「人を活かす」を実現する懸け橋として
現在、人事総務チームで総務担当として働いています。主な業務は社内備品や消耗品の管理、福利厚生の運用・検討などですが、私たち総務担当の大きなミッションは「人を活かす」という会社の理念を実現するため、社内環境を整え、部署同士・社員同士をつなげる懸け橋となることだと考えています。
総務担当は私を含めて3名で、私は一番年齢も年次も若いメンバーです。しかし、「後輩だから」と一歩引くのではなく、常に積極的に考え行動することを心がけています。日々の業務の中でも、自分から気づいて改善行動を起こしたことに対して感謝の言葉をいただけた時に最もやりがいを感じます。
たとえば、普段は私が担当していない物品の補充を、作業のついでに行ったときのことです。とても些細な行動でしたが、それに気づいてくださり「ありがとう」と声をかけていただいたときは、とても温かい気持ちになり、総務担当としての仕事のやりがいを実感しました。
そんな業務の中で私がとくに大切にしているのは、コミュニケーションの取り方です。当社には全国に事業所があり、すべての事業所の様子を実際に見て回ることは現実的に困難です。そのため、メンバーに連絡をする機会があれば、業務連絡だけで終わらせずプラスアルファで近況を聞くなどして、きめ細かなコミュニケーションを取ることを心がけています。
また、相手に合わせてコミュニケーションツールを選ぶことも意識しています。私個人としては、関係性ができるまではできるだけ電話で直接声を聴きたいと考えています。しかし、チャットでのやり取りを得意とする方もいれば、業務の都合で電話での対応が難しい方もいます。そのため、相手の状況や希望に応じて柔軟に対応するよう心がけています。
信頼関係を築くためにとくに意識しているのは、「聞き手に回ること」です。私は元々話すことが好きな性格なのでどうしても自分がたくさん話してしまいがちなのですが、相手との関係性を深めるためにはまず相手の話に耳を傾け、理解や共感を示すことが大切だと考えています。そのため、自分の話したいことは最小限にとどめ、さまざまな角度から質問をすることで、相手のことをより深く知るように努めています。
このような日々の積み重ねを通じて、「何かあったら総務に相談してみよう」と思ってもらえる存在になることが、私の目標です。社員一人ひとりが働きやすい環境づくりのために、これからも誠実に、そして積極的に取り組んでいきたいと考えています。
多様な働き方を経験し、見えてきた自分の道
もともと舞台役者をめざしていて、専門学校卒業後はアルバイトをしながらフリーランスで演劇の舞台に出演する生活を送っていました。最も印象に残っているのは、プロとして初めてステージに立った時のことです。作品の世界観を壊さないよう必死に作り上げた役が評価され、お客さまからも満足の声をいただけた時は本当にうれしかったです。
その後、より安定した収入を求めて派遣会社に登録し、3社ほど経験しました。最初に配属されたのは自動車ディーラーの受付事務でした。ここでの経験は、私の仕事に対する考え方を大きく変えるきっかけとなりました。
受付として働く中で、あるお客さまから「あなたが最初に対応してくれて、丁寧に営業担当に取り次いでくれたからここで買おうと思った」と言っていただけたことが、今でも心に残っています。実は、最初の頃は知識不足で会話が続かなかったり、営業への引継ぎがスムーズにいかなかったりと反省の日々だったんです。
そこで私は、上長や営業の方々に相談しながら業務知識を習得し、「お客さまがショールーム内でどのような時間を過ごしたいか」「どのような取次が営業さんにとって一番助かるか」という2つの視点を持って対応するようになりました。さらに、業務の標準化をめざしてマニュアルの作成にも取り組みました。
その後、2社目では予約管理システムの原稿作成や校正、クライアントへのシステム導入サポートを担当し、3社目では製図ソフトを使用した図面作成や修正業務を行いました。これらの経験を通じて、業務の全体像を素早く把握できることに加え、与えられた仕事を単にこなすのではなく、自主的に考えて改善できることが自分の強みだと気づきました。
転職を考えるきっかけとなったのは、妊娠・出産でした。育休中、家族以外との関わりが激減し、社会から孤立しているような感覚を覚えました。育休後に復帰した会社では、完全なバックオフィス業務で他部署との関わりも少なく、しだいにより多くの人とのつながりを持ちたいと考えるようになっていったんです。
そんな中で出会ったのが三共でした。「人を活かす」という言葉と、それを実現するための多様な働き方に強く惹かれました。面接時に同席してくださった先輩ママ社員の話を聞き、子育てと仕事の両立に関する具体的なイメージを持つことができました。育児しながらも社会の一員として活躍できる場所だと確信し、入社を決意しました。
