“人への関心”が導いた人事への道。本社と現場、それぞれの立場で組織づくりを支える
本社人事課で課長を務める高木と、沖縄プロジェクト開業準備室で人事総務の係長を務める友利。ふたりがグランビスタ ホテル&リゾート(以下、グランビスタ)の人事の道を選んだ背景には、共通して“人への関心”がありました。
高木:前職は医療・コスメ系の大手企業で、店長・販促・マーケティング・人事・店舗開発営業まで、幅広い業務に携わっていました。
その中で最も手ごたえを感じたのが人事の仕事。1000名規模の採用を行う企業で、私のチームはその約半数を担当していたのですが、それがとても楽しくて。
それぞれの価値観やキャリアの背景、これから描こうとしているストーリーに触れられる点が、人事の醍醐味だと感じています。数字やプロダクトよりも“人”に軸を置きたいという想いがありました。
友利:前職は学習塾で5年間教室長として子どもたちの進路支援に向き合い、その後は総務を中心にバックオフィス業務を幅広く担当していました。
学習塾ではキャリアデザインの話題が日常的に飛び交います。さまざまな業務を経験する中で、自分は働く人を支える仕事に向いていると感じるようになりました。
人と関わることが好きで、現場で奮闘するキャストを支える役割にやりがいを覚えたことが人事領域へ舵を切ったきっかけです。
ふたりにとって、ホスピタリティ業界は未知のフィールド。次のキャリアステップとしてグランビスタを選んだのには、明確な理由がありました。
高木:ジョブ型採用に携われること、そして趣味である「旅とホテル」への興味が重なったこと。この2つが決め手でした。グランビスタは、ホテル・水族館・ハイウエイレストランなど、さまざまな事業を展開しています。多様な職種や人材と向き合う中で、自分の視野も拡張していくと感じていました。
友利:沖縄にはリゾートホテルが数多くありますが、開業フェーズから携われるチャンスは希少です。さらに総務と人事を兼ねるハイブリッドなポジションで、自分の強みであるバックオフィス業務を活かしながら、新しい領域である採用にも挑める点も魅力でした。
本社人事と事業所人事──立場は異なりますが、ふたりはそれぞれのポジションからグランビスタ全体の人と組織を支えています。
高木:全国にある事業所を俯瞰しながら横断的に支援するのが本社人事のミッションです。採用計画の企画・実行、採用チャネルや選考手法のアップデートのほか、新卒・中途・障がい者雇用の採用支援や評価制度の運営など、幅広い業務を担当しています。
友利:私は現在、11名のチームの一員として2026年夏のオープンに向けて約90名の採用を動かしています。宿泊・フロント、料飲・レストラン、施設、セールス&マーケティングなど各セクションの課長クラスのメンバーと連携しながら、必要な人材要件を固めつつ採用プロセスを進めているところです。
ホスピタリティを軸にした採用哲学。対話を通じて価値観の共鳴を見極める
グランビスタでは、全社共通の価値観として「ホスピタリティ」を中核に据えています。この精神は採用活動にも深く根づいており、高木と友利もそれぞれの立場で独自のアプローチを展開してきました。
高木:私が採用に携わる上で一貫して重視しているのは、「誰かのために動けるか」という視点です。候補者の方と向き合うときは、これまでどんなかたちで人に関わってきたのか、その原体験やエピソードを丁寧に引き出すようにしています。
友利:ホテルの最前線に立つ方々を採用するため、「おもてなしの姿勢」と「思いやりの深さ」はとくに注視しています。現場のサービス品質に直結するため、人柄やコミュニケーション力もしっかり見極めるように意識しています。
面接では、ふたりが共通して大切にしていることがあります。それは候補者が自然体で話せる空気づくりと、相手の言葉の“奥にある想い”に耳を傾けること。
高木:その方の原動力や、大事にしている価値観が言葉として立ち上がる瞬間を見たいんです。自分の考えをいきいきと語ってくださったときに、「仕事にも情熱を乗せられる方だ」と感じます。
そのためには、話しやすい雰囲気づくりが欠かせません。候補者の方の言葉をあえて反復したり、要約して返したりしながら「ちゃんと聞いてもらえている」という安心感を持っていただけるよう心がけています。
そこから、会社のカルチャーも感じ取ってもらえたらうれしいですね。
友利:私も同じように考えています。緊張がほぐれた状態で話してもらえると、その人の心情や信念が自然と浮き上がってくると思っているからです。
当社には「地域の価値で、未来を変えていく。」というブランドステートメントがあります。面接ではこれをベースに、沖縄の魅力をどう伝えたいか、どんな体験価値を提供したいかをうかがうようにしています。
沖縄出身の方はとにかく地元愛が強く、話を振ると想いやこだわりが一気に溢れてくることが多いんです。県外・海外から来る方なら、その方の視点で見た沖縄の魅力を聞きながら、当社のブランドと共鳴するかどうかを見ていますね。
