「正義の味方」として社会の治安に貢献。顧客の納得感を醸成するプリセールスの役割
ICT事業本部の技術本部で、プリセールスエンジニアとして活躍する宮澤。とくにノートパソコンやスマートフォンといった端末(エンドポイント)のセキュリティ製品を主軸に、技術的な側面から営業活動を支えています。
「プリセールスエンジニアは、セキュリティ製品の導入を検討されている企業に対し、製品の仕様や技術的な詳細をご説明し、ご納得いただいた上で購入へとつなげる役割です。
営業担当とチームを組んで、全国のお客さまのもとへ伺ったり、オンラインで商談に参加したりします。情報システム部門の方とお話しすることが多いですが、案件の重要度によっては最初から経営層の方が同席されることもありますね」
扱う製品は多岐にわたります。入社当初は特定のメーカーのエンドポイントセキュリティ製品を担当していましたが、組織の変更を経て、現在はネットワークセキュリティ製品にも裾野を広げ、日々新しい知識を吸収していると言います。
「年々サイバー犯罪のリスクが高まる中で、『会社を守りたい』という企業は非常に多いです。そうしたニーズに応えるセキュリティ製品のほか、『今使っている製品が合わないので、運用課題を解決できる最適なものはないか』といったご相談を受けることも少なくありません」
セキュリティに携わる醍醐味は、「正義の味方」でいられることだと宮澤は語ります。
「間接的ではありますが、自分たちがセキュリティ製品を広めることで、社会の治安向上に貢献できているのではないかと感じています。また、SB C&Sの最新技術情報 発信サイト『C&S ENGINEER VOICE』で情報を発信することもあります。記事を読んでくださった方の情報リテラシー向上に寄与できていると感じられる瞬間は、大きなやりがいですね。
だからこそ、発信する情報には細心の注意を払っています。私たちの言葉が、お客さまの設定ミスや脆弱性を生むきっかけに、絶対になってはいけない。口にする以上は、常に正確な情報をお伝えすることを心がけています」
悔し涙をバネに成長。反骨精神で歩んだセキュリティの道
宮澤は、趣味でパソコンの自作やプログラミングに親しんでいた経験から、IT業界でキャリアをスタート。最初は現場で機器を扱うカスタマーエンジニア職としてキャリアをスタートさせました。
「現場での実務を通して経験を深めたあと、親会社に出向となり、そこで初めて本格的にセキュリティの世界に足を踏み入れました。当初は、企業のセキュリティを監視・管理する専門組織の運用担当として、機器をリモートで操作するのが主な業務でした」
そして、上長からの指示に従った作業を続ける中で、「自分がやっていることの意味をきちんと理解したい」という思いが芽生えます。
「ちょうどそのタイミングで、より専門知識が求められる製品検証チームへ異動になりました。知識がなければ生き残れない環境に身を置いたことで、必死に勉強しましたね。振り返ると、前職時代はセキュリティの最前線で、力がなければチームの足を引っ張ってしまう厳しい環境でした。
実力主義で、悔しくて帰りの電車で泣いたこともあります。でも、そこで腐らず『絶対に見返してやる』という反骨精神が、今の自分の礎になっていると思います」
修行のような期間を経て知識と経験を積んだ宮澤。自身の成長を求め、10年近く働いた会社からの転職を決意します。
「同じ環境に甘えるのが好きではなくて。長いこと同じ場所にいると、自分が慣れてしまうのではないかという危機感があったんです。転職活動では、これまでの経験が活かせること、そしてセキュリティの業務が主軸であることにこだわりました。SB C&Sの募集要項に記載されていた仕事内容は、前職で培ったスキルや知識と合致していたんです。
そして最終的な決め手は『人』でした。複数の会社を受けましたが、SB C&Sは人柄が本当に良く、転職活動で抱えていた不安を全部赤裸々に伝えましたが、朗らかに回答をくれました。この人たちと働きたいと強く感じましたね」
エンジニアは孤独じゃない。チームで支え合うSB C&Sの文化
面接で感じた温かい人柄は、入社後のサポート体制にも表れていました。これまでの経験が生かせるとはいえ、新しい環境でのスタートには誰もが不安を感じるもの。SB C&Sは、そんなキャリア入社メンバーの気持ちに寄り添う文化が根付いていました。
「当社には、先輩社員がマンツーマンで指導してくれる『バディ制度』があります。私のバディは非常に優秀なエンジニアで、入社して2年が経った今でも、彼から教わってばかりです。製品知識や検証環境の使い方から、経験の少なかった商談の進め方まで、本当に丁寧に教えてもらいました。
とくにありがたかったのは、営業担当をはじめ、他部署の方々との関わり方まで見せてくれたことです。いろいろな部署に連れて行って顔つなぎをしてくれたおかげで、今でもスムーズに仕事ができています」
入社して感じたのは、良い意味でのギャップでした。
「前職のイメージから、エンジニアの仕事はもっと孤独だと思っていました。でも、SB C&Sでは、こちらが助けを求める前に周りが手を差し伸べてくれるんです。社内のコミュニケーションが円滑だと、自然とお客さまにも優しくなれる。会社全体に『人がいい』文化が根付いていると感じますね」
その働きやすい環境が、宮澤の成長を後押しします。印象に残っているのは、お客さまから掛けられた感謝の言葉でした。
「私たちの仕事は、製品に関する質問に回答する機会も多いです。最初の頃は知識不足で回答が遅れてしまい、お客さまを待たせてしまうこともありました。しかし、経験を積む中で『次はこういう質問が来るだろう』と予測したり、自分が疑問に思った点はお客さまも疑問に思うはずだと考えたりすることで、対応のスピードが上がっていきました。
あるとき、お客さまから『回答が早くて本当に助かりました』と言っていただけたときは、自分の成長を実感できて、心の底からうれしかったですね」
キャリアの選択肢が広がる場所で、技術の未来をセキュリティで支える
前職の厳しい環境で反骨精神を育み、SB C&Sの温かい環境でチームワークの重要性を学んだ宮澤。成長の原動力は変わらないと言います。
「優秀な同僚たちの姿を見ると、今でも悔しさや劣等感を覚えて奮起します。とくに年下のすごいエンジニアがたくさんいるので、『負けられないな』と常に刺激を受けていますね。SB C&SはITディストリビューターとして常に業界をリードしていく立場なので、自然と優秀な人材が集まってくるのだと思います」
だからこそ、成長意欲のある人にとっては最高の環境だと宮澤は断言します。
「技術者として知見を深め技術を極めたいという方も、セールスとして実力を発揮したいという方も、どんな思いを持つ人でも受け入れてくれる度量がこの会社にはあります。社員一人ひとりのキャリアプランを真剣にサポートする姿勢があるので、思いさえあれば大丈夫です」
今後の展望について尋ねると、少し悩んだ表情を見せながら、その可能性を楽しんでいるように宮澤は語ります。
「もともとはセキュリティのスペシャリストをめざしていましたが、プリセールスとして活躍するメンバーの姿を見ていると、それも悪くないなと思い始めています。この会社に入ったことで、キャリアの選択肢が確実に広がりました。今はまず、目の前の目標を一つひとつ達成して、成長していきたいです。
AIをはじめ、技術の発展はめざましいですが、それに合わせてセキュリティも高めていかなければ、技術も台無しになってしまいます。企業、そして国の『技術』と『セキュリティ』両軸が発展していけるように、自分も貢献していきたいです」
SB C&Sという舞台で、宮澤は仲間と共にさらなる高みをめざし続けます。
※ 記載内容は2025年9月時点のものです
