「私たちの『共通点』」は、社会人経験年数や入社動機など、さまざまな共通点をもつ皆さんが、キャリアの“これまで”と“これから”について思いを交わす座談会企画です。
今回は、キャリア入社の皆さんに、入社の決め手や当社の強みなどを語ってもらいました!
<PROFILE>
富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI) ビジネスソリューション事業本部(BS事本) ソリューション開発部 渡辺さん
2018年、ERPパッケージなどを手掛ける企業に入社し、開発・保守を担当。転職後、複数の会社で、ITシステムの運用・管理基盤の整備・構築などの業務や、システムの信頼性強化を推進するSRE※担当として、Webサービスの立ち上げ〜運用などに従事。さらなる活躍の場を求めて、2023年10月、富士フイルムBIに入社。BS事本に配属となり、SRE担当リーダーとして、「FUJIFILM IWpro」などのシステム信頼性を向上させるプロジェクトを主導。
※ SRE:Site Reliability Engineeringの略。システムの利便性と安定稼働を両立させて、システム全体の信頼性を高めるための技術的な業務
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(富士フイルムBIジャパン) ソリューション&サービス(S&S)営業統括部 辰亥さん
2013年に、メーカー系のシステム開発を担うSIerに入社し、製造・流通、小売業の大手顧客をアカウント営業として担当。2021年6月、富士フイルムBIジャパンに入社。S&S営業統括部に配属となり、ソリューション領域における各支社の営業支援を担う。中小企業向けに展開する課題解決策のライブラリー「Bridge DX Library」の活用を推進し、中小企業市場のウォレットシェア拡大と、若手営業のソリューション営業力育成にも注力。
富士フイルムシステムサービス デジタル戦略推進部 若月さん
2019年、医薬品開発業務受託機関(CRO)で臨床開発モニターとして薬の治験モニタリング業務を経験。紙書類が中心のCRO業界のDXに貢献するため、Web系のベンチャー企業に転職し、システム開発に従事。2022年1月、富士フイルムシステムサービスに入社。新規ビジネスの創出を担うデジタル戦略推進部に所属し、罹災証明迅速化ソリューションのさまざまな機能の開発を推進。設計開発・機能実装、システム基盤の整備・構築など、幅広く担当。
めざす方向性に共感 これまでの経験を活かし新たな活躍の場へ
──30代で、キャリア入社という共通項をお持ちの皆さん。入社の決め手を教えてください。
渡辺:これまでのキャリアを生かし、ビジネスに貢献できる職場をと考えて、転職活動をしていました。富士フイルムBIを選んだのは、大きな会社で、自分で手を動かしながら高い信頼性が求められるシステムに携わることができ、エキサイティングだと思ったからです。
また、入社前の面談で話した、現在の上長がとても技術に明るく、私のスキルに興味を持ってくれたこともあり、入社後に活躍するイメージが湧いたことも大きかったですね。
▲富士フイルムビジネスイノベーション 渡辺さん
辰亥:マッチ度の高さはとても大切ですよね。私は、前職の営業時代、富士ゼロックス(当時)の方々と仕事をする機会が多く、プロジェクトの進め方やコミュニケーションの取り方などが、とてもいいなと感じていました。そんなとき、富士フイルムBIジャパンでソリューション営業職の募集があったので応募しました。
私は、ずっと顧客課題にアプローチする営業を行っていたのですが、S&S営業統括部ではそのような人材が求められており、私が事業にどう貢献できるかを細かく聞かれました。お互いの方向性が、合致していましたね。
▲富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 辰亥さん
若月:私の場合は、新規事業の立ち上げに携われるというのが一番の決め手です。富士フイルムシステムサービスに入社した2022年冬、新しい戦略の下、罹災証明迅速化ソリューションをさらに進化させようというフェーズだったので、楽しそうだなと思ったんです。
私はベンチャー企業出身だったので、大企業の業務プロセスなども学びたいと考えていました。所属部門はベンチャー色が濃い職場で、一人ひとりの守備範囲が広く、システムに関わるあらゆる業務を任されていて、前職の経験も生かせているなと感じます。
▲富士フイルムシステムサービス 若月さん
──福利厚生などの制度面で、入社を後押ししたことはありますか?
