変化する社会に対応し、求められるシステム提案をめざして
グローバル化が加速する現代社会。そして昨今の働き方の多様化を受け、企業の人事制度の改正やそれに伴うシステムの運用・保守・開発は日々柔軟な対応を求められる。山浦はiSS事業部ソリューションサービス部の一人として、変化への対応を迫られるクライアントの人事システム開発などに関わっている。
「20年近く今の仕事に携わってきました。人事制度や税制改正に伴って企業に求められる要件は非常に細かく、どうしても情報は断片的となりがち。どう対策すれば良いのか、打ち手は何か、その道筋が見えづらくなります。
私の役割としては、断片的な情報やお客様の要望を一つひとつ拾い集めて具現化していく。そしてシステムとしてどのように実現するか検討すること。例えるなら『パズルを完成させる』といったイメージです」
要望を基にアイデアを練り、エンジニアの力を借りながらクライアントが望むシステムを開発する。誰もが使いやすく、優しい、そんな理想のシステムをクライアントに届けたい。山浦が大切するのは、常に使う人の姿を具体的に思い描くことだ。
必要不可欠だった「優しさ」に気づいて
「もっと使う人の目線で物事を考えてくださいよ」。調整に調整を重ねて作成したつもりのシステムに対して、エンドユーザーから「実運用では使いにくい」との声が上がった。
ビジネス上のステークホルダーは多岐にわたるため、特定の要望のみを形にしたとしても良い仕事とは言えない。実際に利用する人を想像することが欠けていた。何より優しさが足りなかった。
システムの再構築に向けて、メールやドキュメント主体だったクライアントとのやりとりを見直し、担当者とともにエンドユーザーとの対話を重視したシステム作りにやり方を変えた。その思いは結果となって現れた。
「こんなシステムを求めていた」「想像以上ですよ」──山浦たちの元に届くユーザーの喜ぶ声が、何よりも仕事の励みになった。
心地良い風が新たなアイデアを運んでくる
相手のことを良く知ること。それは社外のクライアントに限ったことではない。思ったことを言い合える風通しの良い職場環境を作ろうと、縦割りで作業することが多かったサービスチーム内のコミュニケーションの活性化を山浦は提案した。
「中小規模の案件を取り扱う事が多い我がチームでは、担当者が一人で仕事を完結させることも多い。でも一人で悶々と考えていると、どうしてもアイデアが小さく収まりがち。困った時は助け合えばいい、『三人寄れば文殊の知恵』です」
提案は即採用され、チーム内から「普段交流しないメンバーから思いもよらぬアイデアをもらいました」と嬉しい声が届いた。
「この風通しの良さがNTTデータ ウェーブの強みだと私は思います。困ったら声を上げる。その声に耳を傾けてくれる人がこの会社にはたくさんいる」
バランスが整えば自ずと視線は前を向く。走り続ける先に新しい世界への扉が待っている
二児の母でもある山浦にとって、働きながら育児を行うことは大きな課題だった。
「仕事が好きです。だからこそ育児のために得た時短勤務や在宅勤務でも、与えられた仕事を『やらなきゃ』と頑張りすぎてしまった。結果、任される量が増えて自分を苦しめてしまった。そもそも何のための時短勤務なのか、子どもたちと関わる時間を得るためだったはずなのに……。
率直な悩みを打ち明けた時、会社は私の意見に真摯に耳を傾けてくれました。ここ(NTTデータ ウェーブ)は思ったことを言える場所。その後は私の状況に合ったワークライフバランスをとることができるようになりました」
バランスを大事に。仕事や家事・育児の時間を大切にするとともに、一人になる時間づくりにも目を向ける。山浦にとって一人を楽しむ時間、それはランニングだ。「ちょっと東京に行ってきます」と多摩川沿いを走り、自宅のある神奈川から都内へと向かう。知らない道を進むと、初めての街にたどりつく。見たことのない景色、嗅いだことのない香り、新たな発見に対する喜びが山浦の気持ちを前へと突き動かす。
「好きなコースは羽田空港へ向かう道です。空が広くて、走っていて気持ちがいい。この前、不思議な神社を見つけました。大田区の穴守稲荷神社。いくつもの赤い鳥居と境内にそびえる岩山の景色にびっくり。まだまだ知らないことがたくさんある。そう思うと走るのがワクワクしてきます」
育児に余裕が生まれたころから、仕事に活かしたいと英会話を始めた。グローバル企業との関わりも多いNTTデータ ウェーブ、今後はますます英語でのコミュニケーションを求められる機会も増えていくだろう。そう思うとまたワクワクする。
慌てず、急がず、自分のペースでバランス良く。新しい世界への扉を開くチャンスは必ず訪れる。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです

