本部からホテルの経理業務を担い、現場をサポート
現在、本社の事業運営部 事業運営企画課に所属する遠山。グランビスタ ホテル&リゾートが運営する施設の経理業務を担当しています。
「当社が運営している、インターゲートホテルズというブランドのホテル5施設と、銀座グランドホテル、計6施設の経理業務を担当しています。インターゲートホテルズは、東京、京都、大阪、金沢、広島で全国展開しているアーバンホテルです」
グランビスタ ホテル&リゾートでは、全国にホテルやレジャー施設を展開しており、施設内に経理部門を置いている施設もありますが、遠山が担当している6施設は、本社の事業運営企画課がバックオフィス業務を請け負っています。
「私たちがバックオフィスを担うことにより、現場のキャストにはお客様へのサービスに専念してほしいという想いで、業務と向き合っています。 現在、事業運営企画課のメンバーは6名。人事や総務を含めたバックオフィス業務全般を引き受けており、経理業務は私ともう1名の2名体制で行っています」
従業員の力になれることが喜びに。バックオフィス業務を担う中で芽生えた想い
2019年に新卒でグランビスタ ホテル&リゾートに入社した遠山。入社までの経緯をこう振り返ります。
「もともと接客に興味があり、大学2年生のときにホテルで1カ月ほどインターンシップを経験したことで、ホテルという場所で働くことへの憧れが強まりました。歴史ある企業であること、入社から数年おきに部署異動して多様な経験を積みながらキャリアアップができることが、グランビスタ ホテル&リゾートへの入社の決め手です」
入社後、遠山が最初に配属されたのは、「大津ハイウエイレストラン」。滋賀県大津市の大津サービスエリアです。
「1年間で施設内の主な部門はすべて経験しました。ラーメンやカレーといった軽食の調理やお客様への提供から、後片付け、売店部門での商品陳列やレジ打ち、そして経理や人事まで、さまざまな業務に携わり勉強の日々でした」
入社2年目、遠山は「鴨川シーワールド」へ。管理課に配属され、主に従業員の給与計算業務や社会保険手続きの対応などに従事した後、その翌年には同じく水族館を運営する「須磨海浜水族園」に移り、経理業務を担当しました。
「私たち経理は、生きもののエサやお薬、病院代なども管理するのですが、生きものの体調による緊急度や重要度を考え、臨機応変に対応できるようにしていました。水族館の主役はなんといってもそこにいる生きものたちですから。
このふたつの水族館は、バックオフィスを含め、『生きもの最優先』の意識が徹底されたとても興味深い職場でした」
須磨海浜水族園に在籍していた3年目、遠山は早くも大きな仕事を任されました。これが自身の成長を実感する貴重な機会になったと振り返ります。
「経理の担当者として、2021年度の年度決算の主担当というとても責任の重いポジションを務めました。すべての業務が無事に完了して会計を締められたときのことは、いまも強く印象に残っています」
入社当初はホテルという場で接客する自身の姿をイメージしていたと言う遠山。結果として想像していたこととは異なる業務に携わってきていますが、これまでのキャリアを通じて、徐々にバックオフィス業務の魅力や自身の適性にも気づくようになったと話します。
「現場の接客スタッフは、直接お客様と接し、お客様の信頼を得ることにやりがいを感じていると思います。一方、私はバックオフィス業務を担う中で、従業員から頼りにされ、彼ら、彼女らをサポートできることに喜びを感じてきました。
とくに須磨海浜水族園時代に、従業員にお子さんが生まれて必要な手続きをサポートした際、『遠山さんのおかげです』と感謝の言葉をいただいたときは、大きなやりがいを感じたのを覚えています」
毎年のように職場環境が変化したからこそ得られた、新しい気づきや学び
入社後は多様な経験を積みながらキャリアアップできることに惹かれていた遠山は、年を追うごとに変化する職場環境をポジティブに捉え、成長の糧としてきました。
「もちろん、環境に慣れるまでは毎回大変ですが、2〜3カ月も経つと慣れてきて仕事が楽しくなるのです。それを理解できるようになってからは、新しい職場に移ることにさほど抵抗を感じなくなりました。
