインドを持った方と、ぜひ一緒に働きたいです。
※記載内容は2026年8月時点のものです
