北海道からのフルリモート勤務。全国の案件を動かす、画面越しの温度を保つ働き方
──まずはお二人が所属されている部署と、現在の担当業務について教えてください。
村津:20名超のメンバーで、大手通信事業者のお客さまに向けて、SalesforceやMuleSoftを用いた運用保守から開発、提案までを担っています。私自身はチームマネージャー(管理職)として、個別プロジェクトの実務からは一歩引き、チーム全体を見る立場です。
福田:私は同じ事業部の別チームで、航空業界のお客さま向けポータルサイトの構築を担当しています。プロジェクトリードとして、10名以上のメンバーと現場の実務に深く入る立場です。若手の多いチームですから、働きやすい環境づくりと、キャリアを見据えたタスクの割り振りに重きを置いています。
──北海道からのフルリモート勤務は、一日がどのように流れていくのでしょう。
村津:朝は、子どもを保育園へ送り出す支度から一日が始まります。妻が仕事へ向かった後、犬の散歩をしてから業務開始。日中はオンラインの打ち合わせでほぼ埋まっていますね。夕方は家族で食卓を囲み、子どもをお風呂に入れるのが私の担当。残った仕事は、家の用事が落ち着いてから自室で片付けます。
福田:私も朝は子どもと一緒に起き、保育園へ送り届けてから業務を始めます。日中は会議の合間を縫って自身の作業や相談対応を行い、夕方にはお迎えへ。最近第2子が生まれたばかりで慌ただしいのですが、在宅だからこそ夕食づくりや上の子のお風呂を分担できています。リモートでは仕事の切り上げ時を見失いやすいのも事実。そこは時間で区切って、続きは翌朝に回すと決めています。
──そうした環境でチームをマネジメントする上で、大切にしている価値観はありますか?
村津:私はあえて北海道で働くことを選んできました。対面の機会が限られ、人との関わりが希薄になりがちな環境だからこそ、画面越しにどんな印象を残せるかには人一倍気を遣っています。定例ミーティングの前に少し雑談を挟む。急ぎの相談には、その場で時間を空ける。そうした小さな積み重ねが、画面越しの距離を縮めてくれます。
福田:画面越しだからこそ、「ちょっといいですか」と声をかけるハードルをとことん下げたい。いわば心理的安全性ですね。会議では必ずカメラをオンにして、発信を絶やさないようにしています。厳しい場面ほど、あえて冗談を交える。その空気感が、そのままプロジェクトの進みやすさに直結します。
技術向上と強みの発揮を求めてフレクトへ。前職の同僚2人が歩んだ道のり
──お二人がフレクトにたどり着くまでの歩みをお聞かせください。
村津:新卒で地元のSIer企業に入社し、キャリアアップをめざして2社目となるIT系コンサル企業へ転職。そこで、初めてSalesforceに触れました。クラウド技術なら、どこにいても開発ができる。その気づきが「札幌で働き続ける」という目標と合致したんです。さらに技術に特化しようと、メーカー系SIer企業を経てフレクトに入社しました。
福田:私は文系出身で、学生時代はパソコンをほとんど触ったことがありませんでした。新卒で入社したのが、当時村津さんが在籍していたIT系コンサル企業でした。知識がゼロだからこそ一からものづくりを学ぼうと、あえてフルスクラッチ開発の部署を希望し、基礎を固めました。
数年後、その力を活かしたくて社内のSalesforceチームへの異動を直訴。その後、結婚や出産が重なって働き方を見つめ直したことが、フレクトへの転職につながりました。
──実は前職が同じだったのですね。当時の関係は、どのようなものでしたか?
福田:異動先のSalesforceチームで、村津さんはまさに重鎮でした。それでいて威圧感がなく温厚な方で、当時からよくしてもらい、一緒にゲームで遊んだこともありましたね。その後は別々の道に進みましたが、フレクトへの入社が決まってからまた同じ会社にいると知ったときは、本当に驚きました。
村津:前職で異動してくると聞いたときは、「まったく違うチームから飛び込んでくるとは、意欲的な人が来たな」と頼もしく思ったのを覚えています。それきり別々の道を歩んできたので、まさか同じ会社で再会するとは。リファラル採用でもなんでもなく、まったくの偶然です。互いに理想の環境を求めて動いた結果、同じ場所に行き着いた。求めるものが似ていたのだと思います。
──入社の決め手について教えてください。
村津:重視したのは「自分の技術力をさらに伸ばせるか」でした。面接ではマネージャー陣の技術への造詣が深く、私のやりたいことを気持ちよく引き出してくれた。札幌にいながら思う存分技術を探求できる。そう確信して即決でした。
入社直後に前任リーダーからプロジェクトを引き継ぎ、着実に進められたことが評価されて、1年経たずにチームマネージャー(管理職)へ。役職をめざしたというより、目の前のミッションに向き合ううちに、周囲が推薦し、支えてくれた結果です。
福田:私が探していたのは、お客さまと対話しながら要件を固めていく──その強みを活かせる環境でした。フレクトは高い技術力に加えて、お客さまに直接寄り添える機会も豊富です。面接で強く惹かれました。
入社当初からプロジェクトリードとして参画し、まずは目の前の業務を着実にこなすことに集中しました。そこから手を挙げ続けた結果、入社から1年経たずに昇格も決まったんです。
「好きなこと」と「できること」で貢献。メンバーの成長を支えるマネジメントの実践
──チームを率いるようになって、壁を感じた場面はありましたか?
