「頑張った分だけ評価される」実力主義の環境で生まれた、学び続けるサイクル
廣岡 有紗が現在携わっているのは認証基盤の開発・運用プロジェクトです。前職の経験を活かしながら日々の仕事に向き合っています。
そのなかで、入社してもっとも大きく変わったのが「評価のされ方」に対する実感でした。
「評価の基準は会社によってさまざまで、年齢や勤続年数が影響するかたちもあると思います。今は、資格の取得や技術の習得など、頑張った分がきちんと評価として返ってくるという感覚があります。
それがモチベーションに直結していると、日々の仕事を通じて改めて気づかされています」
仕事をするうえで廣岡が大切にしているのは、新しい技術や知識に対して「まず手を動かしてみる」という姿勢です。
「エンジニアの仕事は、技術の変化が速いのが特徴です。知識として頭に入れるだけでなく、実際にコードを書いてみたり、ツールを試してみたりすることで初めて理解できることが多いと感じています。社内でも同じような姿勢を持っている人が多く、そういった環境に身を置けていることが自分のスキルアップにもつながっていると思っています」
もう一つ意識しているのが、スキルアップのための学習を継続することです。そこには、評価のあり方と結びついた好循環があると言います。
「業務時間の中だけで完結しようとするのではなく、業務外でも資格取得に向けた学習を続けるようにしています。
『頑張れば評価に反映される』という環境があるからこそ、勉強を続けるモチベーションが自然と生まれてくる。そういうサイクルが、今の職場では機能していると感じています」
その実感は、働く場所の制約にも左右されません
「自分のいる場所が地方(フルリモート勤務)であっても、評価や給与の体系において不利になることはありません。それも、今の職場を選んで良かったと思える理由の一つです。実力で正当に評価してもらえる。その一点が、日々の仕事に向き合ううえでの大きな支えになっています」
AWSの経験を武器に、認証基盤という新たな領域へ
前職で廣岡が深く携わっていたのは、AWSをはじめとするクラウドインフラの構築・運用でした。なかでもAWSは、Amazonが提供する世界最大規模のクラウドプラットフォームです。そのAWSを使ったシステム基盤の設計や構築を中心に、経験を積み重ねてきました。
転職を意識したきっかけは、その先を見据えた気持ちでした。
「働き続ける中で、自分のキャリアの幅をもっと広げたいという気持ちが芽生えてきました。インフラ領域の技術をさらに磨きながら、より多様なプロジェクトや技術領域に挑戦できる環境に移りたいと考えたんです」
数ある選択肢のなかからフレクトを選んだ理由の一つが、評価のあり方でした。
「『実力主義で評価される会社』という評判を聞いていました。評価の基準が明確であることは、長く働くうえで大きな支えになります。フレクトはその点がはっきりしていると聞いていて、実際に働いてみても『その通りだな』と感じています」
入社後、良い意味で印象に残ったこともありました。
「コーポレート部門(人事・総務・経理など、現場を支える管理部門)の対応がとても速いんです。現場のエンジニアが日々のプロジェクト業務に集中できるよう、バックオフィスがしっかりサポートしてくれる体制が整っていて、『エンジニアが働きやすい会社なんだな』と感じました」
入社後に担当することになったのは、認証基盤の開発・運用プロジェクトでした。認証基盤とは、ユーザーがサービスにログインする際の本人確認の仕組みを支えるシステムです。前職ではほとんど触れてこなかった領域です。
「未知のことばかりの領域でしたが、だからこそ『新しいことを学べる環境に飛び込めた』という感覚がありました。入社当初から、学びへの意欲はとても高かったと思います」
その意欲を支えたのが、社内に整った情報共有の仕組みでした。
「フレクトには、社内のナレッジ(知識や知見)が集約された『Fラボ』と呼ばれる仕組みがあります。認証系の技術記事を書いているメンバーもいて、それがキャッチアップの足がかりになりました。
また、プロジェクトのやり取りがSlackやBacklogなどのツール上で公開の形で行われているため、過去のやり取りをさかのぼって調べることができます。わからないことがあっても一から調べる手がかりがあるので、着実に知識を積み上げられています」
「私がいなければやりきれなかった」。トラブルを主導して掴んだ信頼
入社後、廣岡がもっとも印象に残っていると語るのが、インフラ基盤の更改案件です。インフラ担当として当初から参加し、約10ヶ月にわたって取り組んだ、規模の大きなプロジェクトでした。
「リリースを迎えたとき、想定していなかった事象が発生しました。リリースのスケジュールを一時的に見直す判断が必要になる局面もあり、緊張感のある現場だったことを今でも覚えています。そのとき私は、その解消をメインで主導することができました」
