「ありのままの自分」を受け入れてくれた場所。卓球で培った忍耐力が導いた決断
私は中学・高校・大学と卓球部に所属し、チーム全員で目標に向かって練習を積み重ねてきました。特に大学では、高校時代に仲良くなった他校の先輩からの紹介で入部したのですが、周りは強豪校からの推薦や紹介で入部した先輩ばかり。自分のレベルとは全然かけ離れていて、練習や環境についていくことが本当に難しく、退部しようと考えたことは何度もありました。
ただ、ここで辞めても何のためにここまで頑張ってきたのか分からない。先輩たちや自分の気持ちに負けたような気がして後悔すると思ったので、4年間続ける努力を重ねてきました。キャプテンとしてチームを鼓舞し、目標を常にメンバーに共有し続ける立場でもあったので、自分が諦めるわけにはいかなかったんです。そして先輩たちが卒業するとき、「お前は忍耐力だけは誰にも負けてなかった。頑張れよ」という言葉をいただきました。自分の負けん気の強さや粘り強さを証明できたこと、それを認めてもらえたことがとても嬉しかったです。
就職活動では、栄養士の免許が取れる大学に通っていたこともあり、食関係の仕事に就きたいと考えていました。職種は特に決めていませんでしたが、会社で働いている「人」が自分と合っているのかというところに重きを置いていました。就職活動だからといって、自分らしさのない姿で面接に挑んでも働いてから後悔すると思ったんです。だから飾らずに、ありのままの自分を受け入れてくれる企業を探していました。
KICHIRIの選考では、当時の採用担当の方と大学での専攻や部活歴が似ていて意気投合し、とても仲良くしてくださったことを覚えています。面接官、採用担当という目ではなく、社会人の先輩という気持ちが強く、「私は一緒に働く人で判断しているし、私のこの性格を知ってもらって受け入れてくれるような企業に入りたい」と素直に伝えました。その時に「久美ちゃんのそういう意思強いところとか負けん気強そうな感じが好きやわ」と言ってくださって、学生の強みや印象的な部分をすぐに理解しようとしてくれていた部分が本当に嬉しかったです。最終選考では岸本部長からPA卒業式や社員総会の動画を見せていただき、リアルな会社の中を見た気がしました。選考のときから個人として見てくださっていたこと、それがKICHIRIに入社する決め手となりました。
リモート研修から始まった社会人生活。「おもてなし」が教えてくれた見られ方への意識
私が入社したのは、ちょうどコロナが流行していた時期でした。そのため、新入社員研修の多くはリモートでの実施となり、画面越しに同期や先輩社員と顔を合わせる日々が続いた印象です。そんな中、新入社員全員が集まる機会があり、そこで「おもてなしを学ぶ研修」を受けました。
この研修では、所作や言葉遣いといった基本的なマナーはもちろんのこと、お客様への「見せ方」だけでなく、自分自身が「どう見られているか」を意識することの大切さを学びました。おもてなしとは、ただサービスを提供するだけではなく、相手の視点に立って自分の振る舞いを考えることなのだと気づかされました。この研修での学びは、その後の店舗勤務でお客様と接する際はもちろん、PA(パートナーアルバイト)と接する際にも役立つ大切な視点となりました。研修の最後には同期全員で写真を撮りましたが、今でもその写真を見ると、懐かしさと同時に初心に戻る良い思い出として心に残っています。
入社後、私は営業統括部に配属されました。営業統括部では、「ヒトモノカネ」に責任を持つ仕事を任されます。具体的には、売上利益の向上のために販促を考えたり、原価対策を行ったりすること。そしてPAの採用や育成、繁忙期を乗り越えるための強いチーム作り。さらには清掃や設えのメンテナンスまで、店舗運営に関わるあらゆる要素を統括する役割です。
入社後に特にギャップを感じたことはありませんでした。ただ、この営業統括部での仕事を通じて、責任の重さと同時に、店舗を動かしていくことの面白さを実感する日々が始まりました。
最高売上更新の裏にあった「全員で共有する」仕組みと、自責思考への転換
現在私は営業統括部に所属し、店長を兼任しながら3店舗を管轄するエリアリーダーとして働いています。部下の育成や各店の改善点を洗い出し、部下社員と協力しながら店舗の改善を行う日々です。売上利益向上のための仕組み作りや関西全店案件の業務なども担当しています。
