未来について語りあった採用面接。既存の枠組みを超えた変革への熱量に惹かれる
──Hiroki.Sさんはどのような学生時代を過ごし、就職希望先として何を重視しましたか?
Hiroki.S:私は、大学では教育学部で教育課程を専攻し、算数・数学の教員を目指していました。NPOや教育系スタートアップでインターンシップに臨んだり、塾講師のアルバイトをしたりと、教育に関わる活動に全力で取り組んでいました。
しかし、教育現場を経験する中で、先生方が膨大な事務作業に追われている現実を目の当たりにしたのです。本来は子どもたちと向き合うべき時間が煩雑なオペレーションによって奪われていることを知り、「これを抜本的に変えなければ教育環境全体の改善は望めない、何とかしたい」と強く思うようになりました。
さらに社会全体に目を向けると、同じような構造的な課題は企業にも存在していると気づき、「仕組み」そのものを変革して人が本来の役割に集中できる環境を作りたいと思い、一般企業への就職を決意しました。
就職先を選ぶうえで重視していたことは2つあり、1つは、大規模な組織変革に携われることです。数多くの「現場」に支えられている事業の仕組みそのものを変え、実際の現場にまで変革を根付かせていく経験を積みたいと考えました。
もう1つは、テクノロジーを積極的に活用していることです。コロナ禍によって社会全体のデジタル化が加速したこともあり、テクノロジーの力で現場を変革できる環境に身を置きたいと、DXやクラウド案件に強みを持つ企業を志望しました。最終的には、ITに強みを持つ総合系のコンサルティングファームを軸に就職活動を進めました。
──新卒で入社した会社について教えてください。
Hiroki.S:2021年にITに強みを持つ大手総合コンサルファームに入社し、バックオフィス業務の効率化や、AI活用を含むDX推進のプロジェクトに携わっていました。そこで培った私の強みは2つあると考えています。
まず1つは、システムのログから業務プロセスを可視化するツールなどを活用し、データドリブンで課題を特定する力です。もう1つは、特定した課題を解決して業務効率化につなげるべく、RPAを軸にプロセス改革を進めるというスキルです。
──転職を考えたきっかけや、Ridgelinezを選んだ理由を聞かせてください。
Hiroki.S:前職ではシステム開発の下流工程に携わる機会が多かったのですが、次第に「実装だけにとどまらずテクノロジーを使って企業や事業のあり方そのものを変えるような支援ができないか」と考えるようになったのです。
クライアントごとにストーリーを描き、構想段階から変革まで一貫してご支援したいという想いが膨らみ、転職を意識するようになりました。
他社の採用面接ではこれまでの経験について問われることが多かったのですが、Ridgelinezの選考では、「AIによって私たちの業務はどう変わるか」「その変化の中でどのように新しい価値を生み出していくか」という未来に向けた話を交わすことができました。
「既存の枠組みを超えて新たな価値を創出する」という熱量が伝わってきただけでなく、Ridgelinezにはそれを実現するための組織力と社会を動かす力も備わっていると感じたので、自分もこの環境であれば本気で変革をご支援できると確信し、入社を決意しました。
──採用には下山さんも関わっていたそうですが、Hiroki.Sさんのどの部分に魅力を感じましたか?
下山:「コンサルティングは知識産業で、勉強した内容をお客様にお伝えするのが仕事」と思われがちですが、実際はサービス業なのです。ですので、採用においてはコンサルタントの人柄やキャラクターを特に重視しています。
彼の場合は、前向きで明るい人柄に加え、1つの物事に対して様々な角度から冷静に考える視点を持っていたので、ぜひ私たちの仲間になってほしいと思いました。
ゼロからイチを生み出すおもしろさと、一貫して進められるやりがい
──Hiroki.Sさんが携わっているプロジェクトの内容や、ご自身の役割を教えてください。
Hiroki.S:私は、レガシーシステムを刷新するプロジェクトで上流工程を担当しています。老朽化による運用上の課題を解決するため、どのようにシステムを刷新していくか、という戦略立案や計画の策定を支援してきました。戦略立案のフェーズでは、経営方針や中期経営計画、IT部門のニーズなどを踏まえてヒアリングや論点整理を行い、プロジェクト全体の方向性を定めていきます。
RFP作成やシステム化計画の際には、PMと連携して現場の要望を取りまとめ、最適な形でベンダーに伝えることにも注力しました。特に心がけたのは、期限や品質要件がある中で、現場の声を丁寧に拾い上げ、関係者全員が納得できる落としどころを見つけることです。これから実行フェーズに移るにあたって、PMOの立場からさらに付加価値を提供していくことが私の役割だと考えています。
現在、ある大手企業の業務を支える基幹システムの刷新プロジェクトに参画し、情報システム戦略の策定から携わっています。最初に取り組んだのは、経営方針や中期経営計画を踏まえ、「この先の事業成長に向けて、業務やシステムがどのようにあるべきか」を構想することでした。各部門のニーズを丁寧にヒアリングしながら、将来像とテクノロジー活用の方向性を明確にしていきました。
次に、策定した戦略に基づき、どのシステムをどう刷新するか、実行の優先順位やタイムラインを含めたロードマップを作成しました。さらに、具体的な施策の要件定義にも携わり、「戦略実現に向けて、どんな機能が必要で、どう活用すべきか」を関係者とすり合わせながら進めています。経営的構想と現場の実態の双方に触れながら、“企業のこれから”を設計するような感覚があり、大きなやりがいを感じています。
──下山さんは、BS(※)全体としてのビジネスの優位性をどう捉えていますか?
