ServiceNow領域でグローバル案件を牽引。プレイングマネージャーとしての現在地
EAS事業部 ServiceNowプラクティス第三部で、約20名のメンバーが所属するチームのマネージャーを務める都留。現在、チームの運営から顧客への提案活動、プロジェクトのサービスデリバリーまで、多岐にわたる業務を担っています。
「私が担う最大のミッションは、チームの売上と利益の向上を図ることです。また、デリバリーの部門として、お客さまに品質の高いITサービスを提供することも重要な役割です。チームのマネージャーに就任してからは、メンバーの稼働率を上げることも注力すべきテーマの1つになりました。
現在は、他のマネージャーと協業しながらのマネジメント業務と、担当顧客に対するプリセールス活動やプロジェクトでのデリバリー活動の双方に、バランス良く注力しています」
プレイングマネージャーとして第一線で活躍する都留は、担当顧客のプロジェクトにおいても手腕を発揮しています。
「以前はアカウントマネージャーを務めていましたが、現在はその業務を後任となる外国籍のメンバーに引き継ぎ、私はアドバイザーとして支援に入っています。担当しているのは日本、ドイツ、アメリカの3カ国がコラボレーションするグローバルなお客さまです。
現在の担当者に海外側の対応を任せ、日本のお客様との日本語でのコミュニケーションなど、サポートが必要な部分を私がフォローし、全体を見渡しながら活動しています」
国境を越えた調整が求められる一方で、都留は自らが率いるチームのマネジメントにも注力しています。
「私の所属する部門は若手社員が多く、活気のある組織です。チームは20代から30代のメンバーが中心で、行動力があり、エネルギッシュで真面目な方が多いですね。ServiceNowは、企業内のさまざまな業務プロセスを標準化・自動化するクラウドプラットフォームで、この分野自体がここ10年ほどで大きく成長してきたということもあり、若い世代が活躍している印象です。
世代間の違いによってチームをまとめるのが大変だと感じたことはありません。むしろ、私自身の固定観念にとらわれず、今の若い世代が持つフラットな考え方や新しい価値観を尊重しながら、日々チームをまとめています」
情報通信学からITの世界へ。極限状態のプロジェクトで培われた「責任感」
若手メンバーと共にチームを牽引する都留ですが、キャリアの原点は学生時代の学びにさかのぼります。
「大学時代に専攻していた情報通信学が、IT業界へ進む直接的なきっかけとなりました。情報通信は国内に閉じたものではなく、国境のないグローバルなテクノロジーです。境界線を持たない分野に関わる仕事がしたいと考え、IT企業に絞って就職活動を行いました」
2006年にDXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)の前身企業であるEDS Japanへ入社を決めた背景には、「グローバルな環境で働きたい」という学生時代からの強い思いがありました。
「根底にあるのは、異なる文化に触れる知的好奇心です。価値観や生活環境が違う人たちとコミュニケーションを重ねて仕事を進めるプロセスに大きなやりがいを感じています。入社1年目からアメリカのメンバーとのグローバルプロジェクトにアサインされ、自身の選択は間違っていなかったと確信できました」
入社後、組織の変遷を経る中でも、都留は一貫して現場の最前線でデリバリー業務に従事してきました。長くキャリアを重ねる上で、常に軸としてきた価値観について次のように語ります。
「これまで多くのお客様を担当してきましたが、『任された仕事を責任持ってやり遂げる』ということだけは常に意識しています。仕事に真摯に対応することでお客さまから感謝の言葉をいただくなど、自身の達成感にもつながるからです」
その責任感がよりいっそう強固なものとなった原体験は、入社5年目に起きた東日本大震災での出来事でした。当時、都留は大手コンビニエンスストアの生産加工管理システムの運用保守責任者を務めていました。
「食料品などの物流は社会の重要なライフラインのひとつです。震災時、異例の対応が迫られる中、私たちは計画停電へのシステム対応など前例のない緊急事態に対し、最善を尽くしてシステム維持に奔走しました。
メンバー皆が困難な状況を乗り越えられたのは、『自分たちの守るシステムが多くの人の生活や社会インフラを直接支えている』という、技術者としての強い責任感を共有していたからです」
