完璧はない、だからこそベストを尽くす。それが自分なりの答えの出し方
「自分の中で、『ここまではやるべきだ』という部分を大切にしています。それはクライアントが喜ぶということとつながっている。目の前の相手が納得するサービスをめざす、それが私の中での『ここまで』というラインです」
NTTデータ ウェーブiSS事業部ソリューションサービス部(SS部)SCM2チームのメンバーとして、クライアントの生産管理システムの運用や保守、システムの不具合発生時の障害対応などを担うのが青山の仕事だ。
ITの進化により、以前のように一から作りあげるようなシステム開発は少なくなった。パッケージ化されたソフトウェアをクライアントの要望や依頼にあわせてパラメーターを設定する業務が増えた。ただ、人が作るものには必ずエラー(障害)は発生する。
「完璧はないと思っています。だからこそNTTデータ ウェーブような存在が必要になる。SCM2チームとして、これからもベストを尽くしたい」
一人ひとりが持てる力を出し合い、ONE TEAMとなることで大きな障害を乗り越えられる。その喜びを青山は知っている。
できることをやりきりたい。現場で感じたやりがいが、自らの成長の糧になる
10年ほど前、クライアントが計画する大規模システムリプレースのプロジェクトに関わった。3年計画により稼働させる大きなプロジェクトだった。システム稼働後のエラー発生に備えて、クライアントの担当者や協働するITベンダー、そして青山たちが招集された。
システム稼働後、エラーに対してそれぞれが対応する。個々の力が合わさり、大きなうねりをともなう現場だった。「あの部分はどうなっている!」「もう少しです」「ここをすぐに対応しろ!」「完了っ!」──。大声が行き交う中、青山も任された課題解決に向けて全力を注いだ。交代制を取り、昼夜を問わず作業にあたった。
「とにかく必死でした。正直、大変すぎてあまり当時の記憶が残っていない。でもワクワクした記憶だけは残っています。まるで映画やドラマ、ドキュメンタリー番組のワンシーンみたいで。それぞれプロフェッショナルたちがベストを尽くす。そこに仕事へのやりがいを感じました」
現場を持ちながらも、3年前、青山はチームリーダーとなりSCM2チームのマネジメントに関わるようになった。チームを取りまとめる立場となり、個々の成長や仕事へのやりがいを感じられる場や機会を生み出すことが青山の仕事として加わった。
視野の広がりがもたらす新しい景色。可能性の幅を広げたい
「新たな気づきや学びがあっておもしろい。まだまだ知らないことがたくさんある」──。そう話す青山の顔は明るい。チームマネジメントやコミュニケーションに関する研修が社内で企画されれば、必ず参加するようにしている。対話や協働作業を通じて、仲間の強みや弱みを知り、受け止める。近頃「あの人、こんなスキルや知識があるんだ。すごい」と、新たな発見を喜ぶ自分に気づいた。
「これまでは同じSCM2チームのメンバーとともに働くことが仕事の中心でした。チームリーダーとなり、研修などを通して他の企画の人とも交流が生まれたことで、視野が広がり、NTTデータ ウェーブ全体としてこの先の未来のことを考えるようになりました。
さらに役員や各部長とのやり取りも増えたことで、事業戦略や会社の方向性、社内外を取り巻く環境にも目が向くようになりました」
経営陣との会話の中で話題となるのは、事業戦略や会社の方向性といった大きなテーマだ。現場とは違った視点で見つめる会社の姿は、青山の目に新鮮に映る。
「事業戦略や経営方針に限らず、会社の中心にいる方々の思考やフレームワークに直に触れる機会はこれまでなかなかありませんでした。チームリーダーとなってまだ日は浅いですが、そういった会社の根幹部分に関わるようになったことで、多面的にNTTデータ ウェーブについて深く考えるようになりました」
現場から、マネジメントへ。青山の中の「ここまで」が伸びていく。その先へと向かっていく青山がいる。
新しい「ここまで」を見つけよう。その想いが可能性を広げていく
もっと深く仲間とつながっていきたい、NTTデータ ウェーブを知りたい……、そう願う青山の気持ちを新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が妨げる。在宅勤務が増え、家にいる時間が増えた。気持ちを落ち着かせることも兼ね、ランニングの時間を増やした。
「もともと体を動かすのは好きな方。大学、社会人となった後もフットサルを続けていました。ただコロナの影響でチームで集まるようなスポーツは難しくなりました。ずっと一人で走ることを中心としてきましたが、やっぱり誰かと一緒に楽しい時間を過ごしたい。
そんなときに社内の別部署の同僚から『青山さん、一緒に駅伝を走りませんか』と誘われ、2023年1月に渋谷区のしぶやニュー駅伝に参加しました。自分の走りがチームのタイムに影響する。皆のために走ることの楽しみを感じました」
時代の変化により、会社を取り巻く環境が変容し、青山自身の立場も変わった。それでも青山にとって「やりきる」ことの意義に変わりはない。自分のために、クライアントのために、そしてともに働く仲間のために「ここまで」のラインを少しずつ伸ばしていきたい。まだまだやれることはたくさんある。やりきるために、青山は走り続ける。
※ 記載内容は2023年9月時点のものです