入社当初は、『次はこの施設でこんな仕事をしたい』と具体的な希望を伝えていたこともありましたが、さまざまな施設を経験し、どこでどんな仕事に携わっても楽しめることを知った現在は、働く場所へのこだわりはほとんどありません」
そんな遠山にとってとくに印象に残っているのが、2022年に「白良荘グランドホテル」の管理課に着任したときのこと。初めて担当するホテルの経理業務に戸惑いながらも、着実に経験の幅を広げられたと振り返ります。
「経理として、宿泊の予約受付担当と関わることがとても多いのですが、どのように予約が入り、それがどう売上に反映されるのかなど、仕組みに関する知識が当時の私にはまったくありませんでした。
最初は対応に苦戦しながらも、業務について丁寧に教えてくれたマネージャーや予約受付担当のキャストメンバーのおかげで、半年ほどで業務の全体像が理解できるように。少しずつ周りと連携しながら業務をこなせるようになりました」
一方、新しい環境に順応するためには、自己研鑽が欠かせません。とくに2年目以降は業務外での学習にも力を入れてきました。
「人事業務を担当するにあたって衛生管理者の資格や、経理業務を行うにあたって簿記の資格などの取得に向けた学習に取り組んだり。社内の通信教育制度を有効活用しながら、現在も自己学習を続けています」
そして2023年、遠山は本社の事業運営部 事業運営企画課へ。慣れない宿泊施設特有の経理業務の難しさと格闘しながら、現在も新たな学びと経験を積み重ねています。
「予約受付担当に何か尋ねる際、私の知識がまだまだ乏しいため、『この質問は不適切なのでは?』『的外れな質問をしてはいないだろうか?』と不安に思うことがあります。宿泊施設運営を主力事業とする当社の一員として、ホテルに関する基本的な知識を身につけようと日々努力している真っ最中です」
それでも、以前に比べて自分から積極的にやり取りできるようになったと話す遠山。白良荘グランドホテル時代の上司からかけられた言葉が支えになっていると言います。
「『そんなに周囲の目ばかり気にしていては、仕事が進まないよ』と助言されたことがあります。それ以来、自分の知識不足を認め、受け入れることで、段々と恐れることなく円滑にコミュニケーションできるようになりました。
確かに、ときには相手に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。しかし、その経験から新たな学びを得て成長し、最終的にはその方を助けられる存在になると決めてから、少しずつ周囲を頼れるようになってきたのです」
接客のプロフェッショナルたちから頼ってもらえるバックオフィスへ
未経験の業務に積極的に挑み、スキルを磨きながら貢献範囲を広げてきた遠山は、表舞台に立つキャストを支える現在の役割に大きな意義を感じていると話します。
「入社前は接客業務を担当するつもりでいましたが、今では、これからもずっとバックオフィスを担うひとりとしてキャリアを築いていきたいと考えています。ホテルで接客に従事しているキャストに『お客様ファースト』の意識が備わっているのがわかりますし、その所作や言葉づかいは、私が学生時代に憧れていたホテリエそのもの。
心から尊敬できる彼ら、彼女らを支えることを通じて、お客様へのより良いサービスの提供に貢献していきたいです」
そんな誇れる仲間の中でも、遠山にはとくに尊敬する方がいると言います。
「私が所属する事業運営企画課の課長です。別の部署を掛け持ちし、ほかの宿泊施設のマネジメントも行っているのですが、多方面からの期待に応えている姿にいつも敬意を感じています。課長のように周囲から頼られる存在になることが、いまの私の目標です」
入社からの5年間で5つの施設を経験してきた遠山。さまざまな現場を知るからこそ感じているグランビスタ ホテル&リゾートの魅力があります。
「各施設にはそれぞれ特色がありますが、それ以上に、多彩なバックグラウンドや専門知識を持ったキャストが集まっているのが当社の強み。さまざまな観点で意見交換できるので、コミュニケーションがとても刺激的です。
さらに、活躍できる場が多様なので、幅広い業務に携わりたい方にとって最適な職場ですし、専門性を追求したい方にとっては適したポジションが見つかりやすい環境だと思います」
バックオフィスを担う喜びを胸に。遠山はこれからも、最大限のホスピタリティを持って、最前線に立つキャストを支え続けます。
※ 記載内容は2024年1月時点のものです