極限状態での経験と、後にこの対応でお客さまから表彰を受けたことが、現在の仕事への姿勢を形作っています。
人と向き合う姿勢が形づくる、実践のマネジメント
現場の担当者からマネージャーへと役割が変わる中で、都留の仕事に対する視点にも変化が生まれていきました。
「以前はプロジェクト責任者として、同じプロジェクトを進めるメンバーに『この案件を通じて経験したことが自身の成長につながった』と実感してもらえることを1つの目標にしていました。しかしチームのマネージャーになった今は、プロジェクトが異なるメンバーもマネジメントしています。直接顔を合わせる機会が少なくても、一人ひとりが組織への帰属意識を持ち、自身のキャリアパスに納得して前向きに働けるような環境づくりを心がけています」
日々の状況把握にも意識的に取り組んでいます。
「別のプロジェクトにいるメンバーの様子は、本人に声を掛けるだけでなくチャットなどで現場の責任者にも『様子はどうですか?』とこまめに状況を聞くようにしています」
こうしたマネジメントスタイルの背景には、都留自身が現場で積み重ねてきた経験があります。アプリケーション開発や運用保守を行う部門で、海外拠点と協業するプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当した時のことです。
「マレーシアやフィリピンの海外拠点のメンバーと協業する案件を任されていました。リモートでの説明だけでは業務内容の重要さや顧客からの期待値が正確に伝わりにくかったため、数カ月間現地に滞在したのです。自分で手順書を作り、隣に座ってプロセスが定着するまで一緒に仕事をしました。お客さまに期待される品質に届かなければ、ビジネスに影響が出てしまうため、責任を果たさなければという思いでした」
その結果、お客さまから高い評価と信頼を獲得できた時の達成感は格別だったと言います。さらに、そこで築いた海外メンバーとの人間関係は、プライベートな交流にも発展したと都留は話します。
「現地で一緒に働いたメンバーとは、その後も交流が続いています。フィリピンのメンバーが、日本に旅行に来た際に連絡をくれて一緒に食事に行ったこともありました。仕事をきっかけに、人としての関係が続いていくのはとてもおもしろいですし、人生を豊かにしてくれていると感じます」
人と向き合い、信頼関係を築くこと。その積み重ねが現在にもつながっています。
異文化を楽しむ心と成長意欲を原動力に、ServiceNowビジネスを拡大していく
現在、ServiceNowビジネスの最前線に立つ都留は、今後のビジョンについて次のように語ります。
「ServiceNowプラクティスの規模拡大と、デリバリー品質の向上が直近の目標です。DXC Technologyはグローバルで、ServiceNowのパートナーとして確かな実績と信頼を築いています。アメリカやイギリス、ベトナムなどにも強力なチームがあり、私個人としては、そうした海外拠点とのコラボレーションをよりいっそう推進する役割を担っていきたいです。それが、日本における新たな案件の創出や、顧客満足度の向上につながっていくと考えています」
グローバルな連携を強化し、ビジネスを拡大していく中で、今後の採用活動において求めている人物像についてこう期待を込めます。
「自己研鑽の意欲がある方と一緒に働きたいですね。DXCでは、ServiceNowに関する資格取得サポートが手厚く、かつ学ぶための環境が非常に整っています。
実際、中途入社してすぐに世界的に見ても取得者が少ない最上位資格『チーフテクノロジーアーキテクト(CTA)』にチャレンジしたいと手を挙げたメンバーもいます。やる気と前向きな姿勢さえあれば、やりたいことに挑戦できる環境です」
技術的なスキルアップだけでなく、異文化との交流を楽しむマインドも、DXCで活躍するための重要な要素だと語ります。
「考え方や文化がまったく違う人たちとコミュニケーションを取りながら仕事を進めることは、本当に楽しい経験です。そうしたグローバルな環境でのデリバリーを楽しめる方に、ぜひ入社していただきたいですね」
自身の強みであるグローバルな経験を活かし、ServiceNowビジネスのさらなる拡大をめざす都留。多国籍なメンバーとの協業を楽しみながら、これからもチームと共に歩みを進めていきます。
※ 記載内容は2026年3月時点のものです