多様性を活かす制度設計と現場に寄り添う支援で、キャストの成長と働きやすさの両立を
キャスト一人ひとりが力を発揮できる環境を整えることも、人事にとって重要な役割のひとつです。グランビスタでは、多様性を尊重した人材採用やサポート体制の構築に取り組んできました。
高木:当社では、「広い視野でつながりを考え、行動しよう。」「時代の潮流を創ろう。」「フロンティア スピリットを持ち、挑戦しよう。」「グランビスタの『多様性』と『個性』を活かそう。」という4つのアクションポリシーを掲げています。
これをかたちにするには、業界を越えた連携や異なるバックグラウンドを持つ仲間との協働が不可欠です。海外出身者や多様な経歴を持つ中途社員の採用にも積極的に取り組んできました。
異なる価値観が交わる環境が、新しい挑戦の原動力になると考えています。
こうしたカルチャーを組織全体で根づかせるために、同社では評価制度を定期的にアップデートしてきました。
高木:従業員満足度調査や意向調査を毎年実施して、働き方のニーズを細かく吸い上げています。2025年にはキャスト一人ひとりが自身で設定する「チャレンジ目標」を新たに導入しました。
「チャレンジ」と聞くと構えてしまう方もいると思いますが、小さな一歩で十分なんです。「年間で本を何冊読む」といった学びの目標でも、ライフスタイル改善でも構いません。
資格取得でもよいですし、自分自身が成長を楽しめる状態をつくることが目的です。小さな改善だとしても、キャストが納得して働ける環境に近づけることをめざしています。
一方、沖縄で開業準備を進める友利が重視しているのは、実務に即したサポート。現場に近いからこそ見える“リアル”を踏まえた支援に意欲を示します。
友利:健康管理や人間関係、働きすぎ防止など、現場で働く人にとって大事なテーマに注目しています。まずは自分の生活を大切にしながら、働ける状態を整えること。その上で、キャリアアップを望む方の背中はしっかり押したいと考えています。
そのためには、相談しやすい環境が何より重要です。どの業界にも頑張りすぎてしまったり、人に頼れなかったりする方がいます。気軽に声をかけられる窓口のような存在でありたいですね。
なにげない雑談の中から、「実は不安に思っていること」「やってみたいこと」が見えてくるときがよくあります。そうした声をすくい上げ、具体的な支援につなげていくことが私の役割だと思っています。
挑戦を歓迎する風土が描く組織の未来。多様性を力に変え、新たな価値創造をめざす
業界の枠を超え、人事という新たなフィールドで価値創造に挑むふたり。グランビスタで描く明確なビジョンがあります。
高木:当社には多様性や個性を尊重し、挑戦を後押しするカルチャーがあります。これは、他企業にも引けを取らない環境だと感じています。
働き方改革・人事制度の再設計・ダイバーシティ&インクルージョン推進など、さらに組織力を高める取り組みを通じて社員のエンゲージメントを底上げし、グランビスタのブランド価値向上に貢献していきたいです。
友利:私にとって人事の世界は未知の部分も多いですが、学びを重ね、やり切ることが目標です。開業準備室の仲間、そして新たに迎えるメンバーと一緒に、ワクワクしながらオープンを迎える日のことを想像すると今からとても楽しみですね。
またグランビスタの歴史や価値観を新しい仲間へと伝え、浸透させることも私の大事なミッションです。時間をかけてしっかり取り組んでいきたいと思っています。
こうした挑戦を支えているのが、未来志向でイノベーションを推進するグランビスタの組織風土。ふたりは、その魅力を次のように語ります。
高木:「失敗が成長につながる」というマインドセットが全社に根づいており、恐れずにチャレンジできる環境があります。自分の個性が馴染むか不安に感じる方もいるかもしれませんが、むしろその個性こそが当社で活躍するエンジンになるはずです。
私自身、外部から入ってきた立場ですが、新しいアイデアを提案しても皆さんが耳を傾け、背中を押してくれます。挑戦を歓迎する空気があり、とても働きやすいと感じています。
友利:キャリア開発面のサポートが本当に充実しています。100以上ある通信講座の中からテーマを選んで学べる制度もあり、働きながらスキルアップを図りたい方には最適な環境です。
そして、新しいホテルの立ち上げに関われる機会はめったにありません。ぜひこのタイミングで、一緒に楽しみながら挑戦してほしいと思います。
“人の力”を信じる企業の未来は明るい──そう信じるふたりの紡ぐ新しい挑戦が、組織の可能性をさらに広げ続けます。
※ 記載内容は2025年11月時点のものです
2026年7月15日(水)に開業予定の新リゾートホテル
「BLISSTIA SUITES & RESORT 沖縄恩納村」について詳しくはこちら
https://www.granvista.co.jp/blisstia-okinawa-onnason/