小さな改善の積み重ねが、確かな成長につながる
入社してから約1年が経ち、総務の仕事にも少しずつ慣れてきました。その中でとくに印象に残っているのは、社宅管理業務での経験です。
この業務を担当するにあたって、まず私は制度の歴史的な変遷を理解することから始めました。数回に分けて勉強会の時間を設け、これまでの事務経験を活かしながら、自分なりの方法で業務理解を深めていきました。そして、管理台帳を見直す中で、社員の個人負担額が統一的でなく、現行制度で明確に定められていないルールがあることに気がつきました。
地道な確認作業でしたが、こうして一つひとつ小さな改善を積み重ねていけることにやりがいを感じています。現在も新たな課題への対応を検討していますが、以前と比べると全体像を意識しながら物事の段取りを組めるようになってきました。
ただ、すべてが順調だったわけではありません。ある時社内イベントの活性化を図るため、遠方の事業所の方と連絡を取る機会がありました。その際、まだ関係性が十分に築けていない相手に対して、私の言葉の選び方が適切でなく、相手のモチベーションを下げてしまったことがありました。同じ言葉でも、受け取る側によって印象が異なることを痛感した出来事でした。
この経験から、コミュニケーションの取り方を見直すようになりました。本題に入る前に、まず相手の状況や思いを聞き出すことを心がけ、一方的な伝達にならないよう気をつけています。また、自分の思いもしっかりと言葉にして伝えることで、より良い関係性を築けるよう努めています。
総務の仕事では日々、突発的な案件が発生します。ある時は、入居希望日まで10日しかない緊急の社宅手配を任されました。定常業務がある中での対応でしたが、以前の経験で培ったマルチタスクの力を活かし、各タスクに優先順位をつけながら進めることで、無事に期日までに手配を完了することができました。
私の性格上、最初から完璧を求めてしまう傾向がありますが、効率的な業務遂行のためには、不要な手戻りを減らすことが重要だと学びました。現在は、はじめから完璧をめざすのではなく、6~7割の完成度で一度上司に確認を依頼したり、周囲の意見を聞いたりすることを心がけています。
また、作業に没頭していると細部にこだわりすぎて本質を見失いがちになるため、時々作業の手を止めて全体を見渡し、現状を確認するようにしています。こうした経験の積み重ねが、着実な成長につながっていると実感しています。
キャリアの展望と後進へのメッセージ。自己成長とロールモデルをめざして
これからの目標について、まず短期的には総務の担当業務に関する専門知識を深めていきたいと考えています。とくに現在担当している社宅管理の分野では、より専門的な知識が必要だと日々感じています。そのため、宅地建物取引士の資格取得をめざして、3年以内の合格を目標に日々少しずつ学習を進めているところです。
中長期的な目標としては、マネジメントスキルを身につけることを視野に入れています。これまでさまざまな職場で多くの方々と関わってきた経験を活かしながら、部署全体の成長に貢献できる人材になりたいと考えています。そして最終的には、子育てをしながら働く女性のロールモデルになることが私の大きな目標です。
ロールモデルとひと言で言っても、必ずしも管理職になることだけが目標ではありません。人それぞれがめざすキャリアは異なりますから、自分のめざしたい姿がはっきりとしていて、それを実現できている状態こそが理想だと考えています。具体的には、仕事で生き生きと活躍しながら、プライベートも充実させられる、そんなワークライフバランスの取れた姿を目標にして取り組んでいきたいと思っています。
三共は「挑戦」を受け入れてくれる会社だと実感しています。新しいことへのチャレンジを歓迎する風土があり、働き方改革にも積極的に取り組んでいるため、ワークライフバランスを充実させやすい環境が整っています。
これから三共で活躍したい方には、人とのコミュニケーションを大切にできる方、自発的に考えて行動できる方、そして何より自己成長への意欲をお持ちの方に来ていただきたいと思います。とくに、率先して考え行動していけるような積極的な姿勢をお持ちの方は、きっと三共で大きく成長できると確信しています。
私自身、これからもさまざまなことにチャレンジしながら、自分の目標に向かって一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。そして、後に続く方々にとって、「こんな働き方もできるんだ」と思っていただけるような存在になれるよう、日々努力を重ねていきたいと考えています。
※ 記載内容は2025年2月時点のものです
