昨年からプロジェクト責任者に。大規模プロジェクトという新たな挑戦
2006年に新卒で入社し、公共系の事業部にて、財務会計システムなどの内部情報の管理システムにおける保守業務からキャリアをスタートしました。2014年には主任に昇格し、プロジェクトリーダーとして活動。2015年から今の仕事にも通じる自治体領域を任されるようになり、現在、公共住民DXソリューション事業部の住民情報中部グループに所属しています。主に担当しているのは、中部エリアの自治体に向けた「基幹業務システムの統一・標準化」の対応や「基幹業務システムの保守」です。
具体的には、自治体における住民基本台帳事務をサポートするシステム(以下、住民記録システム)の標準化業務や保守業務です。皆さんも市役所の窓口などで住民票の写しをもらう機会があるかと思いますが、そのような業務をデジタル化して情報を管理しやすくするというのが私の所属するチームのミッションです。いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)ですね。
法改正にかかる既存システムの改修や、総務省が進めている全国の自治体の基幹業務システム標準化の取り組みを行なっています。要するに、全国の自治体で使用している各システムの仕様を統一するということです。現在、担当する自治体の案件に携わるようになり8年目となりますが、そのうちでも2年にも及ぶ長期プロジェクトは初めての経験、私自身、今までにない新たな挑戦です。
昨年から「プロフェッショナル」というNECソリューションイノベータにおけるマネージャーの役割を担うようになり、およそ30人いるチームの責任者として、プロジェクトを進行しています。大規模なチームをマネジメントしていくことも私にとって新たな挑戦といえますね。
システム保守の業務は、ひとりで完結する仕事ではありませんので、助け合いやつながりを意識した相互扶助の精神が大切。そしてそれ以上に重要なのが、相互扶助の精神が生まれる環境をつくることです。自分が助けられるところは積極的に助け、メンバー間にも助け合いを促しながら、チームビルディングを行なっています。
メンバー間の関わりの濃淡が生まれないように、なるべく多くのメンバー間で話す機会をつくり、要望などを拾っていきたいと思っています。ひとりで抱え込んでしまったり、問題があったときにすぐに報告できたりするような環境を整えておくことは重要ですよね。業務を円滑に進めていくために、私はこの価値観を大切にしています。
とにかく行動。スピード感を重視した対応でチャンスをつかみとる
助け合いや組織のつながりを意識することと同じくらい、業務を進めるスピード感も大切だと考えています。そう思うようになったのは、8年ほど前に携わっていたプロジェクトでの経験がきっかけでした。
主任になって間もないころでしたので、すべてを完璧に遂行したいという思いがありました。しかし、その思いとは裏腹に、ひとりで考えすぎて上司の方に相談するのが遅れてしまったり、多くのタスクを抱えすぎてしまったりという悪循環に陥ってしまったのです。時間をかけるべきではない業務に時間をかけすぎてしまい、結果的に状況を悪化させてしまうこともありました。
当時、どうすればいいのか悩んだのですが、レスポンスを早くしたり、深く考えすぎず、まず行動に移してみたりすることで業務のスピード感を上げていき、プロジェクトをスムーズに進行していくことができるようになりました。
考えすぎてしまうのは自認していた部分ではあったのですが、改善するのは苦労しましたね。日々の業務の中で何度も失敗を重ねながら、考え方と行動を少しずつ変化させていきました。何事も、一発で相手の期待に応えることはできません。
また、プロジェクト初期の段階でクライアントが何を求めているのかを完璧に把握することが難しい側面もあります。そのため、スピード感ある対応を心がけ、まずは60点の内容であっても提示し、クライアントの反応を見る。そうした方が、その後のアクションも取りやすくなります。
何度もやり取りを行いブラッシュアップしていくことで、結果として成果物も良いものになってくるはず。もちろん、深く思考したり、慎重に対応したりすることが重要な場面もありますので、臨機応変に業務を遂行していくためのスキルを身につけることが大切なのだと思います。
