先輩の背中から学んだ価値観。お客さまの心に寄り添い、本当のニーズを探る
──職場について教えてください
私は現在、千葉興業銀行 南流山支店のコンサルティング課に所属しています。
コンサルティング課には、私を含めて6名のメンバーがおり、入行1年目の行員から子どもを持つパートスタッフまで年齢層や立場もさまざま。和気あいあいとした雰囲気で、有益な知識を得ると自然に全員に共有するような、メンバー同士とても仲の良い職場です。
この課での私たちの仕事は、お客さまのニーズに寄り添いながら商品を提案したり、ビジネスマッチングを紹介したりすること。もちろん、定量的な目標もあります。毎朝・夕方、6人のメンバーで「今日はこれから何をするか」「今日何をしたのか」を報告・連絡・相談し、個人の裁量で自由にスケジュールを組みながら仕事を進めています。
その中で私は、ライフコンサルタントとして銀行の相談窓口のローカウンターでお客さまのお話をうかがい、提案する仕事をしています。たとえば、通常の窓口業務では時間がかかる「定期預金を作成したい」という相談内容の場合、詳しくご意向をうかがっていくと資産形成や相続対策の話につながるケースもあります。
ほかにも、「別荘などを売却したい」「遺言を書きたい」などのビジネスマッチングへとつながるケースも。必要な場合には提携会社を紹介するなど仕事の幅は多岐にわたり、「なんでも屋さん」のようなポジションです。
──お客さまとの関係を築くために大切にしていることはありますか
約500名のお客さまを担当する中で私が大切にしているのは、「何かあったらまず、ちば興銀のREIKO.Oに電話しよう」と思っていただけるような関係づくりです。そのためにも、お客さまに定期的に電話をかけたりお会いしたりして、接点を持つことを意識しています。接点が増えると、お客さまにも心を開いてもらいやすくなります。商品を提案するためというよりも、お客さまのことを第一に考えて動いています。
この「お客さまが第一」という価値観は、尊敬する先輩の背中を見て学びました。先輩は相談に来られるお客さまのことを心から歓迎して迎え、「お客さまについてもっと知りたい」という気持ちで歩み寄っています。その結果、お客さまへの信頼へとつながり、いつも頼りにされています。私もその姿に近づけるように、この心がけを大事にしています。
素の自分を認めてもらえたことが入行の決め手。研修を経てライフコンサルタントに
──なぜ金融業界を志望したのですか
人と関わることには学生時代から興味があり、アルバイトでも接客業をしていました。また、金融機関でお客さまに寄り添って働いている兄の姿を見ていたこともあり、就職活動では金融系の企業に自然に意識が向いていきましたね。
就職活動の軸は、人と関わる仕事であること、責任のあるものを取り扱えること。そのため、「大切なお金を扱う銀行で、人と関わりながら役に立てる仕事がしたい」と思うようになりました。
──なぜ、千葉興業銀行に入行を決めましたか
いくつか内定をいただいた中で、千葉興業銀行に入行を決めたのは、就職活動をしている時点でのそのままの姿を評価してくれたからです。面接の雰囲気も良く、「どういう気持ちでアルバイトに取り組んでいたのか」と深く聞いた上で、「ライフコンサルタントの仕事がとても向いていると思う」と言ってもらえました。私にとって千葉興業銀行は、ありのままの自分を認めてもらえると思えた会社でした。
また、営業として主体的に働きたいという想いがあったため、ライフコンサルタントというポジションも自分の意向に合っていました。
──入行後の研修について教えてください
研修も非常に充実していて、入行後2年間はビジネススキルや銀行員としての基本的な規律・業務を学びました。そして3年目にライフコンサルタントの仕事に携わるようになってからは、定期的に「新人LC(ライフコンサルタント)研修」がありました。
研修では、給与所得の源泉徴収票を見ながら所得税対策を考えたり、電卓を使って計算したりしながら、深い知識を学びます。わからないことがあると、その都度同期や講師に教えてもらいながら乗り越えていきました。
また、接客のロールプレイング研修では、同期を見て「私ももっと頑張らないと」と刺激になることも。研修での学びや失敗・改善が日々の仕事に生きているのを実感しています。
──ライフコンサルタントの仕事で苦労したことはありますか
ライフコンサルタントになってから苦労したのは、営業だけでなく契約後の事務手続きもすべて自分で行うという部分。事務手続きは、お客さまをお待たせしないよう、基本的にお話をお聞きしながら進める必要があり、マルチタスクとなるため、初めのころは苦手意識がありました。
しかし、苦手意識を理由にミスをしてお客さまにご迷惑をお掛けすることは許されませんし、ミス自体が信頼を失う原因にもなりかねません。そのため、お客さまが来店する前に、必要事項を紙に書き出して入念に準備するような工夫を心がけるようにしていて、それは今も続けています。
