好奇心が原動力になる──新しいカルチャーや人との出会いにワクワクする日々
私は小さな頃から英語が大好きで、英語の勉強だけはずっと続けていたんです。そのきっかけは、いつも母が洋楽を聴いていたことで、私も自然に歌を口ずさんでしまうくらい英語は私にとって身近なものでした。また小学生時代に英会話スクールに通いはじめたことも大きなきっかけでした。異なる文化や言語の中で育った人の、物事に対する異なる考え方を知ることがとてもおもしろく、もっといろいろな国の人と話がしてみたい、と思うようになりました。
大学は国際系の学部に進学して、アメリカやイギリスへの留学も経験しました。好奇心が旺盛なので、自分がやってみたいと思ったことや、好奇心が刺激されるようなことは、積極的に行動に移してきました。
その一方で、学生時代から哲学に強い興味があり、科学雑誌を読みながら宇宙や生命はどうやって生まれたのか、人はどうしたら幸せになれるのかと常に考えていましたね。そして、人生における時間の大半を仕事に費やすのであれば、やはり幸福を感じながら働きたいなと。心身だけでなく社会的な健康を意味する「well-being」をどうしたら実現できるのか、ずっと頭のどこかで考えながら過ごしていました。
就職活動においては、もともと私は勉強が好きなので、新しいことを知ることができて、知的好奇心が満たされるような仕事をしたいと考えていました。そこでコンサルティングとシンクタンクの2つを企業選びの軸にしていたんです。
そういった思いから富士通総研に入社し、入社後はリスクマネジメント領域のコンサルティングに従事していました。2020年にRidgelinezが設立され、そこに出向することになったのですが、当時はまだ組織が立ち上がったばかりで、混沌とした印象がありました。
ただ新しいカルチャーで、新しい人たちと一緒に学んでいくことに、とてもワクワクしたのを覚えています。新しい魅力を感じるとともに、将来的には結婚や家庭を持つことを見据えて、ここなら堅実に自分のキャリアを歩めるのではないかと感じました。
Ridgelinez入社後は、経験を活かしてリスクマネジメント領域のコンサルティングを担当し、そこではお客さまへの対応スキルを身につけることができました。
2023年には産休・育休を取得。富士通総研と同じしっかりとした制度がRidgelinezにもあったので安心しましたが、本当に復職後も仕事ができるのだろうかという漠然とした不安はありました。ただ仕事は自分のアイデンティティの一部なので、辞めるという選択肢は全くなかったです。
復職後は、最初の5カ月間は時短で働き、今年度からフルタイムに切り替えました。子どもが病気で入院したり、私自身も風邪をもらったりして、しばらく体調が悪くて本当に大変でしたが、ありがたいことに職場は理解のある方が多く、そういう時は無理せず休めるよう配慮してくれました。
復職後しばらくしてから自らの希望で「Sustainability Transformation Practice(以下、SX Practice※)」に異動し、サステナビリティ領域のコンサルティングを担当することになりました。理由は、子どもが保育園に通うようになり、頑張って通ってくれている姿を見て、子どもと離れている時間も有意義なものにしたいと考えたから。そこで私が思ったことが、「子どもが生きる未来の社会をより良いものにしたい」でした。
その想いがサステナブルという言葉につながり、環境面だけでなく働き方においても、いろいろな意味で持続可能な形にしていくことに強く共感したんです。持続可能な経営の提案に関しては、これから具体的に何ができるのか検討していく必要がありますが、自分のパーパスが明確かつそのパーパスを実現できる仕事をしている自覚があるので、仕事はあまり苦にならないですね。
※ Practiceとは:専門領域(業界・ビジネステーマ・技術)ごとに組成されるプロフェッショナルコミュニティのことで、従来の組織体よりも組織間の壁が低いことが特徴です。したがって、業務内容が限定されることがなく、様々なテーマのプロジェクトに携わることができ、Practice間のコラボレーションもしやすく、柔軟な仕事の進め方が可能となっています。また、RidgelinezではPraimaryとSecondaryという形で2つまでPracticeを選択することができ、自分自身がオーナーシップを持ったキャリア形成を支援しています
well-being向上のため、従業員代表やワーキンググループの活動に自ら参加
現在は、異動前のPracticeで担当していたリスクマネジメント領域の引き継ぎをしながら、別のお客さまの新事業のグローバル展開を支援するプロジェクトに参画しています。基本的にはチームで動くので、みんなが気持ちよく働けるように、それぞれの考えを丁寧にすり合わせることを意識しています。海外の方との打ち合わせも多く、言葉の選び方には特に気をつけています。
また、今年度(2024年度)から従業員代表(※)を務めさせていただくことになりました。従業員の皆さんに少しでも幸せな状態で仕事をしてほしいという想いから、従業員の家族を含めた交流の場を提供する「ファミリーデー」の企画や健康経営の推進などに携わっています。