しかし、千載一遇のチャンスをつかむためには、スピード感はどうしても必要になってくるのも事実。そのため、常日頃から迅速な対応を心がけることは、これからも大切にしていきたいと考えています。
新しいことへの挑戦を後押しする環境で、前例のないプロジェクトの成功に貢献
スピード感のある対応を心がけていく中で、自治体のDX推進に関わる素早い提案へとつなげられたことがありました。たとえば、自治体の職員の方からとある施設の来場者数についての課題をお聞きしたことがありました。
関係者と共に早急に企画を立案し、解決に向けた提案を実施。その後、見事に受注することができ、スピード感のある対応を心がけることの重要性を実感しましたね。NECソリューションイノベータは、やってみようとすることを尊重してくれる職場だと思います。新しいことに挑戦したいという思いがあれば、積極的にサポートしてくれる体制があるのではないでしょうか。
当時の具体的な提案の内容としては、自治体が行うマーケティング施策に対する、映像・画像分析を活用した技術的支援を行いました。来場者の属性をアンケートなどで調査することも可能ですが、それでは収集できるデータが限られてしまいますし、労力もかかります。端的に言って、大変なのですよね。そのため、映像や画像から人間の顔などを自動で認識し、来場者の属性を解析できると非常に助かるわけです。そして、収集したデータをマーケティングに活用してもらおう、といった施策でした。
このプロジェクトは実証実験という形に進めることができたのですが、こういったことは技術的にもプロジェクトの進め方的にもこれまでにこの自治体では経験の少ないものでした。ですが、さまざまな方に助けてもらうことで、なんとかプロジェクトを成功まで導くことができました。個人的に達成感の大きかったプロジェクトのひとつですね。
また、コロナ禍におけるプロジェクトだったこともあり、リモートでのやり取りも増え、関わるメンバーのロケーションに限定されないつながりが広がった時期でもあったと思います。
それまでは社内的にも中部圏のメンバーと情報交換を行うことが多かったのですが、それ以外の地域の方々にも相談させていただく機会が増え、プロジェクトの枠を越えてさまざまなメンバーと協働しながらソリューションを提案できる体制が整いつつあると感じています。
全国にいるNECソリューションイノベータのメンバーには、プロジェクトを一から立ち上げた経験があったり、技術的に優れていたり、折衝が巧みであったりなど、多様なスキルをもった方々がいらっしゃいます。困ったことがあれば、助けてもらえます。非常に心強い環境だと思います。
プロジェクトの成功を重ね、将来的には所属部門のさらなる事業規模拡大をめざす
自治体のプロジェクトは短くとも1年ほどの期間を要しますので、粘り強く取り組んでいくことが大切です。先ほど言及した自治体様の施設の案件においても、試行錯誤を繰り返し、一つひとつ障壁を乗り越えることで成功まで導くことができました。
現在、担当している住民記録システムの標準化のプロジェクトにおいても、粘り強く取り組むことで、無事に成功することを願っています。「プロフェッショナル」という立場になり2年目。このプロジェクトを達成できれば、規模の大きな案件をまとめていく経験値も上がります。
そして、今後、他分野のプロジェクトに携わる際にもここで得た経験やスキルを活かしていけるのではないかと思います。そして、私の所属する部門の事業規模を少しずつ拡大していければと考えています。そのためにも、まずは今携わっているプロジェクトを成功させることですね。それを念頭に置いて頑張っていきたいと思います。
NECソリューションイノベータには多様なバックグラウンドをもつメンバーが集まっています。もちろん、ITの知識があるに越したことはないですし、IT業界のリーダー層、マネージャー層で活躍している人であれば即戦力になります。
また、システム企画や提案業務を行なっていた人であればスムーズにわれわれの業務に取り組むことができると思います。私の所属する部門であれば、自治体における業務知識があると助かる部分はあるかもしれません。しかし、本当に多様なバックグラウンドをもつ人材が所属していますので、他分野の方でも安心して応募していただけたらと思います。ぜひ、一緒に仕事をしましょう。
※ 記載内容は2023年11月時点のものです

