内勤営業を担うアソシエイト職のチーフとして、メンバーをリード
ICT事業本部 ICT第2営業本部 インサイドセールス部3課に所属する吉田。2015年から内勤営業のチームリーダーを務めてきました。
「インサイドセールス部は、外勤営業とチームを組んで、内勤業務を行う部署です。主なクライアントは大手メーカーやクラウド系などの販売店さまで、私たち内勤営業は、お客さまからのお問い合わせの9割に対応し、お見積もりからご請求、回収までを担当します。
アソシエイト職とはいえ、価格調整を含め大きな裁量権を与えられているのが特徴です。外勤営業のサポート役というよりは、『内勤の営業職』という意識で業務に取り組んでいます」
吉田は内勤営業ひと筋15年。2015年からは内勤営業のリーダーであるインナーセールスリーダー(ISL)を、2022年からはアソシエイト職の生産性向上を担うオペレーションチーフを務めてきました。10人の内勤営業メンバーを率いる立場として、大切にしていることがあると言います。
「難しい業務に優先的に着手することを意識しています。ISLになった当初は、複雑な案件は落ち着いて取り組もうと、簡単な案件を処理してから対応していましたが、急を要するときには効率が悪くなり、悪循環に陥っていました。
そこで、複雑な案件から取りかかるようにしたところ、業務がスムーズに回るように。このやり方をいまも貫き、仕事の進め方の基盤にしています」
また、自分の性格を踏まえて、こんな心がけも。
「軸をぶらさないことも大事にしている点です。私はどちらかというと、人目を意識するタイプ。メンバーの希望を全部かなえてあげたいと考えてしまいがちですが、すべて受け入れていると、本来の目標が見えにくくなってしまうことがあります。そのため、チームメンバー全員が成長することを軸に意思決定するようにしてきました。
これと関連して、共に働くメンバーと適度な距離感を取ることにも気を配っています。メンバーは全員が女性で、仲良く話しやすい間柄ですが、仕事には緊張感も必要です。近すぎず遠すぎない距離を保ちながら接しています」
企業風土に挑戦を後押しされ、数々の業務効率化に成功
これまで業務効率に積極的に取り組んできた吉田。チーム全体の生産性向上に大きく貢献してきました。
「作業量を減らしながら同じ成果を上げられる方法を常に模索し、良い方法を見つけたらすぐにメンバーに共有しています。 たとえば、お客さまにライセンスの更新案内をメールでお伝えする大切な業務があるのですが、文章のひな型にお客さま情報を入力する作業に時間を要していました。
そこで、Excelのマクロ機能を利用してこれを自動化。お客さま情報と文章のひな型をリンクさせ、ボタンひとつでお客さまごとの更新案内が完成する仕組みをつくりました」
また、メンバー間のフォロー体制づくりにも成功しています。
「お客さまごとのマニュアルをサイトにまとめ、いつでも誰でも、すべてのお客さまに対応できる仕組みを構築しました。後輩に教えてもらった、簡単に情報共有サイトを作成できるツールを活用して内容を定期的にアップデートし、メンバー全員が常に最新ルールを確認できるようにしています。
課全体としても、この2年で互いにフォローし合える体制を強化してきました。たとえば以前、お客さまごとに外勤営業と内勤営業がチームを組んで対応していましたが、内勤営業の担当者の休暇中に外勤営業が慣れない内勤業務を代行しなくてはならないなど、お客さまへの対応が遅れるケースがあったんです。
マニュアルサイトをつくったことでこの課題が解消され、どのお客さまに対しても、見積もり作成、価格や納期回答に至るまで、誰でも簡単に対応できるようになりました。担当が急に休むことになった場合でも、残りのメンバーで無理なくフォローできています。
更新案内メールの自動化もマニュアルサイトの作成も、自分で調べて試してみて、これならできそうだと確信したものをメンバーに提案してきました。それをメンバーのひとりでも取り入れ、『富士子さん、業務がとても楽になりました!』と報告してくれれば、挑戦したかいがあったと思えます」
こうして業務改善を実現してこられたのは、SB C&Sの企業風土あってこそ。同社の魅力について吉田は次のように続けます。
「当社には、挑戦を後押しする企業風土があります。新しいことをしようとして、『それ、意味あるの?』と頭ごなしに否定されたことはこれまで一度もありません。
