31店舗を統括し、ブランドを育てる。現場と連携した「未来思考」のマネジメント
私は現在、営業統括本部のゼネラルマネージャーとして、関東エリアのいしがまやハンバーグを中心とした商業施設内のレストラン業態31店舗の営業統括を担当しています。同時に、いしがまやハンバーグのブランド責任者として、ブランド全体の戦略立案から実行までを統括する役割も担っています。
具体的な仕事内容としては、いしがまやハンバーグの販売戦略や販促メニュー企画の立案、実行、改善といったマネジメント業務があります。メニュー開発やポップなどの販売企画、新店舗の立ち上げはもちろんですが、それだけではありません。現場のスタッフの意見と連携しながら、おもてなしやオペレーションのブラッシュアップ、そして教育の実施にも力を入れています。加えて、3 Little Eggsやかつゑもん、ひな鶏伊勢ゐといった単一業態のブランドマネジメントも担当しており、エリア全店の運営管理や人財育成、店長や統括者の育成も私の大切な役割です。
31店舗のチームマネジメントと人財育成、そしていしがまやハンバーグ全店のブランドマネージャーという立場で、私が大事にしていることが2つあります。1つは「自分とチームを信じること、経験を活かすこと」。もう1つは「未来思考であること」です。
この「未来思考」を実践するために、日々の仕事の中で心がけていることがあります。成功したときには、さらに成功し続けられるやり方を生み出すようにし、それを他の人でもできるようにする。逆に失敗したときには、繰り返さない、今以上の結果になるような対策を実施し、他の人が同じ結果にならないようにする。つまり「次」や未来が「今」以上になるように行動しているのです。
この仕事で何よりやりがいを感じる瞬間は、1人1人、1店舗1店舗の成果や成長を感じるときです。それぞれの店舗やスタッフが成長していく姿を見守り、支えることが、私のモチベーションになっています。
音楽ライブとカフェ店長。多彩な経験から見つけた「人」の大切さ
私のキャリアは、音楽系のライブハウスの社員スタッフからスタートしました。音楽ライブの企画や運営業務全般を担当し、音楽アーティストのスカウトやマネジメント業務にも携わっていました。音楽が好きで始めた仕事でしたが、アーティストと向き合い、イベントを作り上げていく過程で、多くのことを学ばせてもらいました。
その後、カフェの店長として働くことになりました。ここで私は初めて「店長」という立場を経験することになります。この経験が、私のキャリアにおける大きなターニングポイントになりました。それまでは「何ができるか」という能力面を重視していた部分がありましたが、店長として店舗を運営する中で、それ以上に大切なことに気づいたんです。それは「誰とどう関係を築くか」ということでした。
特に印象に残っているのは、方針の合わないスタッフがいた時のことです。最初は外見や行動だけを見て判断していた部分がありました。しかし、その人と真正面から向き合い、仕事に対する思いやスタンスを深く知ることで、お互いに外見や行動だけではわからなかった部分に気づくことができたんです。その結果、チームワークが格段にとりやすくなりました。
大きな変化や問題に直面した時には、全員を集めて話をする機会を設けました。そこからチームワークがとれるようになり、人との関わり方次第で、チームでできることの可能性は大きく広がることを実感しました。この経験を通じて、店舗運営における「人」の重要性を深く理解することができました。
そして将来は独立をしたいと考えるようになり、そのためにいろんな店長経験を積みたいと思うようになりました。この思いが、次の転職を考えるきっかけとなったのです。
「本気で考えて動く姿」がチームを変えた。挫折と成長を経て学んだリーダーシップ
人生で初めて「表彰」を受けたのは、店長成果プレゼン会でのプレゼンでした。正直なところ、自分には評価されないだろうと思っていたんです。プレゼンの経験もなく、パワーポイントも不慣れで、店舗としての数字成果も大きく出せていない状態での発表でしたから。
