「言ってみないと 何も始まらない」を信条に、自ら発信して業務の可能性を切り拓く
コンサルティング事業部で、主にインターンシップなどの制作業務や、採用担当者・学生を対象とした調査データの企画、ウェビナーの企画・制作など、多岐の業務に積極的に携わっている森﨑だが、彼女が仕事において大切にしている考え方とは何なのか。
私がもっとも大切にしていること、それは「言ってみないと 何も始まらない」という考え方です。お客様に対してはもちろん、社内のメンバーに対しても、とにかくまず言ってみる。発信してみる。もし言ったことが間違っていれば、自分の認識を改めればいい。でも、発言することで周りに良い影響を与えられることもある。発言することはゼロかプラスにしかならないと思っているので、主体的に声を挙げることは、日々意識してやっていることのひとつです。
このマインドが定着したのは、社会人になってからだと思います。大学卒業後、最初に就いた仕事は飛び込み営業でした。購買意欲のない方に対して、興味を持っていただくところからスタートしなければならない仕事なので、何も言わなければ何も始まらない。そんな環境の中で、まずは言ってみるという感覚が自然と身に付いていきました。
もともと自己発信が強い性格だったとは思います。でも社会人になってからは、「言ってみないと 何も始まらない」の姿勢こそが業務の可能性を広げてくれると確信しました。自分の性格にも合っているし、実際にこの精神で得をしてきたことの方がずっと多いんです。
大切なのは、最終的に決めるのは相手だということ。この「言ってみないと 何も始まらない」という考え方が、今の私の仕事の根底にある価値観です。
就活での後悔を糧に掴んだ 採用・育成という仕事の面白さ
営業から社会人としてのキャリアをスタートした森﨑だが、組織人事コンサルティング会社であるSAGに出会うまでどのようなキャリアを歩んできたのか。
大学を卒業後、最初に選んだのは大手の不動産・建設会社でした。入社後の2カ月間の研修を終え、現場に出てからの約10カ月間は飛び込み営業を担当していました。正直、最初からこの仕事がやりたかったというわけではなく、就職活動で色々なことに手を出した結果すべてが中途半端になり、なんとなく決めてしまったという後悔が残っていました。だからこそ、「もっとやりようがあったのかもしれない」という気持ちが、ずっと心のどこかにあったんです。
入社2年目の4月、人事部への異動がターニングポイントになりました。営業職の新卒採用を担当しながら、インターンシップの設計や内定者懇親会の企画、SNS活用の提案といった幅広い業務に携わるようになりました。特に力を入れていたのが、女性の営業職を増やすための取り組みです。女性営業職の比率が低いという課題を解決するために、さまざまな企画を立案・実施しました。また、社内の新規事業開発プロジェクトに最年少メンバーとして参加し、役員へのプレゼンも経験しました。そのプレゼン力を評価していただいたことで、会社代表として脱炭素をテーマにした大会に出場し、環境大臣賞を受賞するという貴重な経験もできました。これまでの経験や自身の強みを活かしながら、多岐にわたる領域に挑戦できる。その手応えと面白さは日々の大きなやりがいになっていました。
結婚を機に県外へ引っ越すことになり、会社からは全国の支店への異動という選択肢を提示していただきました。でも、そのとき私の中には「採用の仕事を続けたい」という気持ちが強くありました。現場の仕事に戻るより、人と向き合うこの仕事を深めていきたい。そう思って、2社目となる人材サービス会社への転職を決意しました。
2社目では、ルート営業として、九州・沖縄全域の大学のキャリアセンターを担当していました。入社から半年後にはマネージャーが異動となり、広大なエリアを一人で担当することになりましたが、学生の前で就職活動の講義をする機会も多く、「自分が就活で失敗した経験」と「人事として採用側から見てきた視点」を組み合わせることで、自分にしか伝えられないことがあると感じていました。あの頃の自分にしてあげたかったことを、後進に伝えていく。そんな意味もあって、この仕事に誇りを持って取り組んでいました。
産休・育休を経て復職し、その後は関東エリアでの大学訪問業務に移りました。その後、役員からの声がけで人事部へ異動し、社員の教育研修を主に担当することになりました。内定者から若手社員、中途入社者を対象とした研修の企画・登壇、外部講師を招いた階層別研修の運営、さらには人事評価制度の見直しプロジェクトへの参加など、幅広い業務に携わりました。この研修担当としての経験が、私の中ではとても大きくて、「教育や人材育成に関わる仕事って、こんなに面白いんだ」と感じた時期でした。しかしその後、社内の制度変更によって仕事を続けることが難しくなり、採用や研修などの組織人事コンサルティングを行っているSAGへの転職を決意しました。
「私が作ったワークだ」─その実感が、苦手なゼロから生み出す挑戦を支えた
自身の後悔も成功体験もすべて糧にし、挑戦を続ける森﨑。SAGに入社後は、具体的にどのような挑戦を重ねてきたのか。
