設計からテストまで、一手に担うやりがい。工夫を凝らして新メンバーの指導も
現在、官公庁のシステム開発に携わっている海上。お客さまと折衝を行い、設計からテストまでを担っています。
「システム第一部は12のチームに分かれており、私自身は所属するチーム内の約10人とよくやりとりをしています。プロジェクトでは最適なチーム編成をめざし、部の枠を超えて連携することもありますね。
現在のプロジェクトには、昨年6月から関わっています。設計から担当し、現在は結合テストのフェーズです。官公庁のプロジェクトではいっそう責任を感じますね。お客さまへの説明資料の作成やソースコードレビューなどもミスのないよう気を引き締めて臨んでいます」
仕事を進める上で、海上には大切にしている価値観があります。
「何よりも、コミュニケーションが大事だと実感しています。規模が非常に大きいプロジェクトであることに加え、要件の見直しや方針転換などもあってスケジュールがタイトになる中で、手の足りない部分は周りにサポートしてもらう場面もあります。なので社内外問わず、お世話になる人とは普段からスムーズにやりとりできる関係を築くように意識していますし、『報・連・相』を徹底しています。
これは、過去の出来事が教訓になっています。コミュニケーション不足からお客さまと私との間で認識していた期日が異なり、こちらの作業日程を短縮せざるを得なくなったことがありました。仕事を進めるにあたっては相手との綿密なすり合わせが欠かせない。そう痛感しました」
日々、成長曲線を描き続けるエンジニア。入社2年目にして新規参画メンバーのサポートも任されています。
「プロジェクトで得たノウハウに関してはその都度、資料を作成することで蓄積、共有をしています。技術面のサポートとしては進捗管理はもちろん、ソースコードレビューも実施。またお客さまへ提出する資料には必ずリーダーのチェックが入りますが、そのチェックの前に自分が目を通しフィードバックをするなど、寄り添いながら指導しています。作業の期日があるとは言え、一からすべてを教えたら新メンバーの成長にはつながりません。なのでヒントの伝え方などをあれこれと工夫しています。結果として、将来マネジメントに携わりたい私にとって大きな学びになっています」
上流工程に携わりたい。入社から間もなく開発に関わり、リリースの喜びもひとしお
大学では観光産業や地方創生を学び、新卒でホテル関連会社に入社しました。コールセンターで働いていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたのです。
「この世の中、いつ何が起きるかわからないと肌で感じました。どんな状況になっても生きていけるように手に職をつけたいと思い始め、自分の技術力でキャリアアップできる IT業界を志しました。
その時は、当社ではなく別の会社に未経験で転職するとともに、独学でJavaの学習を進めました。参考書や動画を見ながら学んでいましたね。未経験者とはいえ、教えてもらうだけのスタンスでは通用しないと思い、基本的なスキルは身につけようと思っていました」
そして2022年。海上はさらなる飛躍を期して、ケアリッツ・テクノロジーズの門をたたきます。入社の決め手は「上流工程に携わる機会が多い」ということでした。
「自分の力で、一気通貫でシステム開発ができるようになりたいと考えるようになりました。当社のようなエンド事業に力を入れているSIerであれば、仕様検討など上流から携わり、プロジェクトを最後まで進めることも可能です。また、労働環境の良さも魅力でしたね」
入社後は3カ月間の研修を経て、総合人材サービス会社の社内システム開発に従事。待ち望んだ仕事に触れ、胸が高鳴りました。
「まず100%自社内で行われた研修では講師陣の技術力に感銘を受け、私も質問を重ねることで多くの疑問点を解決できました。その後、業務として初めて関わったのが、もうシステム開発のプロジェクトでした。前職のIT企業ではエンジニアとして採用された一方で、実際にはコールセンター業務に従事していたので、私にとってはこれが初めてのシステム開発。わからない部分はその都度先輩のサポートを受けましたが、入社間もない時期に自分が手がけたものをリリースできた喜びは、今でも忘れられません。
一方で、当時は先輩がお客さまとの間に立ち、かつ私の面倒も見てくれていましたが、これからは自分が先輩の役目を担っていかなければなりません。お客さまとの円滑なコミュニケーションをはじめ、先輩から学ぶ部分はとても多く、独り立ちに向けて決意を新たにしました」
周囲に気を配り、仲間をフォロー。機転を利かせた対応で、お客さまの信頼を得る
入社後間もない時期から、重要な仕事を託されてきた海上。壁に直面することがあってもそのたびに乗り越え、経験を血肉としてきました。