でも、取り組み内容やお店のみんなの努力と成長がプレゼンを通して伝わったことで、表彰を受けることができました。前職のカフェで働いていた時には、お店の数字だけが評価の対象でした。しかし、この会社における「成果」や「評価」は数字だけではないということを、この時実体験として学びました。メンバーにも「頑張ってよかった」「もっと頑張りたい」というやりがいを届けることができて、お店やチームがもっと盛り上がり、最終的には数字成果にもつながっていったんです。これが、入社してから現在まで、私自身が最も成長したと感じるターニングポイントでした。
入社後、前職と比べて自分が大きく変わったと感じるのは、前に出て話すことができるようになったこと、自分の意見を言えるようになったことです。店長として毎年実感するやりがいは、新入社員の成長を見守れることです。入社した時には「店長にはまだ興味がない」と言っていた新入社員が、店舗での経験と成長を経て、2年後、3年後には店長として成果を出していたり奮闘している姿を見ることができる。これは本当に嬉しいことです。
店長時代に、大きな改善に取り組もうとした時のことは今でも忘れられません。「塩原店長にはついていけない」と言われた時は、正直なところ、誰も出勤してこなかったら上司に相談しようと思いました。でもそこで、1人1人と向き合うことにしたんです。お互いの目的や価値観をすり合わせ、違いを共通認識で理解していく。反対意見やお店に対する思いを1人1人と向き合って受け止めた上で、1つ1つを変えながら解決していきました。
結果的に、2ヶ月でチームが一致団結できるまでになり、パートナー営業ができるまでのチームになりました。後から知ったのですが、自分の取り組みや目標に協力してくれていた一部のメンバーが、私の知らないところでお店の外で他のメンバーに直接働きかけてくれていたんです。そのメンバーになぜそうしたのかを聞いた時、「店長が本気でお店のことを考えて動いている姿に刺激を受けた」と言われました。本気で仕事をしていれば伝わるのだということを学び、自分も仲間に対して、外見や言葉だけではわからない部分にも気づけるようにしていこうと心がけています。
前職での経験も今の仕事に活きています。「知らない、できない」ということをそのままにせず、自分から動いて解決する。この姿勢は変わらず大切にしています。
「また来たいお店」をめざして。自らの成長と仲間の可能性を信じ、挑戦を続ける
今後の短期的な目標としては、自分が担当している業態ブランド全てにおける利益とお客様数の向上を掲げています。そのために、企画戦略やマーケティング力を学んでいるところです。飲食店において、お客様に選ばれ続ける店舗を作るためには、ブランディングや企画の力が欠かせません。現場での経験を積んできた私にとって、この経営的な視点を身につけることが、次のステージに進むために必要なスキルだと感じています。
中長期的には、自分自身がブランディングや企画力などの経営スキルを習得することはもちろん、統括者として大きな目標があります。それは、エリア全店がお客様にとっても従業員にとっても「また来たいお店」にすることです。お客様に愛され、働く仲間たちも笑顔でいられる店舗を作ることが、私の理想であり、めざすべき姿だと考えています。
採用候補者の皆さんには、ぜひお伝えしたいことがあります。まず、仕事をする上で大切にしてほしいのは、自分を信じることです。自信がないときは、自分を信じてくれる上司や仲間を信じてください。未来の可能性は自分次第で広げることができるということを、心に留めておいてほしいと思います。
いろんな面で、自分の可能性を高められる会社です。仕事や責任を担うことで人として変化成長することはもちろんですが、店舗スタッフや店長として、お客様や仲間と本気で向き合って過ごす中で磨かれる「KICHIRIの一員」としての成長が、いつのまにかその人自身の魅力のひとつになっている、という姿をいろんな仲間に感じます。自分の可能性に思いきり挑戦できることが、KICHIRIで働く一番の魅力であり、KICHIRIでしかできない経験だと思います。
この会社では、成長意欲を実現できる環境があります。失敗を「成功へのステップ」と位置付けているので、何度でもチャレンジできます。目的や目標意識を持って、失敗や変化をおそれず、自分から動くことができる方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。

