転機が導いたキャリア選択。異なる道をたどってIT業界へ
新卒でIT業界に飛び込んだ藤江と森川。藤江は大学時代、森川は高校時代に現在のキャリアにつながる大きな転機がありました。
藤江:留学していた友人、海外の映画やドラマなどの影響で、学生時代から海外に関心がありました。大学では政治経済を専攻し、2年生でアメリカでの研修に参加できるゼミを選んだのですが、そのゼミではデータ分析やプログラミングも学ぶことになりました。
文系でデータ分析やプログラミングを学ぶとは思っていなかったので最初は戸惑いましたが、自身で立てた仮説が覆るのがおもしろくてしだいに興味を持って取り組むようになり、卒業する頃には、R言語を使ったデータ分析をもとに論文を書けるまでになっていました。
文系の学生がプログラミングに触れられるケースは稀です。大学でのユニークな経験を活かしたくて、IT企業を志望するようになりました。
森川:私は高校時代に大きな病気を患って、1年ほど治療に専念した時期があったんです。その経験から、支えてくださった人たちに何らかのかたちで恩返ししたい、日本の社会に貢献したいと強く思うようになりました。
大学では、核兵器をめぐる国際的な課題に関心を持っていたので国際安全保障について学んでいたのですが、社会貢献したいという気持ちを抱き続けていて。さまざまな業界に幅広くアプローチして貢献できるのではと考えて選んだのが、IT業界でした。
それぞれ別の理由でIT業界を志した藤江と森川でしたが、DXCを選んだ理由は共通していました。
森川:選考の過程で人事担当者と面談したり、オンラインイベントで代表の西川と話したりする機会があり、そこで感じた風通しの良い社風に強く惹かれました。
外資系企業であることも、入社を決めた理由です。当社は海外企業の日本法人として、日本のお客様を中心にサービスを提供しています。好きな英語が活かせて、かつ以前お世話になった日本の人たちの生活を支えたいという私のビジョンを実現する上で最適な環境でした。
藤江:私も森川さんと同じく、当社の雰囲気に魅力を感じました。面接や説明会で出会うどの社員にも柔らかい空気感があり、個人を尊重する社風を感じたことが入社の決め手になりました。外資系企業なので、海外とつながるチャンスがあることも私にとって大きな魅力でした。
入社後、同期と共に新卒研修に参加した藤江と森川。ビジネススキルやIT知識の基礎を身につけていきました。
藤江:研修は7人ほどのチーム単位で取り組みました。内容がかなり手ごわく、大学で学んだことはほとんど役に立たなかった記憶があります。理系出身のメンバーに教えてもらいながら、なんとか乗り越えることができました。
研修の最後に、「めんどくさいことをITで解決」というテーマで成果物をコンペティション形式で競うプロジェクト演習がありました。最終日の成果発表のプレゼンテーションでは、私は発表資料の制作を担当し、当日は自身のパートも発表しました。チームワークが大いに発揮され、とても充実した研修になりました。
森川:私も藤江さんと同じ感想です。とくにプログラミングは難しく、チームメンバーで助け合いながら課題に取り組みました。
私はチームリーダーを務めていたので、プロジェクト演習ではチームを導いていく役割を担い、多くのことを学びました。とても有意義な経験だったと感じています。
社員同士の信頼が築く成長環境。サポートと自主性が育むプロフェッショナルへの道筋
新卒研修を終え、藤江と森川は希望通りの配属先へ。それぞれが新しい環境で、キャリアの第一歩を踏み出しました。
藤江:私は保険デリバリー部門の中でも、とくに生命保険会社を担当するチームに配属されました。生命保険を希望したのは、保険部門の業務内容を聞いてとてもおもしろそうだと感じたからです。また、身近な商品を裏側でサポートできることも魅力的でした。
配属後は生命保険の基幹システムの保守開発を担当し、既存プログラムの一部を改修する、小規模なプロジェクトを担当しました。商品が改修されたり新商品が発売されたりしたときに、契約の成立・保全などの業務をスムーズに進めるための改修作業です。
森川:私が配属されたクラウド&ITO部門は、ITインフラやITアウトソーシング事業を担当しています。絶対に止めてはならないミッションクリティカルなシステムを支える縁の下の力持ちになれることに憧れを感じて、この部門を選びました。
配属後に担当したのは、24時間365日のシステム監視を行うオペレーションチームで、障害が発生したときの一次切り分け(初期段階の問題特定プロセス)です。障害の一次対応が必要な場合には、その対応も担当しました。
業務に取り組む中で、それぞれこんな課題と向き合う場面も。
藤江:私が担当しているシステムで使われているCOBOL言語は、読みやすく理解しやすい構造をしていますが、用語の意味や構造が理解できず、最初の頃は苦労しました。
森川:私は半年ほどしてシステム監視の現場は離れ、オペレーション業務の効率化に取り組むようになりました。ところが、思ったように効率化が進まなくて。
たとえば、ある業務を削ると後続の工程でその作業が実は必要だったと気づくケースがあるなど、全体像を把握しながらパズルのピースをはめていくような作業に苦戦しました。
そんな藤江と森川を支えたのが、周囲のメンバーたち。社員それぞれの“らしさ”を尊重するバランスの良い環境が、2人の成長を促してきました。
森川:まずは自分で考え、それでも解決できない場合は、メンバーからのアドバイスを受けながら解決していきました。