この仕事で最も印象に残っているのは、自身が育成したパートナースタッフと一緒に12月の最高売上を更新できたことです。常に前年や過去の売上利益を意識し、仲間に共有することで一緒に頑張ってくれる仲間が増えていきました。目標を達成したときは嬉しくて泣きながら上司や仲間に報告したくらいです。具体的には、12月の売上目標を全員に共有し、全員が見れる場所にカレンダーを設置して毎日の売上と目標達成までの残り売上を記載できるようにしました。最終週には、その日の売上目標と実際の売上を全体LINEに毎日共有し、全員への感謝と労いの言葉をかけ続けたんです。お客様には飲み放題の延長やプレミアム飲み放題への変更提案、単価の高いコースをおすすめする、1組でも多くのお客様に利用していただけるように時間誘導を行うなどもしていました。
一方で苦労したこともあります。お客様からクレームをいただくことが多かった時期があり、何度もお叱りのお言葉をいただいたことがありました。原因は何だったのか、どうすればよかったのかを考えるようになり、そこからクレームをいただくことはなくなった気がします。クレームがあるごとに対策まで店舗に共有し、同じような事例が発生した際には営業よりもお客様の対応を優先して、こちらから対策の説明や提案を行うようにしました。お客様の立場になり、先に先に行動することによって改善されていきました。
学生時代と比べて、自分は大きく成長したと感じています。他責にしがちでしたが、全て自分の責任に置き換えられるようになりました。きっかけは上司からの手紙です。「私の責任は全部自分が責任を取る」という内容で、また全部自分の責任に置き換えた方が気持ちが楽になるよという上司からのアドバイスがあったからです。周りに気持ちを発信したり、相手の立場になった時に共感したり提案したりすることもできるようになったような気がします。
入社してから現在まで、仕事への向き合い方も変化しました。与えられることに応えようとすると業務の量は多くなってしまうためモチベーションが下がりがちでしたが、与えてもらうことは信頼信用していただいているという証拠であり、自身を成長させるためのきっかけも与えていただいていることだと思うようになりました。
前年対比100%達成と、女性の働き方を示す存在へ。意欲で切り拓くキャリア
短期的な目標は、管轄店舗全店の前年対比100%を達成することです。この目標を実現するために、飲食の根本である製造の改善に力を入れています。クオリティとスピードの両方で良いものをお客様に提供できるよう、日々取り組んでいます。さらに、また来たいと思っていただけるおもてなし、つまりサービスの育成にも注力しています。リピーター様を創り続けることが、店舗の安定した成長につながると信じているからです。
中長期的には、家庭を持ちながら、女性の働き方を示せるような人材になることを目指しています。この目標を持つようになったのは、KICHIRIで出会った先輩社員たちの影響が大きいです。飲食店は女性が働きにくい、活躍できないという固定概念がある中で、結婚して子どもが生まれ、仕事と育児を両立しながら勤務している社員と出会ってきました。年齢の近い女性社員が多くいる中で、自身が結婚しライフワークバランスが変わった今、周囲からライフワークバランスについて相談されることが多くなりました。入社した時に憧れた先輩社員のように、次は自身がそのお手本になれるようになりたいと思ったんです。今は家族を優先したい気持ちと仕事も頑張りたいという気持ちを上司に伝え、与えていただいている業務に対して全力で向き合っています。
私は早くから責任者としての役職をいただいた方だと思います。上司からいただく業務だけでなく、上司が困っていること、これをしたら助けになるかなという想いで常に仕事をしてきました。それが今では信頼となり、あなただから任せられる、任せたいという言葉をたくさんいただき、エリアリーダーになり、社員総会ではMVPに表彰していただくことができました。受け身にならず、自身で行動していくことで、自身の成長やキャリアが生まれていくことを実感しています。
KICHIRIは大好きがいっぱいを理念とする会社だからこそ、会社の仲間は上司部下関係なく自分の家族同様だと思っています。自身のためにたくさん考えてくれる上司先輩がいるからこそ、私自身も部下後輩のためにたくさん考え、一緒に成長したい。ここまで人に対して考えてくれる会社って他にあるのかなといつも考えさせられます。就職活動や社会人になることはみなさんにとって不安なことばかりだと思いますが、あたたかく迎え入れてくれる仲間がたくさんいます。おもてなしをすることが好き、仲間と一緒に目標に向かって走ろうとする熱い想いを持っている方には、ぜひKICHIRIで一緒に働いてほしいです。どんなことも受け身にならずチャレンジする意欲と周りへの感謝を忘れず目の前のことに一生懸命になれる人は、この会社で必ず活躍できると思います。私もそのひとりになれるよう、みなさんの入社を楽しみにお待ちしています。