村津:フレクトで、これまでにない大きな役割を任され、仕事の質そのものが変わりました。以前は自分が手を動かす現場の成果に集中していればよかった。今は事業としての売上や利益率まで見ています。これまで眠っていた部分の脳をフル稼働させている感覚で、大変さもありますが、それ以上に刺激的ですね。
自分一人で完結する仕事が減った分、メンバーに納得感を持って動いてもらう難しさも、日々実感しています。
福田:私が担当しているのは、技術的な難度がかなり高いプロジェクトです。経験の浅いメンバーにとっては、課題の全体像をつかむだけでも一苦労です。だからこそ「これをやり遂げられたら、エンジニアとして相当な強みになる。何より、大きな自信になるよ」と励まし続けてきました。一人ひとりのモチベーションをどう保ち、成長へ導くか。今も試行錯誤の連続です。
──その中で、人との向き合い方やマネジメントに変化は?
村津:私は昔から、人にネガティブな指摘をするのが苦手でした。以前は、それを自分の短所だと捉えていたんです。ところが立場が上がって、考え方がガラリと変わりました。
耳の痛いことも含めて、良い点も改善点も正面から伝える。それこそが相手の成長に必要なのだと気づいたからです。今も悩んだときは上長にも相談しながら、一人ひとりに誠実に向き合うことを心がけています。
福田:私が大切にしてきたのは、定期的に一対一で話す時間です。面談では「やりたいことができているか」を必ず聞き、体調面にも目を配ってきました。すると、若手メンバーが目に見えて成長して。私と同じ時期に、次の役職へ昇格を果たしてくれたんです。自分の成果以上にうれしかった。
一緒に走ってきた仲間の成長が形になった瞬間、この仕事をやってきて良かったと心から思いました。
──お二人が実感されている、フレクトで働く魅力ややりがいはどこにあるのでしょう。
村津:「好きなこと」と「できること」のバランスが、とても良い状態で働けている点ですね。できることであるマネジメントで会社に貢献しながら、好きな最新技術の探求も止めずにいられる。
最近はAI分野の提案や活用の引き合いも増えてきて、常にアンテナを張り続けられるのがおもしろいんです。そして全員の力を合わせ、組織として大きな成果を出せたときの手応えは、やはり格別ですね。
福田:難しい案件でも、お客さまと丁寧に対話を重ねて要件を固め、一つのシステムとして形にできた瞬間には大きな達成感があります。上長から求められる期待と、自分がめざすプロジェクトマネージャー像が一致しているので、高い目標を持って日々取り組めています。個人のスキルアップとチーム全体の成長を同時に実感できる環境が、フレクトの大きな魅力です。
技術への意欲と主体性を持つ仲間と、次のステージへ
──これから、どんなチームをつくっていきたいですか?
村津:札幌にいながら全国規模の先進的なプロジェクトに携われる。これはフレクトならではの魅力です。私自身は、マネジメントで組織に貢献しながら、AIをはじめとする最新技術の探求を止めないエンジニアであり続けたい。その上で、誰もが「技術が好き」という気持ちを大切にできるチームを育てたい。リモートでも、ナレッジを共有し合える距離の近さは保ちたい。札幌から全国へ、高品質な技術力を発信する組織にしていきたいと考えています。
ただ、自分が上をめざす以上に、メンバーにこそ目線を上げてほしいとも思っています。得た知見は惜しみなく還元しますから、いつか私を追い越していってほしいですね。
福田:プロジェクトマネージャーとしてのスキルを磨いて、より大きな案件でお客さまの事業課題を解決できるようになること。それが当面の目標です。培ってきた顧客折衝力と技術力を掛け合わせ、お客さまからもチームからも「福田に任せれば安心だ」と頼られる存在になりたい。
いずれは村津さんのように自分のチームを持ちたいです。全員が強みを存分に発揮して、助け合える環境をつくる。とくに経験の浅い若手が成果を出し、次の舞台へ羽ばたいていけるように、一人ひとりの背中を力強く押していきます。目標は高く、それでいて足元の一歩から着実に近づいていければと思います。
──どんな価値観を持つ方と切磋琢磨したいですか?
村津:フレクトは、ほとんどの案件でお客さまと直接向き合うSIerです。だからこそ、自分の仕事がそのまま社会への貢献につながっている。そう意識できる方に来てほしい。与えられたことをこなすだけでなく、自分から一歩を踏み出せる方なら、存分に力を発揮していただけるはずです。
福田:技術を大切にする会社ですから、やはり技術が好きで、学び続けられる方が合っていますね。加えて、お客さまと臆せず向き合える方だと心強いです。年齢や社歴に関係なく実績を評価する風土がありますから、向上心を持って自分の強みで挑戦したい方には、努力がきちんと形になって返ってきます。
文系出身の私がそうであったように、大切なのは新しいことを吸収する意欲と「誰かの役に立ちたい」という前向きな想いだと感じています。
──最後に、地方からフルリモートで活躍したい方へメッセージをお願いします。
村津:地方にいながらでも、大きなチャレンジは十分にできます。自ら技術を探求する姿勢を温かく受け止め、正当に評価してくれる文化がありますし、フルリモートでも仲間との距離は近く、刺激を受け合える環境です。札幌から全国へ、自分の手で新しい価値を生み出したい方と、ぜひ一緒に働きたいです。
福田:フルリモートですから、ライフステージの変化にも柔軟に対応できますし、それを受け入れる雰囲気も当社にはあります。
ただ、決して楽な仕事ばかりではありません。レベルの高い仕事を、一人で抱え込まずチームで支え合いながらやり遂げられる。そこがフレクトの良さです。さまざまなバックグラウンドを持つ方と、互いの強みを活かし合いながら共に成長できる日を楽しみにしています。
※ 記載内容は2026年9月時点のものです