当初は自分の業務改善案が受け入れられるかと不安で、提案を尻込みしていましたが、勇気を出して提案したところ、『とても助かりました!』とメンバーが喜んでくれたんです。それが成功体験となって挑戦することが楽しくなり、『10個の案のうち1個でもメンバーのストレス軽減につながるなら、挑戦する価値がある』と思うようになりました。
課題の存在に気づいていたとしても、行動しなければ何もしないのと同じ。課題を見つけたら即座に改善に取り組むようにしています。挑戦してうまくいかなければ、別の方法を考えればいいだけですから」
「自分はリーダー向きではない」との意識にも変化が。自ら手を挙げてチーフに
2009年にアソシエイト職を希望して入社した吉田。当初はリーダーになることをまったく望んでいなかったと振り返ります。
「私は人を先導していくタイプではなく、表舞台で活躍するメンバーを支援したいという想いからアソシエイト職として入社しました。業務改善を図る仕事は、メンバーが働きやすくなるためのサポートという意味で、私の希望にマッチしていると思っています」
入社7年目の2015年、そんな吉田がISLに。引き受けたのは、軽い気持ちからでした。
「マネージャーからISL昇進を打診されたときは、『業務内容が大きく変わるわけではないから、挑戦してみよう』とあまり深く考えていませんでした。ところが、リーダーが頼りなければ、メンバーが不安になってチーム全体のパフォーマンスが低下するとすぐに気づいたんです。リーダーになったからには頼りになる存在でありたい。そう意識が変わりました」
その7年後、オペレーションチーフのポジションが新設された際には、吉田は自ら手を挙げて就任。2024年でリーダー歴10年目の節目を迎えました。多彩なメンバーをまとめる上で、心がけていることがあります。
「なんでも正直にまっすぐ伝えてあげたほうがいい人、違う角度からアプローチしたほうがいい人、話を聞いてあげるとこちらの話にも耳を傾けてくれる人など、メンバーの個性はさまざまです。各自の性格や特徴を見極めながら対応するようにしています。
とはいえ、正解が見えているわけではありません。永遠に答えが出ないことを承知の上で、手さぐりを繰り返す毎日です」
人に恵まれていまがある。自発的に業務改善できるメンバーの育成にも意欲
入社から数えて間もなく丸15年。長く続けられたのは、人に恵まれたからだと吉田は強調します。
「当社には良い意味で上下関係が厳しくなく、非常にフラットな組織です。そんな文化が根づいているからか、接しにくいと感じる人に会ったこともありません。
仕事で失敗して落ち込む私に声をかけて励ますなど、先輩に助けてもらった経験は数え切れません。ISLになってからも、外勤・内勤を問わずメンバーに恵まれてきました。つらいことがあっても、乗り越えられたのは彼ら、彼女らのおかげ。すばらしいメンバーの存在が私のキャリアを支えていると断言できます」
そんなメンバーからの「感謝」の言葉が何よりのやりがいになっていると話す吉田。さらにこう続けます。
「入社以来、一貫して『人を支えたい』という想いでこの仕事に取り組んできました。感謝されると、『支えることができた』と実感が湧いて、やりがいを感じることができます。
以前マネージャーからこんなうれしい言葉を伝え聞きました。産休に入るあるメンバーが『富士子さんがISLで良かった。復帰するときは、また富士子さんのチームでやりたい』と話してくれたそうなんです。そんなふうに思ってもらえるのは、本当にありがたいことだと思っています」
これからも変わらずチームの活躍を支えるために。吉田はリーダーとして、メンバーの成長を後押ししていくつもりです。
「メンバーたちが自発的に業務改善に取り組めるよう支援したいと思っています。業務改善に成功すれば、それが自分のストレス軽減につながるだけでなく、より仕事に前向きに取り組むきっかけになると考えているからです。そのためなら、私はノウハウを惜しみなく伝えるつもりですし、メンバーがスキームを習得するまでできるだけのことをしたいと思っています。
また現在、女性の活躍を後押しするために、社内のダイバーシティ推進プロジェクトにも参加しています。オペレーションチーフというポジションが新設されたのもそのプロジェクトの一環で、アソシエイト職がキャリアアップをめざせるようにと設置を提言しました。
出産後の女性の働きやすさについても検討しています。性別に関係なく働きやすい環境づくりをめざして尽力していきたいです」
人を支えることが、力に。まさに吉田のキャリアが、それを証明しています。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