当時のメンバーは年次が上の人ばかりでしたが、日頃から積極的に声をかけてくれるなど、非常に相談しやすい雰囲気があったことが大きな助けとなりました。
藤江:私も最初は不明点ばかりで、チャットで質問したり、ミーティングを設定して直接確認したりして、一つひとつ理解していきました。
当社では、社員同士が適切な距離感を保ちながら、相互にサポートし合う文化が根づいています。質問すれば丁寧に教えてくれると同時に、自主性を重んじてくれる環境があり、非常に働きやすい職場です。
2年目に芽生えた新たな責任とやりがい。挑戦と現場経験が成長の糧に
入社当時と同じ部門に所属しながら、藤江と森川はこの約1年半で着実に業務範囲を広げてきました。
藤江:以前は短工期の小規模プロジェクトを主に担当し、業務内容も既存のプログラミングの改修が中心でしたが、最近は中規模プロジェクトの設計の一部にも携わるようになりました。
数カ月かけて新しい画面を作成したり、機能を追加したりと、プロジェクトの難易度が上がっていますが、小規模プロジェクトで設計からリリース準備まで一連の工程を1年目から経験してきたことが、いまに生きていると感じます。
森川:私は2年目の3月から、同じ部門内のヘルプデスクチームに移りました。以前から取り組んでいる業務効率化と並行して、ヘルプデスクの海外チームへの移管プロジェクトも担当しています。海外チームのスーパーバイザーとして、移管に向けた教育資料を整備する役割が加わりました。
業務効率化の考え方や、システムやサービスの仕組みに関する知識はもちろん、現場目線で物事を考える重要性など、オペレーションチームでの経験が大いに役立っています。
責任の重い仕事を任され、難しい課題に直面することもある一方、新たなやりがいも芽生えています。
森川:海外チームの顔が見えないので、相手がいま何をしているのか細かく把握するのが難しい面もあります。でも、この若さで大きな責任をともなう業務を任せてもらえていることに、大きなやりがいを感じています。
藤江:この7月から部署に新卒1年目のメンバーが入り、メンターを務めています。彼をサポートしながらプロジェクトも進めるのに苦労していますが、教える過程で新たな気づきを得られて、これまでにないおもしろさを感じています。
また、システムや業務への理解が深まるにつれて、多くの人々にとって身近な生命保険を裏で支えられていることに、ますますやりがいも感じるようになりました。
入社時とは見える景色がまるで違うと口をそろえる2人。確かな成長を実感していると言います。
藤江:1年目は常に先輩や上司がいる安心感がありました。でも2年目に入って、直接お客様とやり取りする機会も増え、以前に増して責任を感じるようになりました。
森川:まったく同感です。ヘルプデスクチームに移ってからは、海外チームへの移管に関する教育やスケジュール管理の責任者になりました。運用業務フローの変更に向けた提案から実装までを担うなど、私もお客様と直接コミュニケーションする機会が多いので、よりいっそう責任感を持って取り組んでいます。
自主性を尊重する職場が成長を後押し。柔軟な働き方で広がるキャリアの可能性
DXCの社風に強く惹かれて入社を決めた藤江と森川。自然体で働ける居心地の良い職場が、成長の原動力になってきました。
藤江:疑問点や不明点についてチームメンバーに尋ねると、否定せずに耳を傾け、「こうしたほうが良いものができるよ」と建設的なアドバイスをしてくれます。自主性を尊重し、社員一人ひとりの可能性を最大限に発揮できる環境はとても魅力的です。未知の領域や分野にも臆せず挑戦し、変化を楽しむことができる人に向いている職場だと思います。
また、柔軟な働き方ができる点にも魅力を感じています。私のプロジェクトではリモートワークが可能なので、出社とリモートを柔軟に選択できています。急に休みが必要になった時もチームで調整してくれるので、本当に助かっています。
森川:私も藤江さんと同じ意見です。ワークライフバランスを重視した働き方ができることや、さまざまなアイデアをオープンに受け入れてくれるカルチャーに魅力を感じています。
別プロジェクトへの参加を誘われることも多く、社内のさまざまな分野で挑戦できるチャンスが豊富にあり、成長の機会が多いことも満足している点です。
また、この1年半で、チームワークがITの仕事の要だと強く感じました。横のつながりも縦のつながりも大切にできる方に向いている職場だと思います。
短期間で大きく成長を遂げた2人。すでに、その先のキャリアを思い描いています。
藤江:特定の分野に特化したスペシャリストではなく、幅広い知識やスキルを持つジェネラリストになることが私の目標です。「この人がいれば大丈夫」と周囲に思ってもらえるような存在になりたいと思っています。できることを地道に積み重ね、一段ずつレベルアップしていくつもりです。
森川:私も藤江さんと同じく、周囲から頼られる人材になることをめざしています。たとえば、いま取り組んでいるような業務効率化や海外チーム移管のプロジェクトがあったら、真っ先に自分に声がかかるような存在になりたいです。
直近の目標は、いま取り組んでいるSaaSツールを使った業務効率化の経験を、他のプロジェクトにも応用できる汎用的なスキルへと発展させることです。将来的には、この知識を活かし、新しい価値や業務変革を提案できるコンサルタントやセールスの立場で、お客様の業務改善に貢献したいと考えています。
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