※ BS……Business Science Practice(※)の略称。デジタルテクノロジー(AI、ERP等)を活用した事業モデル/バリューチェーン/マネジメントの変革、データに基づく意思決定の高度化を支援しています
※ Practice……専門領域(業界・ビジネステーマ・技術)ごとに組成されるプロフェッショナルコミュニティのことで、従来の組織体よりも組織間の壁が低いことが特徴。したがって、業務内容が限定されることがなく、様々なテーマのプロジェクトに携わることができ、Practice間のコラボレーションもしやすく、柔軟な仕事の進め方が可能となっています
下山:従来のコンサルティングは、お客様が抱える課題をヒアリングし、フレームワークを用いて可視化することが主流でした。しかし、テクノロジーがここまで進化した今、それだけではコンサルタントとしての市場価値を維持することは難しくなっています。
私たちBSは、業務(個別業務やビジネスの背景)とテクノロジー(AIやERPなど)を掛け合わせて新たな価値を生み出し、実効性の高い提案を行います。そこにおもしろさを感じ、積極的に実行できるメンバーがそろっていることこそがBSの最大の価値だと考えています。
──Hiroki.Sさんは、どんな時にやりがいやご自身の成長を感じますか?
Hiroki.S:前職は大手企業だったこともあり、戦略部門や上位層が企画や要件定義を担い、アソシエイトやコンサルタントが実行に落とし込む、といった具合に役割が分かれていました。そのため、ほかのメンバーの取り組みが見えづらく、チーム間の連携に苦労することも多かったです。
一方で、Ridgelinezでは、戦略策定から実行まで一貫して携わることができ、大きなやりがいを感じています。「一貫して」というのは「システム開発などを含めて何でも担当する」という意味ではなく、上流工程でお客様が求める価値を捉え、検証しながら最適解を導き出す、ということです。
スピード感もありますし、実際に試してみて「違うな」「これはいけそう」と、手触り感を持ちながら進められるので、達成感や自らの成長の実感が得られます。
──他にも、前職と比べてRidgelinezの強みやおもしろさを感じる部分はありますか?
Hiroki.S:やはり、上位層と一緒にゼロからイチを生み出せることに魅力を感じます。前職では、実行支援といっても、ある程度決まった目的や要件の中でどのように既存のパーツを組み合わせるかが中心でしたが、今ではそのパーツ自体を探すところから始まります。
その挑戦におもしろさを感じますし、自分の視野が広がっていくのを実感できます。
──そんな働きぶりを見て、下山さんはどう評価していますか?
下山:お客様としっかり関係性を築きながら確実にプロジェクトを遂行し、価値を提供してくれる非常に頼もしい存在です。そして、富士通グループ出身者も一定数いる中で、Hiroki.Sさんは外部からの新しい視点を持ち込んで前向きに取り組んでくれています。
入社直後の約50人規模の合宿でも、積極的に意見を出し、他のメンバーに良い刺激を与えるなど、組織を活性化させる大きな役割を担ってくれています。
驚いたのは、一人ひとりの主体性と個性の強さ。その融合が新たな価値を生み出す
──Hiroki.Sさんは入社前後で感じたギャップはありますか?
Hiroki.S:想像以上に、一人ひとりの主体性と個性が際立っていることに驚きました。主体性については、若手社員が中心となって企画するラーニング会が象徴的です。多くのメンバーが集まって「これを学びたい」「あれもやってみたい」と積極的に意見を出し合い、専門家を招いて学ぶ会が継続的に開催されています。
また、個性の面では、様々なバックグラウンドを持つメンバーが、それぞれ自分なりの信念や譲れない価値観を持っていると感じています。Partnerとの議論の場でも、単なるイエスマンに終始することなく、自分の考えをしっかりと主張しているのが印象的です。個性と個性の融合によって新しい価値が生まれていると感じており、この環境にとてもワクワクしています。
──Practiceの雰囲気やカルチャーについてはいかがですか?