仕事の裁量はすべて自分次第。周囲に支えられながら日々進化し続ける自分を実感
──仕事で特に印象に残っている経験はありますか
千葉興業銀行では、大きい組織の一部になるのではなく、小さい組織の主役となって活躍したいという志向を持っている人を「鶏口人材」と呼んでおり、周囲を巻き込んで考え行動し挑戦し続ける人材が求められます。
入行4年目のとき、コンサルティング課全体の定量的な目標を達成するため、どう推進するのかを主体的に考える仕事を任されました。自分の目標を追いつつも、支店全体の目標を達成するために何をすべきか考える日々。
必要な知識があれば保険会社様に勉強会を依頼したり、良い情報を得たらチーム全員に共有したりするなど、自ら主体的に発信するようになり視野も広がったと感じています。当時の自分にとって挑戦的な仕事だったからこそ、定量的な目標を追う意識が根づき、営業する上で大事な経験になりました。
また、とあるお客さまへのご対応も、印象に残っている出来事です。その方は相続対策について相談先を探しており、私にお話しいただいたのですが、当時の私には相続対策の知識がありませんでした。
そこで、本部の営業支援の担当者に相談したり、支店長に同席をお願いしたり、自ら動いて周囲を巻き込みながら、その方のご希望に寄り添えるように行動しました。最終的にはお客さまにも喜んでいただけてやりがいを感じましたし、当行へのご預金も増やしてくださいました。一人ではできなくとも、助けを得ながらお客さまの希望をかなえ信頼関係につないでいけた経験でした。
このように主体的に動いていけるのも、仕事の裁量がすべて自分という環境があるからこそ。たとえば支店長に「このお客さまにはどう対応しようと考えているの?」と聞かれたときに、自分の考えを伝えると、「何かあったら言ってね」という言葉と共に、応援や肯定の言葉を掛けてもらえるのです。
もちろん、自分で考えてわからないことがあれば、上司や先輩に助けを求めていて、その都度勉強しています。学びを深め、より幅広い提案ができるようになることで、自分が進化しているような実感が持てるのは嬉しいポイントです。
私は、自分でできることが増えていくことにやりがいや喜びを感じるタイプ。お客さまに会う予定がない日であっても「今日は事務作業を頑張る」など、何かひとつでも目標を立て、業務を終えたときに「一日頑張った」と実感できるような、モチベーション管理も意識しています。
憧れの存在は直属の上司。キャリアアップをめざして、主体的に学び続ける日々
──社会人になってからの成長について教えてください
社会人になって学生時代の自分と比べると、スケジュール管理の面で成長を感じます。周りの人に迷惑を掛けないためにも、今の自分ができることを把握するのは大切です。自分の裁量で仕事を進めていくうちに、先のことまで考えた無理のないスケジュールを組めるようになってきました。
また、ほかの人の気持ちを考えてワンテンポ置いてから発言するようになったことも、学生時代と比べて成長した点です。ライフコンサルタントは、お客さまの気持ちに寄り添って提案する仕事。たとえば相続に関する仕事の場合、「本当は、お客さまは相続について考えたくないのではないか」「想像したくない話かもしれない」といったん自分でお客さまの気持ちについて考えてから提案するようにしています。
そんな私から見て、千葉興業銀行は、主体性を持って学び成長し続けたい人に合う会社です。たとえば、一人ひとりの個性や能力を最大限活かせるよう、能力開発支援制度があります。私は会社が用意してくれている動画教材や奨励金制度を活用し、キャリアアップを見据えた資格や、現在の業務に役立つ資格の取得に向けて勉強に取り組んでいます。
──自己啓発はどのように取り組んでいますか
私が勉強する時間帯は朝。テキストだけではなく動画をうまく活用しながら、集中力がある朝に40~50分ほど毎日勉強しています。勉強がストレスにならないように「勉強したくないときはしない」と決め、学びたいときに思い切り集中して取り組むなど、工夫して自己啓発に励んでいます。
今後は、身につけた知識や経験を活かして営業の仕事をより深めたいと思っています。また、海外に関わるような仕事にも興味があるので、いつか外国為替などの仕事にも関わりたいです。
──今後のキャリアについて教えてください
私の中での理想像は、直属の上司。本部の仕事も経験し、現在は子育てと仕事を両立しながら課長職に就いている人です。私たちに仕事を任せてくれつつも、見守り、フォローもしてくれる本当にかっこいい存在。私もまずは課長代理にキャリアアップできるよう、日々仕事に励んでいます。
仕事は自分の個性を最大限活かせる場。これからも、なんでも主体的に、全力でチャレンジしていきます。
※ 記載内容は2025年6月時点のものです