「現在携わる官公庁のプロジェクトでは、期日の厳守が必須のため、やはりプレッシャーがかかりますし、期日が迫ったタイミングでエラーが出た時には落ち込みます。でも、気持ちの切り替えが大事。使える情報をすべてつぎ込み、素早いリカバリーに向けて全力投球するよう心がけています。
期日に向けて円滑に進めるために、タスクを細かく設定するようにしました。今日はここまで、今日はここまで、とやるべきことを決めておけば、進捗が遅れた場合も早めに対処できます。入社直後は、新人である私をお客さまが大目に見てくださっていた面もあると思いますが、これからはひとりの技術者として責任感を胸に取り組んでいきたいです」
現在のプロジェクトでは、若手ながらも機転を利かせた対応でお客さまの信頼を得たこともありました。
「他のメンバーが担当する機能においてバグが多く、あらためて開発に戻り見直しをすることに。そのメンバーはケアリッツに入社したばかりで、プロジェクトに参画して間もない時期ということもあり、私が代わりに取りかかることにしました。自分がすでに開発を終えてテストに入っていた機能についてはそのメンバーにパスし、担当を入れ替えたのです。その後お客さまから『海上さんは頼りになります。手放したくない人材ですね』と褒めていただいた時にはとてもうれしくて、仕事へのモチベーションがより高まりました。
また、自身の作業だけに集中するのではなく、周囲を見渡すことが大切だとあらためて感じました。私個人よりチームのパフォーマンスを向上させて、ケアリッツ・テクノロジーズとして認められることが、お客さまからの信頼獲得、販路拡大につながるからです」
この仕事ならではのやりがいについて、海上は「努力した分だけ報われる」と実感を込めて話します。
「進化のスピードが速いIT業界では、日々勉強すればするほど仕事に活かされますし、周囲からの評価も上がります。たとえば開発でエラーが出た際、その場では周囲に聞きながら解決するのですが、後から必ず自分でも調べるようにしています。するといっそう理解が深まりますし、次からは自分ひとりで解決できるようになるなど、技術者としての成長につながるのではないかと思っています」
技術力で頼りにされる存在になる。先輩を手本とし、視野を広げて飛躍を期す
SEとしての道のりは、まだ始まったばかりです。海上は自身の将来像を思い描き、「技術力で頼りにされる存在になりたい」と言葉に力を込めます。
「誰にどのようなことを聞かれても、まずは技術面で滞りなく答えられるようになりたいですね。私は自分の仕事のことだけを考え、あとは見て見ぬふりという姿勢の人には魅力を感じません。なので常に視野を広く持って周囲に目を配り、社内外問わずさまざまな人から頼りにされる存在になって、事業拡大に貢献していきたいです。
エンジニアとして技術を積み上げたい一方、マネジメントにも同じくらい関心がありますね。自分がどちらに向いているのかは、焦ることなくこれから見極めていきたいと思っています」
高みをめざす有望株にとって、良い手本となる存在が身近にいると言います。
「入社後初めてのプロジェクトでお世話になった先輩は、自分にとっての目標です。技術力やコミュニケーション力が高いのはもちろんですが、どうすれば当社が信用されるかなど、ビジネスの視点も常に持ち合わせているからです。先輩とは今でもたまに飲みに行き、相談したり、助言を受けたりしています」
現在、就職・転職活動をしている人たちに向けて、海上から伝えたいことがあります。
「自分が将来どうなりたいのかというビジョンや、仕事をする上での価値観、何に幸せを感じるかなどについて、今一度、考えてみてほしいと思っています。入社後に後悔しないために、そして自身がこれからキャリアアップしていくためにも、その作業にまずは腰を据えて取り組んでほしいです。
当社に関して言えば、SIerとして一貫したソリューション提供に携わることができますし、エンジニアとして躍進できる環境が整っています。チームリーダーと月1回面談をして相談や雑談をするなど、社員間のコミュニケーションを活発化させる仕組みづくりも進んでいますね。
その中で私は受け身でなく、業務関連の勉強を日々続けながら、仕事に邁進することが大事だと肝に銘じています。これから新しく入社してくる人たちと手を携えて進み、お客さまからの信頼を積み上げていけたらと思っています。チームケアリッツとしてプロジェクトを成功させて、ぜひ一緒に飲みに行きましょう」
そんなふうに呼びかけて、笑みをこぼす海上。表情には、新天地での充実ぶりがにじんでいます。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです

