「選択肢を増やす」ことを軸に、仕組みでユーザーの一歩を支える
私は現在、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)組織でマネジャーを務めています。CRMとは、お客様との関係を管理・構築していく組織のことです。具体的には、エージェントサービスの面談を設定することが主なミッションですが、単に面談の数を増やすことが目的ではありません。転職活動に迷いや不安を感じている方が、一歩踏み出すきっかけをつくること、選択肢を広げることこそが、私たちの本当のミッションだと捉えています。最初のタッチポイントから寄り添い、自分らしいキャリアを選べる状態の土台を築く役割を担っています。
マネジャーとしての組織管理だけでなく、カウンセリング設定の仕組みづくり全般にも携わっています。具体的には、カスタマージャーニーの設計や業務の再設計、SaaSやAIといったツールを用いた自動化やプロセス改善などです。お客様からの声や、現場から出たアイディアを順次、仕組みへと落とし込んでいます。現場のメンバーや部署を超えたメンターや他部署のメンバーと対話を重ね、「今の仕組みが、本当にユーザーの選択肢を広げることにつながっているか」を俯瞰して考えることも私の大切な仕事です。特に、メンバーから「カウンセリング設定をもっとこうしたい」「こんな案内ができたらいいよね」という現場発のアイデアや改善の声が生まれたときに、それを組織の仕組みとして形にできる範囲を広げていくことが自分のやりがいになっています。メンバーがワクワクしながら挑戦し、現場起点の改善を歓迎する風土をチーム内につくることを大切にしています。
仕事をする上で大事にしているモットーは、「『支援する』というより『選択肢を増やす』」こと、そして「人を変えるのではなく、環境や仕組みを変える」ことです。働きづらさは本人ではなく、社会や組織の仕組みから生まれることが多いと考えています。だからこそ、SaaSやAIを活用した仕組みづくりやカスタマージャーニーの設計においても、単に「どう効率化するか」という手法ではなく、「何のために改善するのか」という目的を常に問うようにしています。現場の「これできたらいいよね」を形にしながら、一人ひとりが自分らしい選択をできる社会の土台を、このCRMからもつくっていきたいです。
保険営業からWebディレクター、そしてGPへ。一貫した想いが導いたキャリアの軌跡
最初のキャリアは保険の個人向け営業でした。お客様の人生設計や目標を一緒に考えながら、未来の実現可能性を高めるサポートをする仕事です。当時、不安を煽るような営業ではなく、「どんな未来にしたいですか?」とお客様と一緒に考える時間が何より好きでした。その方の個性が表れたプランを一緒に作り、実現のための選択肢を提案しながら、未来の可能性を広げていくプロセスにやりがいを感じていました。ただ、仕組みが整っている分、提案の自由度には限界があると当時感じました。もっと幅広い選択肢を提供できる仕事がしたい。そんな想いが強くなり、次のキャリアへと踏み出しました。
次に選んだのは、Web制作会社のWebディレクターでした。Webという日々進化する技術を使って、人の行動変容のきっかけをつくれることに魅力を感じたんです。WebサイトやWeb広告、スマホアプリなどの制作に携わり、ここでプロジェクトのPDCAを回すことや仕組みづくりの基礎を学ぶことができました。自由度の高い環境で、表現に無限の可能性がある面白さを実感していました。しかし、深夜までの残業が続く日々の中で、妊娠・出産を経験したことが大きな転機になりました。自身のライフステージが変わったことで、改めてこれからのキャリアを見つめ直す機会になったんです。「より生活者に近い距離で、人の人生に深く関わる仕事がしたい」という想いが強くなっていました。
転職を決意し、「自分自身のこれまでの経験をすべて活かし、本当にやりたい軸に立ち返れる場所はどこだろう」と考えながら活動を始めました。その軸を言葉にするために、面接の前に何度もノートに向き合ったことを覚えています。「この時なんでこう思ったんだろう?」「なんでこの時嬉しかったんだろう?」「何に貢献できそうか?」。自信がなくても、繰り返し繰り返し書いて、一つの線になるように結んでいきました。
その中で、自分の中でも特に軸になっているのは、中学生時代に学校に行けない時期があったことです。当時、教室に入るまで長い助走期間がありました。校門までは行くけれど、どうしても入れずに帰る。そんな日々が続きました。周囲から見れば「学校に行けなかった」という結果かもしれませんが、自分にとっては「家を出た」「校門まで行けた」「ドアに手をかけられた」という一歩一歩が、必死の挑戦だったんです。
そのとき、結果が出なくても「やってみよう」と家を出て外の空気を吸うだけで、家で悩むより世界が広がり、前向きになれる発見がありました。だから私は、「行動して成果を出さないと意味がない」とは全く思いません。「やってみたい」と思う気持ちや、小さくても一歩を踏み出そうとする姿勢そのものに価値がある。もし想定した結果にならなくても、動いた先には必ず何か発見があります。そんな風に、誰かが一歩を踏み出すための背中を押したい、選択肢を広げたいと思うようになったのが原点です。
そうして整理できたのが「個別性の高い提案営業で、誰かの選択肢を広げる仕事がしたい」という軸でした。
そんな時に出会ったのがゼネラルパートナーズでした。求人を見た瞬間、ワクワクしたんです。実際に社長や社員の皆さんにお会いして、空気感に安心感を覚えたことを今でも鮮明に覚えています。自分のやりたいことに挑戦できるか、心から理念に共感できるか。その両方を満たす場所に出会えたと感じ、ほかの企業は検討せず、ゼネラルパートナーズへの転職を決めました。
小さな自動化から始まった、「選択肢を増やす仕組みづくり」への歩み
入社して2年間、キャリアアドバイザーとして精神障害のある求職者様の就職活動をサポートしていました。
求職者様のお話を伺っていると、「ご本人が苦手だと思い込んでいること」の中に輝く強みがあったり、「失敗談」だと思っている経験が、実は企業にとっては魅力的な情報だったりすることが多くありました。そうやって、自分で自分の選択肢を狭めてしまっている方に、客観的な視点でもっと多くの選択肢を提示したい。目の前の一人ひとりに合わせてじっくり伴走し、可能性を広げていく仕事に、大きなやりがいを感じていました。
一方で、日々の業務の中で「もっと多くの方へアプローチしたいのに、案内に時間がかかっている」という課題に直面したんです。当時は仕組み化が得意というわけではありませんでしたが、現場の「これできたらいいよね」を形にするために、周囲にヒアリングしたり、得意なメンバーに教えを請いながら配信業務の自動化を様々なツールを使って構築しました。この経験が、私の「仕組みづくり」の原点となりました。
その後4年間は、キャリアアドバイザー部門のマネジャーを担当しました。組織全体のオペレーション改善に携わる中で、お客様をお待たせしないための「効率化」を進めようとした際、上司から「何のための効率化か」を問われ、ハッとさせられた経験がありました。単に課題を改善するだけでなく、「お客様の選考通過率を上げ、選択肢を広げるための仕組みづくり」という目的へ再設定しました。仕事の捉え方がアップデートされた時期でした。
そしてその後、CRMの部署が立ち上がり、そちらのマネジャーを任せていただくことになりました。いわゆるインサイドセールスを担う部署ですが、これまで自身が未経験となる分野での、組織立ち上げでした。
当初は「インサイドセールスやシステム構築の専門的なノウハウが自分にあるのだろうか」という不安もありました。しかし、立ち上げ期のカオスな状況の中で、前職のWebディレクター時代に培った「トラブルが多発しても進捗を進める突破口をあきらめずに探すこと」や、「課題の本質を問い直す視点」を総動員しながら、がむしゃらに前へ進めました。未経験だからこそ、他部署の方にサポートいただきながら最新のSaaSやAIツールを活用し、お客様の「選択肢を広げるため」のコミュニケーションプロセスを形にしていきました。
こうした経験を積み重ねる中で、私自身のマインドも大きく変わりました。前職までは、「自分には何ができるだろう」「これまでのスキルをどう活かそう」と、過去の経験という枠の中でキャリアや仕事を捉えがちでした。つまり、持っている武器だけで戦おうとしていたんです。しかし、ゼネラルパートナーズに入社してからは、そのスタンスが大きく変わりました。すべての動機は「現場で本当に必要とされているから」で、「最初から得意だったわけではなく、必要だから今から学んで強みにしていけばいい」と、良い意味で開き直れるようになったんです。このマインドの変化によって、過去の延長線上だけでキャリアを考えず、現場を起点に自分の可能性を広げ続けられるようになったことが、前職時代と比べた一番の変化だと感じています。
「選択肢を増やす」想いをより大きな形で。現場起点の挑戦を続けながら社会を変える
短期的な目標としては、AIなどの新しい技術も積極的に取り入れながら、CRMにおける「一歩を踏み出すための仕組み」をさらに精度高くアップデートしていきたいです。ただ、私にとって新しい技術を使うことは目的ではありません。テクノロジーの力を借りて業務の再設計を進めるのは、それによって生まれた時間やリソースを、より深くお客様の「選択肢を広げること」に投資するためです。少し前を向いた瞬間を捉える精度を上げたり、コンテンツを通じて安心感を育むプロセスを洗練させたりと、まだまだ現場起点で「これできたらいいよね」と形にしたいアイデアがたくさんあります。
将来的には現在のCRMの枠を超えて、障害者雇用における職種やキャリアの選択肢など、社会や組織の仕組みそのものを広げていくような挑戦にも関わっていけたらと思っています。私にとってのキャリアアップとは、やはり役職が上がることではなく、「一人ひとりの選択肢を増やしたい」という想いを、より大きな形で実現できるようになることです。選択肢を増やす、というのは「転職する人を増やす」ということよりも、選択肢を知ったうえでその人自身で「納得して選択できる」ことに繋がると思っています。これからも現場の声を一つずつ形にしながら、誰もが自分らしいタイミングで、自分らしいキャリアを選べる環境を、このゼネラルパートナーズからつくっていきたいです。
そして、そうした挑戦を一緒にしていただける方をお待ちしています。ゼネラルパートナーズでは、「最初から完璧なスキルを持っていること」よりも、現場の課題に対して「今、自分に何ができるか」を前向きに考え、しなやかに学んでいけるマインドを持った方が活躍できる環境です。過去の経験に縛られず新しいことを吸収できる方、「何のため」という本質と「今何ができるか」という実行力のバランスを楽しめる方、そして事業会社として言葉だけではなく実績で社会を変えたいという想いを持つ方と一緒に働きたいです。綺麗ごとだけで終わらせず、実務の成果によって社会へ大きな影響を与えていくという、事業会社ならではの挑戦にワクワクできる方からのご応募を、心からお待ちしています。最初からすべてができる必要は全くありません。「誰かの選択肢を増やすために、自分たちの手で環境や仕組みそのものを良くしていきたい」という想いさえあれば、いくらでも打席が立ち、周囲と対話しながら強みを作っていける会社です。