入社後、もっとも印象に残っているのは、納品したコンテンツをお客様が実際に使っている現場を見に行ったときのことです。「これ、私が作ったワークなんだ」と、じわっと達成感が広がってきました。お客様から高い評価をいただいたり、研修に参加した学生が「めっちゃ面白いワークでした」と口コミに書いてくれているのを目にしたときも、素直に嬉しかったです。自分の作ったものが誰かの役に立って、形として残っている。その実感が、仕事を続けるうえでの大きな支えになっています。
一方で、正直に言うと、入社してからずっと苦しんでいることもあります。それがゼロイチで何かを作り出すという作業です。前職ではどちらかというと、口頭でのコミュニケーションで物事を進めてきたタイプでした。提案するにしても事前に資料を用意するよりも、その場で相手と話しながら「じゃあこれはどうですか?」「ここはこうしたらいいんじゃないですか?」と一緒に考えてきたんです。
ところが今の仕事では、提案書も研修コンテンツもオーダーメイドのため、ゼロから作り上げなければなりません。反射神経には自信があるので、話しながらアイデアを出すことは得意なのですが、「じっくり思考を巡らせて、もんで、整えてから言葉や文章にする」という作業が本当に難しくて。
実はSAGから内定をいただいた時も「私がコンサルタントとして働く未来が想像できないんですが、本当に私にできますか?」と正直に打ち明けたくらいです。
それでも踏ん張れたのは、苦手だとわかっていても「やらなきゃいけない」と自分に言い聞かせ続けたからだと思います。これ以上考えられないと思いながらも、もう一回向き合う。その繰り返しの中で、多少なりとも思考力は付いてきたと感じています。
また、前職までの経験も直接活きています。お客様へのご提案の場面で、先輩のプロジェクトマネージャー(以下PM)がどんな言葉を選んで提案しているかを見ていると、「ああ、採用現場のこういう課題には、こう伝えると刺さるんだ」と腑に落ちることが多いんです。武器は持っているけれど、どう使えばいいか分からなかった。武器の使い方を、今の仕事で見せてもらっている感覚です。
他にも、お客様から研修講師の依頼があり、PMと一緒にアサインされた際に、通常であれば「一人が講師、もう一人が事務局」という役割分担になるところを、私も講師として若手社員向けのパートを担当させていただくことになりました。前職での経験があったからこそ、提案の幅を広げることができた瞬間でした。まだ自分の知識や判断に自信が持てない部分は正直あります。ただ、自分の作ったものが誰かの役に立つ喜びと、提案の幅が広がっていく手応えが、今の私を前に進めてくれています。
恵まれた環境を活かし切る、組織人事全域をカバーするプロフェッショナルを目指して
貢献実感と確かな手応えを糧に前進し続ける森﨑に、今後の目標を聞いた。
直近の目標は、一人で営業に行けるようになることです。今はまだ同行いただきながら提案活動をしていますが、自立した営業パーソンとして、自分一人でお客様のもとへ行き、価値を届けられるようになりたいと思っています。一歩ずつではありますが、その日を目指して日々積み上げていくことが、今の私にとっての大切なテーマです。
中長期的には、組織人事コンサルタントとして、人材にまつわること全般をカバーできる存在になりたいと考えています。採用・育成・評価・制度設計など、人事領域は非常に幅広く、私が今できることはまだほんの一部です。それでも、今の職場環境はその目標を目指すうえで、本当に恵まれていると感じています。
社長や経営陣と二人でアポに同行し、提案の場で交わされる言葉をリアルタイムで聞けるという経験は、大きな組織ではなかなか得られないものです。私が考えた提案内容に対して、社長や経営陣から直接フィードバックをいただける機会もあります。ロールモデルがすぐ近くにいて、いつでも学べる環境。この規模感だからこそ実現していることだと思いますし、この恵まれた環境を最大限に活かして、知識と伝える力を着実に吸収していきたいと思っています。
最後に森﨑が感じるSAGの魅力と、どんな人がSAGにマッチするか聞いた。
SAGの魅力をひとことで表すなら「みんなが気にかけてくれる」ということかもしれません。入社してまだ日が浅く、覚えることも多く、思うようにいかない時期がありました。新入社員として壁にぶつかるのは当たり前のことだと自分では受け止めていたのですが、気づけば周囲のメンバーがそっと様子を見ていてくれたんです。メンターだけでなく、日頃あまり接点のない方も「大丈夫?」「つらくない?」と声をかけてくれました。
「私が崖を登るのを、みんなが固唾を飲んで見守っている」そんな感覚でしたね。大人だから大丈夫、という気持ちも正直ありましたが(笑)、それでもあの温かさは本当に嬉しかったです。
これから入社を考えている方に伝えたいのは、失敗を恐れずチャレンジできる人には、とても向いている環境だということです。うまくいかないことがあっても、見守ってくれる人がたくさんいますから。それに加えて、コンサルタントという仕事の性質上、知識を継続的にアップデートしていく姿勢も欠かせません。自分のためにも、会社のためにも、学び続けられる人と一緒に働きたいと思っています。
そして何より、「楽しい人・面白い人」と働きたいです。SAGのメンバーはみんな個性豊かで、一緒にいると自然と笑顔になれる。そういう雰囲気の中に飛び込んでくれる方を、心からお待ちしています。
※記載内容は2026年9月時点のものです
