NPO法人企業教育研究会(ACE)様とのパートナーシップにより、2024年2月に当社カスタマーソリューションセンター部門の社員が、福島県二本松市の大平小学校でロボティクス授業を行いました。
小学校4~6年生を対象に、総合の学習時間を使った“生きものロボット”の製作です。
授業は、「ものづくり」の体験からスタート。プリワークとして、チームごとに作成したデザイン図に基づき30分間でロボットとコントローラーを工作します。
限られた時間の中で、段ボールや両面テープ、結束バンドを駆使して思い思いに生きものを形にしていきます。ロボットを動かすためのコントローラーは、スイッチと電池ケースを付けて完成です。
柴犬、リス、魚、車など、絵で描いたとおりには組み立てられないチームも。みんなで話し合いながら柔軟にデザインを変更していきます。
そして形になったと思ったら、今度はモーターの位置の問題で想定とちがう動きをすることも……。作業時間に制約がある中でできるかぎり調整を続け、チームそれぞれオリジナリティあふれる生きものロボットが完成しました。
次は、いよいよプログラミングに触れていきます。
コントローラーを外し、「ココロキット」を活用してネットワークに接続。iPadでビジュアルプログラミングScratchを開き、生きものロボットを実際に動かしていきます。ライトを光らせたり、前後に動かしてみたり……。
最後は、チームごとに作品の発表を行いました。「考えていたデザインを形にするのが難しかった」という声が多く聞かれる中、どのチームも「工夫しながら完成できた」、「うまくできた」と笑顔で話してくれました。
プログラミングに関しては、「初めてだったけど、触っていくとわかってきた」「思っていたより簡単だった」という声が上がりました。中には、ITの仕事に興味を持ったと話してくれる子どもたちも。
今回の授業を依頼してくださったのは教頭先生でした。「プログラミングの重要性を感じる一方で、実際の授業では楽しく簡単にIT技術に触れる機会をなかなか提供できていない」というご相談から始まりました。 発表を終えて、最後に教頭先生が子どもたちに伝えた内容が印象的でした。
「想定していたデザインどおりにでき上がらなかったチームも多いでしょう。うまくいかない時、どうしたらできるかをぜひ考えるようにしてください。プログラミング的思考は勉強以外でも役に立ちますよ」
講師を務めた社員たちも、子どもたちの発想力に驚きながら、一緒に楽しませてもらいました。今回の授業をきっかけに、IT技術を身近な存在だと感じていただけたらと願います。そして、今後の進路を考える際には、ぜひSTEM分野を選んでくれる子どもたちが増えることを社員一同楽しみにしています。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
