国内外の知見を活かし、最先端の自動車開発をサポート
データ & AI事業部 Auto/ADAS/DC部門のマネージャーを務める岡田。同部門は、自動車業界のお客様へ、ソフトウェア開発やメカ開発をご支援するさまざまなITサービスを提供しています。
「私たちは、Auto(自動車)、ADAS(先進運転支援システム)、DC(デジタルコックピット)という部門名の通り、自動運転やドライバーが操作するデジタルインターフェースなど、自動車に関わる開発全般をご支援しています。
お客様は開発の方法自体に迷っているケースが多く、アジャイル開発のプロセスを一緒に考えたり、仮想検証をサポートしたり。開発手法に対してアドバイスやコンサルティングする過程から携われることが私たちの大きな特徴です。
また、私たちが提供するサービスのひとつにIMDSという自動車部品における環境負荷物質情報のデータベースがあります。これはDXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)(当時エレクトロニック・データ・システムズ)が開発したもので、20年以上にわたり、世界中の自動車関連業界のお客様にご利用いただいています」
岡田の考える同部門の魅力は、多彩な人材を擁していることと、お客様志向であることです。
「私たちの魅力のひとつは、多彩な人材を擁していることです。国内で解決できない課題があったとしても、DXCのグループ企業であり、自動車関連のエンジニアリングに強みを持つLuxoftの先進的な知見や経験を積極的に活用することができます。手前みそですが社内のどこかしらに解決策がある体制は、私たちにとってもお客様にとっても嬉しい体制であると思っています。
もうひとつは、お客様志向であること。常にお客様の方を向き、自分たちにどんな価値を提供できるのか考えています。DXC社内を見渡してもそういう人が多いことは非常にいいことで、魅力でもあり強みだと思っています」
大型プロジェクトで向き合った“お客様志向”。信頼が、大きな自信に
学生時代は精密機械工学を専攻し、ロボットの触覚センサーの研究をしていた岡田。1997年、測定器を扱う大手電機メーカーへ入社したところからそのキャリアはスタートしました。
「当時はメカエンジニアとして、CADを使った機械設計や品質保証システムへのデータ登録などを担当しました。そのうちに、設計データなど製品開発に関わるデータを一元管理するPDMや、生産工程全体を管理するPLMなどの管理システムに興味を持つように。
それらの開発に携わりたいとDXCの前身企業のひとつである日本ヒューレット・パッカードに転職したんです。製造業のお客様を中心に、情報管理や情報活用の仕組みづくりをご支援するコンサルタントやプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーとして経験を積んできました」
数多くのプロジェクトに参画してきた岡田ですが、とくに印象に残っているのは、自動車関連のお客様の基幹システムを刷新した後に携わった、業務プロセス改革のプロジェクトだと話します。
「このプロジェクトは、従来3週間かかっていたプロセスを1週間に改善するというもの。私はプロジェクトマネージャーとして、お客様の作業工程を理解するために綿密なヒアリングを繰り返しました。
その過程で痛感したのは、自身が良いと思うことが必ずしもお客様にとって最適ではないということ。現場の方が使いやすいようにとシステムを設計したつもりでも、凝りすぎて使いにくかったり、余分なコストがかかっていたり。時間や予算の制約がある中で、ものづくりに独善的にならず、プロジェクト全体で見た時に、いかにお客様に満足いただけるものを提供できるかが大切だと実感しました」
苦労もしながら学びを得て、1年半かけて改革を実現した岡田。
「その後も『この領域を頼むなら岡田だよね』とお客様からお声がけいただき、長くお付き合いが続いています。プロジェクトを成功させ、こうしたつながりをつくれたことは、私の中で大きな自信になりました」
メンバーの努力が報われた時。その瞬間の嬉しさがマネジメントの原動力
2020年4月、岡田は自ら手を挙げてAuto/ADAS/DC部門のマネージャーになりました。岡田のもとで同部門を支えるのは、それぞれに得意分野を持つ約30名のメンバーです。
「メンバーのバックグラウンドはさまざまで、自動車開発の経験者と情報系システムの専門家がちょうど半分ずつくらいです。自動車業界出身の人もいれば、新卒のころから自動車開発を支えるシステムや情報管理システムに携わってきたメンバーもいます。
メンバーはそれぞれに得意分野があり、お互いに協力し合う文化が根付いています。困ったことがあればミーティングで意見を出し合ったり、時にはチームを越えて詳しい人に相談してみたりということが頻繁に行われています。こうした活発なコミュニケーションが、お客様のビジネス課題を解決することにつながっているのだと思います」
岡田はマネージャーとして、プロジェクト全体のとりまとめやメンバーのアサイン、社内外の調整事などを担当。そして一人ひとりのメンバーとの対話を大切にしています。
「月に1度から週1度、メンバーの希望する頻度で1on1の時間を設けて、困り事や悩んでいること、知りたいことなどを吸い上げるように心がけています」
また、岡田はこれまでの経験を通じて、お客様の視点を大切にすることの重要性を痛感してきました。だからこそ、その学びをチームメンバーにも伝えることがマネージャーとしての責務だととらえています。
「メンバーたちにも、『お客様がどう感じるか』考えることが大切だと常々伝えています。たとえば、打合せ資料ひとつとっても、これを見たお客様にどうなってほしいのか、直接やり取りしている担当者だけでなく、その上司やさらに上の方たちが見たときにどう感じるか、どう反応してほしいか、というところまで問うています。
自身が補足説明できない場面でも、意図したことがしっかり伝わる資料をつくること。そうした小さな点に気を配ることで、お客様との信頼関係も深まるはずです」
こうした日々の積み重ねから「DXCに頼んで良かった」と思われるチームになってほしいと話す岡田。新しいプロジェクトを獲得した時や、既存プロジェクトが拡大した時。チームメンバーの努力が認められた瞬間に大きなやりがいを感じています。
Luxoftとのシナジーで日本の自動車業界に貢献──そのために必要な人材像とは?
Auto/ADAS/DC部門を率いる部長として、さらなる高みを見据える岡田。自動車業界におけるDXCの認知度向上を今後の展望として思い描いています。
「今後力を入れていきたいのは、グループ企業であるLuxoftの豊富な知見や高い技術力を日本のお客様に届けることです。私たちがLuxoftの先進的なナレッジを深く理解し、効果的に日本のお客様に還元することができれば自然とビジネスの範囲も拡大していくはずです」
これを実現するために、より多くの仲間が必要です。新しいメンバーに向けて岡田は力強いメッセージを贈ります。
「自動車開発を経験して、自動車開発に熱い思いを持っている方、自動車開発の管理系システムに詳しい方、ソフトだけでなくメカにも精通したPDM、PLM領域の知見を持つ方がとくに活躍できると思います。
私たちの部門ではコンサルタントとして、お客様の開発プロセスを業務的な側面とシステム的な側面の両方から支援し、一緒につくりあげることができます。お客様の開発に関する課題を、共に解決していくことに喜びを見出せる方にとっては、とてもやりがいのある環境です。
またエンジニアとしては、プロジェクト全体を見渡すような仕事に携わることができます。お客様と一緒に仕組みを考えたり、海外メンバーと協力しながら仕事をしたりといった大きな視点で仕事をすることができます。
こうした環境で成長を遂げ、革新的な技術とITサービスでお客様の持つビジネス課題を解決し、自動車産業に貢献したいという方、ぜひお待ちしています」
※ 記載内容は2024年8月時点のものです