Hiroki.S:上下関係や横のつながりで隔たりを感じることは一切なく、どのメンバーもDirectorやPartnerと日常的にフラットにコミュニケーションがとれる環境です。知りたいことがあればいつでも質問できますし、意見があれば気軽に伝えられるという距離感に最初は驚きました。
下山:一般的な会社では「本部長は雲の上の人」かもしれませんが、当社では各Practiceの人数が20~60名と比較的コンパクトなこともあり、たしかに距離が近いですね。
Partnerの私からしても、メンバー一人ひとりに目が届きやすく、直接コミュニケーションを取って状況を把握したり、期待していることなどを伝えたりしやすくなっています。メンバーとPartnerとの1on1も定期的に設けられているので、意見交換の場がしっかりと整っています。
──ワークライフバランスは整えやすい環境でしょうか?
Hiroki.S:フレックスタイム制やリモートワークが導入されているので、自分のライフスタイルに合わせて働くことができていると感じます。出社頻度も個人の裁量に任されており、お客様の状況に応じてそれぞれが判断しています。
また、関東以外に住むメンバーも多いです。有給休暇も取りやすいですし、育児休暇についても性別問わず多くの社員が取得しているので、自分に合った働き方を実現できる環境が整っていると思います。
下山:日頃からメンバー間で積極的にコミュニケーションを取りながら、誰かが休む際は自然に業務をカバーし合う文化が根付いています。有給休暇を取得する場合も、お客様やプロジェクトメンバーに事前に共有するなど、密にやりとりしながら、個々が仕事とプライベートのバランスをうまく保っていると思います。
脳に汗をかいて考える日々。時間と空間を柔軟に使い、自分らしい働き方を
──これからRidgelinezで挑戦したいことや、思い描いているキャリアパスについて教えてください。
Hiroki.S:これまでは、業務効率化やコスト削減といった課題に対し、AIやデータを活用して最適な施策を考え、実行することに注力してきました。
しかし今、私が目指しているのは、与えられた課題への対応にとどまらず、自ら課題の枠組みを設計し、より広い視点から全体像をデザインする「アーキテクトとしてのコンサルタント」 です。
テクノロジーはあくまで手段に過ぎず、本当に重要なのは、いかにして価値を生み出す仕組みを構築するかにあります。そのためには、効率化によって生まれたリソースをどのように再配分し、どのような未来を描くか、といった高い視座を持つことが求められます。
今後は、「守りの効率化」から「攻めの価値創出」へと舵を切り、変革の旗を掲げる存在として、企業の未来をお客様と共に描いていきたいと考えています。
──日頃、働くうえで大切にしていることは何ですか?
Hiroki.S:自分の役割をしっかりと把握し、担当業務に120%の責任と実行力を持つ「オーナーシップ」、上司より先回りして提案する「プロアクティブな姿勢」、そして多様なバックグラウンドを持つ同僚との「積極的な知識共有」を普段から大切にしています。
加えて意識しているのは、視座を高めることです。マネージャー以上の方々は「このソリューションを使ったら業務がどう変わるか」にとどまらず、「その先にはどのような新たな価値があり、いかにして生み出すか」という視点を持っています。私もその背中を追って、日々、自己研鑽に励みたいと思います。
──Ridgelinezへの転職を考えている方々へ、メッセージをお願いします。
Hiroki.S:日々考えを深め、脳に汗をかくことにおもしろさを見いだせる人や、より大きな挑戦を求めている方には、非常に魅力的な環境だと思います。ITやDXの知見があまりない方は不安を感じるかもしれませんが、何かを成し遂げたいという熱意さえあれば、きっと乗り越えられるはずです。
社員一人ひとりが持つベンチャーマインドと確かな経営基盤を組み合わせ、独自の価値を生み出しているのがRidgelinezだと思います。
下山:例えば、「子育て中の女性はこういう働き方を選ぶべき」などの固定観念にとらわれず、時間や働く場所を柔軟に選択でき、社員が自分らしく働けることを重視しているのが当社の魅力だと思います。
また、様々なことに挑戦したい方にとっては、必ずやりがいを感じられる職場です。若い世代も多く、ベテラン世代でもフレッシュなマインドを持つ社員が多いRidgelinezで、ぜひ一緒に働きましょう。
※ 記載内容は2025年7月時点のものです
