「サッカー以外に自分の価値はあるか」。その問いが導いた企業選びの軸
就職活動で私が企業選びの軸として大切にしていたのは、大きく3つあります。 1つ目は、「若手の裁量権」です。 ただ一口に裁量権といっても、私は2つの意味があると考えていました。1年目や2年目から成果次第で大きなプロジェクトを任されるという意味と、もう一つはマネジメントの役割を担えるという意味です。私が求めていたのは後者で、人の人生を背負いながら意思決定を行い、多くの人に影響を与えられる経験を、若いうちから積める環境でした。 2つ目は、「夢や目標を持って働く大人がいるかどうか」です。 これまでサッカーに打ち込む中で、同じ志を持ち、高い目標に向かって努力し続ける仲間の姿を心からかっこいいと感じてきました。だからこそ就職活動においても、社員一人ひとりが夢を持ち、日々本気で仕事に向き合っている環境であれば、自分自身も高いモチベーションを保ち続けられると考えていました。 そして3つ目は、「サッカー以上の熱量で打ち込める仕事かどうか」です。 一緒に働きたいと思える人がいるか、心からこの人たちとなら頑張りたいと思えるか。少し感覚的ではありますが、そうした“直感的なワクワク”も大切な判断軸にしていました。
こうした3つの軸が生まれた背景には、就職活動でのある気づきがあります。 自己分析を進める中で、私は「サッカーしかしてこなかった自分」に気づきました。それまでの人生は、チームの中で評価されることや結果を出すことに必死でしたが、引退を目前にしたとき、「サッカーがなくなったら自分には何が残るのか」という強い不安に襲われたのです。 その経験を通じて初めて、自分の価値は自分でつくっていかなければならないと気づきました。 同時に、サッカーから学んできた、同じ目標を持つ仲間と覚悟を持ってやりきること、そして常にベストを尽くし続ける姿勢は、これからも大切にしていきたいと思いました。 だからこそ私は、それらを社会人としても体現できる環境を求め、この3つの軸をもとに企業選びをしていました。
想像以上の本気度と、理想と現実のギャップから学んだこと
入社前から、IKKホールディングスには「人に本気で向き合う会社」という印象を持っていましたし、誰よりも人の可能性を信じている会社だと感じていました。 ただ、実際に働いてみると、その“本気度”は想像をはるかに超えるものでした。 目の前のお客さまや仲間に対して、「そこまでこだわるのか」「そこまでやりきるのか」と驚く場面を何度も目の当たりにしてきましたし、一つひとつの仕事に対する圧倒的な熱量とクオリティに、何度も心を動かされました。 正直に言うと、悪い意味でのギャップはほとんどありませんでした。 むしろ、良い意味でのギャップの方が圧倒的に大きかったです。 ただその一方で、その環境に身を置く中で、理想と現実のギャップに悩むこともありました。 とくに1年目・2年目の頃は、周囲のレベルの高さに触れるたびに、「自分はまだまだできていない」と強く突きつけられる日々でした。 それでも同時に、「この環境にいるからこそ成長できる」と実感する瞬間も多くありました。「高い基準で本気の仕事が求められるからこそ、自分自身の限界を押し広げていける」そんな手応えを感じていたからです。 今振り返ると、理想と現実が大きくずれていたわけではなかったと思います。 むしろ、会社という“看板”ではなく、その中にいる“人”を見て意思決定をしたことが、間違いではなかったと強く感じています。
採用から育成、制度設計まで。人と向き合う人事の仕事で大切にしていること
現在、私は人事部に所属し、優秀な人材の採用をはじめ、社内の教育研修の設計・登壇、さらには人事制度の構築と運用まで幅広く担っています。もともとは営業部でエリアマネージャーとして現場に立っていましたが、2025年8月に人事へとキャリアを移しました。 そんな私が今の仕事で何より大切にしているのは、「かけた愛情でしか人は育たない」という考え方です。 この価値観は、これまでの人生の中での挫折や苦しい経験から生まれました。自分が思うようにいかず立ち止まったとき、周囲の仲間が本気で向き合い続けてくれたからこそ、乗り越えることができ、今の自分があります。 だからこそ人事として誰かと向き合うとき、単に正解を示すのではなく、その人自身が気づき、自分の力で前に進めるような関わり方を心がけています。そして何より、その人以上にその人の可能性を信じ抜くことを大切にしています。 人事という仕事は、目に見える成果だけで評価するのではなく、その人がどんな姿勢で仕事に向き合っているのか、どんなプロセスを歩んでいるのかを見続けることが求められます。 これは、私自身が社会人になってから学んだ大切な価値観でもあります。 結果だけでなく、そこに至るまでの姿勢を尊重すること。 その考え方が今の自分の仕事のスタンスを形づくっており、これからも人と本気で向き合い続けていきたいと考えています。
選んだ道を正解にする。未来の自分へワクワクし続けるキャリアの描き方
これからのキャリアや人生で大切にしていきたいのは、IKKが掲げる理念を体現し続けることです。 どんなキャリアを歩んだとしても、どんな経験を積んだとしても、謙虚に奢らず努力を続けること。そして、生涯現役・生涯挑戦者として、毎日ベストを尽くし続けることを大切にしていきたいと考えています。 私は、「今日という1日が人生の縮図」だと思っています。 だからこそ、1日1日の自分の在り方やスタンスに対して、「今日は100点だった」と胸を張って言えるかどうか。その積み重ねを何より大事にしていきたいです。 そして過去の自分、そしてこれから同じように人生の選択に悩む方に伝えたいのは、 「選んだ道を正解にすること」「迷ったときはワクワクする方を選ぶこと」です。 最初から完璧な正解を出す必要はないと思います。 社会人になって感じるのは、大切なのは「正しい選択をすること」ではなく、選んだ道で行動し、失敗し、そこから学び続けることだということです。 どんな環境にいても、自分の向き合い方次第で価値はつくることができます。 うまくいかないことや思い通りにならないことは必ずありますが、事実は一つでも、その解釈は無限にあります。その出来事にどんな意味を与えるかが、自分の人生の質や幸福度を大きく左右していきます。 だからこそ、環境や結果に一喜一憂するのではなく、「自分はどう在るべきか」と自分自身に問い続けることを大切にしてほしいと思います。
現在、IKKホールディングスは第二創業期と呼ばれる大きな転換点にあります。 ブライダル事業で上場し、日本一を成し遂げた実績を基盤に、今はそのノウハウを活かして多角的に事業を展開しているフェーズです。今後は事業会社を次々と生み出し、10年後には売上1,000億円規模の企業へと成長していくことを掲げています。 ここ数年でも複数の事業会社が立ち上がっており、挑戦の機会は圧倒的に広がっています。 だからこそ、将来経営者を目指したい方や、20代で圧倒的に成長したいと考える方にとっては、これ以上ない環境だと感じています。 実際に、多くの社員がホスピタリティ業界やサービス業に興味があったわけではなく、 「人」や「理念」、「考え方」、そしてこの事業フェーズに共感して入社しています。 もしこれから、 本気で成長したい、誰かと本気で向き合える人生を歩みたい。 そう思う方がいれば、ぜひその一歩を踏み出してほしいと思います。