※ Ridgelinezでは従業員代表制を取っており、会社が就業規則を作成・変更する時や会社と労働者の間で協定を締結する際などに、その実行にあたる従業員として毎年従業員代表を選出しています
2024年のファミリーデーではオフィスツアーなどを実施したのですが、たくさんの方に参加してもらうことができ、大いに盛り上がりました。上司や部下、同僚にもお父さん・お母さんの顔があるということを知ることで、互いの理解を深め、あらゆる場面での配慮につなげてほしいという想いから企画しましたが、イベント後のアンケートではそのような声も見られ、本当に実施してよかったなと思っています。
健康経営の推進(※)に関しては、従業員の健康増進を目的に、Human Resources 部門と連携しながら複数の施策を検討しています。今年は経産省の「健康経営優良法人」の認定取得に向け活動しているのですが、認定取得をゴールとするのではなく、きちんと実態を伴った健康経営を継続できるよう、活動を推し進めていきたいと思っています。
※ Ridgelinezの健康経営推進についてはコチラから
他には、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)のワーキンググループ(※)にも参加しています。そこでは、様々な事情を抱えた方たちがいる中で、みんなが心地よく安心して仕事ができる環境を実現するための活動をしています。私は制度チームに所属していて、新しい制度の提案や既存制度の周知を行っています。
※ Ridgelinezワーキンググループについて詳しく紹介した記事はコチラ
具体的な取り組みとしては、中途入社の方や長期のお休みから復職された方向けのバディ制度を運用しています。右も左もわからない状況の中で、誰かがそばにいてあげられたら心強いかなと思って。現在はボランティアでバディを担っていただける方を募集し、バディが欲しいという方とペアを組んで交流いただく形でトライアル運用を実施しています。
「誰も取り残さない」という想いが自分の中にあって、こちらも自分から希望して参加しました。幸せを感じられない状態で働くことがないよう、会社全体の環境改善や従業員のwell-beingを向上させる。それが私のやりがいにつながっています。
自分の意志で舵を切ることが大切──幸せな働き方につながる自由度が魅力
入社して感じているのは、Ridgelinezの社員は「これがやりたい」という意志を持ち、それをはっきりと言える方が多いように感じます。私自身も従業員代表として「健康経営をやってみたい」と周りに話したところ、共感してくれた方々がいて、実際に行動を起こすことになりました。多様な発言が受け入れられ、自分たちで舵を切っていける土壌がある。そこが当社の良いところだと感じています。
それに加えて、柔軟な働き方ができる環境もあります。私の1日のスケジュールは、子どもの保育園の送迎に合わせて調整しています。基本的には朝8時頃から仕事を始め、17時には退勤します。それでも仕事が終わらないときは、子どもを寝かしつけた後に少し作業をすることもあります。週に1回はプロジェクトの関係で客先に出向き、それ以外は基本的にリモートワークをしています。
私はフルフレックス制度を活用しているので、例えば子どもの予防接種があれば2時間くらい業務を中断して、その後に再開するという形で臨機応変に働いています。この制度がなければ、子育てとの両立は難しいのではないかと思うくらい、本当に助かっています。
他には、ベビーシッターを頼むと補助金が出る制度もあります。周りにもこのような制度を活用している方は多いですし、やるべきことをやっていれば時間配分も自分で決められます。個々の事情に合った働き方を自由に選べるため、お子さんがいる方でも働きやすい環境だと感じています。
後輩たちのロールモデルになる。誰かのために働けることが私の幸せにもつながっていく
仕事と子育ての両立は思っていた以上に大変で、復職後はコンサルタントを続けられるかどうか悩んでいた時期がありました。でも、そんなときに周りの方たちが相談に乗ってくれて励ましてくれたんです。そのおかげで仕事を続けることができ、今でも感謝の気持ちが心に残っています。
私が従業員代表やD&Iの活動を行っているのは、後輩たちに同じような思いをさせたくないという気持ちが根底にあるんです。ですから、もし悩んでいる方がいれば「大丈夫だよ」って言ってあげたいし、ロールモデルのような存在になれたらいいなと思います。子どもがいても女性であっても、コンサルタントとして活躍できる姿を後輩たちに見せていくことが私の目標の1つです。
そして、私の人生の大きなテーマの1つに、自分のためではなく、誰かのため、社会のためになることをしたい、という思いがあります。プロジェクトではクライアントや社会のため、従業員代表やD&Iの活動では周りのみんなのwell-beingのため、これからもあらゆることに積極的に挑戦していきたいと考えています。
最後に、当社への転職を検討されている方に伝えたいことがあります。もし明確にやりたいことがあれば、その想いを実現する場としてRidgelinezを活用していただければと思います。女性が働きやすい環境へと大きく変わりつつあり、私も皆さんが幸せに働くためのお手伝いができればと考えていますので、一人でも多くの方が当社に興味を持っていただけたら嬉しいです。
※ 記載内容は2024年10月時点のものです