渡辺:私は今、子育てをしていますが、リモートワークが可能で、柔軟な働き方が認められている点も決め手の一つでした。家族に転職の意思を伝える際に、そうした働き方ができることを説明すると、安心してもらえました。
若月:私もまだ子どもが小さいので、妻から、福利厚生が充実している富士フイルムグループを勧められました。共済会については、妻の方が詳しいくらいです(笑)。
富士フイルムグループなら、尖った領域でシナジーを生み出せる
──他社を経験しているからこそ感じる、富士フイルムグループの魅力とは?
若月:デジタル戦略推進部には、組織を越えていろんなメンバーが来ています。さらに、富士フイルムグループの中でも、開発周りに強い富士フイルムBIの方、マーケティングや販売ノウハウに長けた富士フイルムBIジャパンの方、画像技術に明るい富士フイルム 画像技術センターの方などの協力を得ながら、ソリューション開発に取り組んでいます。
そうしたさまざまな知見・技術を組み合わせて、尖った領域で価値を生み出せる点が富士フイルムグループの魅力だと思います。
渡辺:優秀な人材が多く、スキルアップに貪欲なメンバーがたくさんいることも魅力です。例えば、私は技術に関する勉強会を主催していますが、毎週参加するメンバーも多く、技術への関心の高さに感心しています。
また、仕事の進め方や業務プロセスが整っている点も、富士フイルムBIのよさ。安心して仕事を任せられる人が多いなと感じますね。
▲渡辺さんが主催する「信頼性エンジニアリング勉強会」の様子。有志メンバーが毎週オンラインで集まり、インシデント事例やその経緯、再発防止策などを共有、議論しています
若月:業務プロセスが整っているというのは、私も感じます。その中で、自分の役割が明確になっていますよね。だからこそ、自分がどんな分野の勉強をすればいいかが分かりやすく、その道の“プロフェッショナル”が生まれるのではないでしょうか。
辰亥:富士フイルムBIジャパンで仕事をして感じるのは、顧客基盤の強さです。これだけたくさんお客様を抱えているITベンダーは他にはいないと思います。私たちはこの顧客基盤を生かして、お客様が抱えている課題に寄り添い、あるべき姿を一緒に描き、お客様の課題解決に貢献できればと思います。
その過程で、お客様の声をきちんと開発部門に伝えてよりよいソリューション・サービスの提供や、商品づくりにつなげていきたいです。
営業、開発、新規事業の最前線で 一つひとつ課題解決に挑む
──現在、業務で取り組んでいる課題は?
辰亥:お客様の現場の課題に対して解決策を提案する、「コト売り」のアプローチをする営業活動の推進に取り組んでいます。そのため、富士フイルムBIジャパンの各支社のアカウント営業と同行し、顧客課題を引き出すノウハウなどの普及・定着をめざす活動や、その中では特に「Bridge DX Library」のさらなる活用を促しています。
週の半分以上は支社に出張しており、現在も、毎週火~木曜日は富士フイルムBIジャパン兵庫支社にいます。 社内では、お客様の課題を起点にした営業スタイルへの変革が進み、支社の業績や営業担当者の目標達成にもつながっているのは嬉しい成果ですね。
渡辺:辰亥さんの活動で、さまざまな成果が出ているんですね。私の場合は、開発環境に関わる課題に取り組んでいます。一般的に、システムの開発担当者は、お客様にサービスを提供するためスピーディーに機能を開発したいと考えますが、開発した新機能をどんどん追加すると、システムの安定性に思わぬ影響が出てしまい、障害が発生するリスクがあります。
一方、システムの安定性ばかり重視してしまうと、新機能の開発が遅れてしまい、お客様にサービスが届けられません。私がリーディングしている、システムの信頼性を技術的に強化するSRE活動は、この開発と運用の架け橋のような存在。私は、機能開発とシステム安定性、双方のバランスを取るために、富士フイルムBIに適した仕組みの導入や組織横断的な展開に取り組んでいます。
若月:渡辺さんのような役割があるのは、いいですよね。私の場合、課題はたくさんあるんですが、直近でいうと、現在走っている、罹災証明迅速化ソリューションの3つの開発プロジェクトを軌道に乗せることです。限られたリードタイムの中で、お客様が求めている機能の設計・開発を同時並行で進めています。
中長期的には、システムのスムーズな運用や安定性を担保するため環境整備、開発・品質管理のプロセスの確立にも取り組んでいきたいです。
キャリア入社の人は、最初から最後まで 仕事は全部、自分でやりたい⁉
──日ごろ、どのような仕事の進め方をしていますか?