やりきった先で受け取ったのは、プロジェクトマネージャーとお客さま双方からの言葉でした。
「当時のプロジェクトマネージャーの方から『あなたがいなければやりきれなかった』という言葉をいただき、お客さまからも『インフラ担当として信頼できる』というコメントをいただけました。責任を持ってやりきることができた、という実感が持てた経験です」
現在担当しているのは、放送局の認証基盤プロジェクトです。運用保守とエンハンス開発(既存システムの機能追加・改善を行う開発)が並行して走る現場では、把握しておくべき情報が多岐にわたります。
「ソースコードや設計書がどのリリースタイミングのものかを常に把握しておく必要がありますし、外部システムとの連携も多いので、テスト環境の調整なども頭に入れながら進めなければなりません」
そうした状況で廣岡が心がけているのが、チームの内外で情報を積極的に共有することです。
「見落としが起きても、誰かが気づいて指摘してくれる環境をつくることが大切だと感じています。また、お客さまから依頼が来た際には、即時対応が必要なものか、次のリリースタイミングで対応すべきものかをまず考えて、お客さまにもメンバーにも周知するようにしています。
タスクをお願いする際も『今の作業が終わってから』『手が空いたときに』といった形で優先度を明示することを意識しています。複数のタスクが並行して走る中でも、優先順位が共有されていれば、現場は迷わず動けますから」
技術的な面では、実装よりも設計に面白さを感じる瞬間があると言います。
「お客さまの要件に対して『このサービスを使えば一番パフォーマンスが出る』という答えが見つかり、要件と設計がぴたりとはまる瞬間は、何とも言えない手応えがあります。
AWSをはじめとするインフラ技術に責任を持ちながら、プロジェクト全体を管理するPMとして、技術と管理の両面から仕事に向き合える今の環境は、自分にとって大きな成長の場になっています」
AIの時代に、妥当性を判断できるエンジニアへ。目指すのはアーキテクト
廣岡が見据えている目標は、アーキテクトとして提案を主導できる人材になることです。PMは前任者の退職に伴って引き継いだ役割でしたが、アーキテクトを志す気持ちは一貫して変わっていません。
「理由はすごくシンプルで、設計することが純粋に面白いからです」
その志向は、AIが開発の現場に浸透していく時代だからこそ、より鮮明になっています。
「今の時代、実装はAIにほぼ任せられますし、設計もAIが手伝ってくれる世の中になってきています。ただ、そこで生み出されたものが本当に妥当かどうかを判断するのは、やはり人間の役割です。その判断ができるエンジニアでありたいという思いが、アーキテクトを目指す原動力になっています」
そのために、いま取り組んでいることがあります。
「1年後の目標として、有識者のサポートを受けながらアーキテクトとして提案を支援できる立場になることを掲げています。そのために取り組んでいることのひとつが、AWSのキャッチアップを継続することです。
技術的な知識を絶えずアップデートしながら、PMとして日々お客さまと関わる中で、伝わりやすい言葉の選び方や見やすい資料構成についても意識して業務に取り組んでいます。提案というのは、技術的に正しいだけでなく、お客さまにきちんと伝わることが大切だと感じているからです」
3年後に描くのは、複数の技術領域を横断できる姿です。
「AWS・Databricks(大規模データ処理や機械学習基盤として使われるプラットフォーム)・Auth0(認証・認可を管理するサービス)といった複数の技術領域を深く理解したうえで、案件や提案を主導できる存在になりたいと考えています。
その先に実現したいのは、プロジェクトをきちんと成功に導けるアーキテクトになること。そして、フレクトの実力をお客さまに信頼してもらえるような人材になることです」
最後に、フレクトへの入社を検討している方へのメッセージを聞きました。
「この会社は、頑張れば頑張った分だけ評価される環境だと感じています。年齢は本当に関係なく、実力や姿勢で見てもらえる場所なので、年齢を気にせず思いきり頑張りたいという方にはとても合っていると思います。
特に、自発的に学び、自分で考えて行動できる人には強くフィットする会社だと感じます。お客さまの規模も大きく、やりがいを感じやすい仕事ができる環境です。エンジニアという仕事を通じて社会に貢献したいという思いを持っている方には、ぜひ一度話を聞いてほしいと思っています」
手を動かし、学び続ける。その積み重ねの先に、廣岡はアーキテクトとしての自分を描いています。
※ 記載内容は2026年8月時点のものです