渡辺:若月さんはシステム周りの業務をほとんど全てご自身でやっているんですね。私も学生時代から、システム周りのあらゆることを経験してきて、楽しいなと感じていたので、若月さんのように全部、自分でやるというスタンスに共感します。とはいえ、多くの開発者が機能開発に集中したいと思っていると思うので、私は開発者の気持ちも理解しながら、SREの役割を担っていきたいです。
若月:富士フイルムBIジャパンでは分業ができていて、うらやましいと思う反面、私は全部自分でやりたいと思っているタイプ。実際、ベンチャー的な職場なので、ありとあらゆることを自分でやらないと、仕事が回らないのも事実です。もしかすると、キャリア入社の方は、「全部自分でやりたい」人が多いかもしれませんね。
辰亥:分かります。私も全部、自分でやりたい方です(笑)。現在は、アカウント営業を支援する立場なので難しいですが、自分自身がアカウント営業だったら、複合機もソリューションも富士フイルムBIジャパンが売れるものはなんでも売りたい。導入したら終わりではなく、運用が定着するところまで見届けたいです。
分業から生まれる価値もありますが、「全部、自分でやる」という仕事から、新しい価値が生まれることもありそうですね。
周りのメンバーと共に成長する未来を描く
──今後の目標を教えてください。
辰亥:私は、営業メンバーやお客様と一緒に成長していけたらいいなと考えています。そのために、まずは、各支社で「Bridge DX Library」をもっと活用してもらい、アカウント営業が当たり前のようにお客様の課題を引き出し、お客様課題起点でのアプローチができるよう、支援していきます。営業メンバーやお客様の笑顔を増やしていけたらいいですね。
渡辺:私もSREという新しい考え方を富士フイルムBIに浸透させるとともに、開発メンバーにとって仕事がしやすい環境を整えていきたいと考えています。開発部門に“ハッピー・エクスペリエンス”を提供することで、その先のシステムのエンドユーザーにも、“カストマー・ハッピー・エクスペリエンス”を提供したいです。
そのために、システムの開発・運用プロセスを最適化し、サービスの信頼性と事業成長の両立を支えていける存在をめざしています。
若月:私たちの組織のミッションは、新規事業の種を見つけて、成長させていくこと。「失敗はあって当たり前」の考え方で、たくさん種を見つけて高速で検証サイクルを回し、成功しそうな芽を育てることを重視しています。私は現在、罹災証明迅速化ソリューションに携わっていますが、こうした経験をふまえ、いずれは新規事業創出チームを率いるような存在になりたいと思っています。
今の業務の経験から、デジタル戦略推進部ならではの開発プロセスや手法を生み出していきたいですね。
──最後に今後に向けた意気込みとメッセージをお願いします。
渡辺:システムやWebサイトは、なんの障害やエラーもなく、100%完璧に運用することは実際、難しいものです。私たちは、そのシステムやWebサイトの信頼性をいかに高めていくかを重視しています。
そのため、システム開発・運用に関わっている皆さんとともに、信頼性の向上に取り組んでいきたいです。また、SREを一緒に推進してくれるメンバーも大募集しています!
若月:組織の壁を越えて、多彩なメンバーと一緒に新しい価値を生み出すことはとても面白いと思います。ベンチャー企業は人材や技術を集めるところからスタートしますが、富士フイルムグループにはすでに豊富な人や技術のリソースやノウハウがあり、シナジーを生み出せる環境があります。
自身の興味やスキルに合った業務を行える社内制度などを活用して、組織を越えたコラボレーションをしてみませんか。きっと、楽しいはずです!
辰亥:今日は富士フイルムBIや富士フイルムシステムサービスのシステム開発の方々のお話を伺い、改めて営業部隊である富士フイルムBIジャパンと開発部門の連携を強化することが大切だと感じました。
営業・開発の現場メンバー同士がしっかりコミュニケーションを取り合うことで、より顧客満足度の高いソリューションの提供につながるはずです。これからも、一丸となって、お客様に価値を届けていきたいです。
※ 記載内容は2025年1月時点のものです
