フォローし合う風土のもと、はじめてのクライアントサービスで奮闘
システムインテグレーション事業部に所属する恵藤。決済代行サービス会社の業務システム刷新プロジェクトに参画しています。
「現在担当しているのは、決済代行サービス事業者の基幹業務システムです。多数の店舗・企業からの加盟申し込みに対し、審査・登録といった各種手続きを一元管理することを目的としています。現状は10年前に構築した他社システムを使用していますが、年々処理データ量が増え、負荷が大きくなっていることもあり、業務改善と合わせたシステムの刷新を進めています」
チームメンバーは約10名。恵藤は一担当者として、プロジェクトに横断的に関わっています。
「プロジェクト立ち上げ~要件定義の段階では、お客さまに対しての現状業務や課題のヒアリングがメインとなり、社外での活動も多くありました。現在は基本設計フェーズに入り、メンバーの作成ドキュメントをレビューするなど、段々と社内でのやり取りの割合も増えてきています」
前職でユーザー側としてシステム開発に携わっていたものの、SIerとしてのソリューション提供は初めての恵藤。まだまだ慣れないことも多いと言います。
「転職して間もないこともあり、システムの設計・構築や仕様の詳細など、お客さまの質問にその場で答えられないこともあるのが現状です。そのときは社内に持ち帰り、チームメンバーにもフォローしてもらっています。メンバーがわからないような時でも、一緒になって調べてくれるなど、協力的な雰囲気に助けられています」
業務の進め方においても、フォローし合う風土があると感じています。
「システム化要件定義書の作成にあたっては、システム化範囲が広いことに加え、要件の見直しや方針転換もある中でスケジュールがタイトになっていきました。その時に、担当領域の異なるメンバーも積極的に声をかけてくれたことで、効率の良い形にタスクを分担することができたんです。メンバーが協力してチームケアリッツとして動いてくれたおかげもあり、苦しい局面を乗り越えられました」
信頼できるメンバーのもと、新たな業務に挑戦することができています。
「新しいことを始めるなら今」。思い切って飛び込んだクライアントサービスの世界
恵藤は新卒で大手クレジットカード会社に入社。約12年間勤務していました。
「学生時代に就職活動をしていた頃は、ちょうど新たなポイントサービスが続々と誕生している時期でした。当時の私は、ポイントサービスを用いたビジネスの可能性に強く興味を抱き、大手クレジットカード会社に入社を決めました。
総合職入社だったためさまざまな職種を経験しました。最初は支払い遅れとなったお客さまとのやり取りをする債権回収業務を担当。その後、営業としてカードの獲得や発行にも携わりましたが、キャリアの半分は社内システム部に所属し、カード利用にかかわる基幹システムの開発・保守を行っていました」
ユーザーの立場でシステムの開発に携わってきた恵藤。ベンダーへの発注、管理を通して会社を支えるシステム開発を担ってきました。
「大手企業で安定しているので、そのままずっと在籍するという選択肢はもちろんありました。それでも転職を決意したのは、『ものづくり』という未知の領域に本格的に携わってみたくなったからですね。表面的なところだけではなく、システムの内部まで踏み込んでいきたい。具体的には設計を詰め、自分たちの手で実装し、イメージ通りに出来上がっていく過程にも興味を持ち、上流だけではなく、ものづくりもできる会社で働きたいと思ったんです」
キャリア形成を考え、「新しいことを始めるなら今だ」と決断。恵藤は転職先候補の中でケアリッツ・テクノロジーズに決めた理由を次のように語ります。
「転職者は採用面接で見定められることが多いですが、ケアリッツ・テクノロジーズでは私の足りない部分をどう伸ばしてキャリアをつくっていくか、一緒に考えてくれたんです。私の挑戦したいという気持ちを叶えられると思い、入社を決めました。あと、これは言語化することが難しいのですが、社風や働く人に対して、選考を通して一度も違和感や不安を抱かなかったという感覚的な部分も大きいです」
大手で長らく働いてきた恵藤の中では、ケアリッツ・テクノロジーズのように成長途中の会社はスピーディーでアグレッシブな人が多いというイメージがありました。しかし、社内には想像以上に優しく和やかな雰囲気があり、驚いたと言います。
「何か相談したとき、嫌がるどころか、喜んで話を聞いてくれる文化があると感じます。だから気軽にメンバーに声をかけられますし、私自身も得意な上流フェーズではアドバイスを求められることも多いですね。また、社内では1on1が定期的に設けられているので、上司に自分の考えを伝える機会もあります。
業務外ですが、社内の部活動が盛んなことは意外なギャップでした。日本酒会や釣り部など、趣味を共有できる仲間と交流し、楽しんでいます」
立場が変わっても大事にしていること。──仕事をおもしろがる。
前職では指示を出すだけだったシステム開発の仕事に、より深い提案~実際の開発まで一貫して携わる日々。立場が変わったことで、やりがいが増したと実感しています。
「ユーザーの立場では触れることができなかった、システムの中身や仕組みを知ることができ楽しいですね。書籍を読んで勉強するほか、社内の勉強会へ参加し学んでいます。開発の深いところに入っていける感覚があり、ワクワクしています。
仕事を進める中では、前職でユーザー側だったことが役に立っています。お客さまが困る部分、苦しむ部分が手に取るようにわかるので、お客さまとの打ち合わせでは“あるある”を共有して盛り上がれるんです。これからも経験を活かしながら、お客さまとの関係性を深めていきたいと思います」
大変なこともありますが、持ち前のポジティブさで乗り越えます。
「慣れない仕事なので、ハードだと感じることもあります。でもどんな仕事も自分次第。難しい案件が来たときこそ、おもしろくなってきた、盛り上がってきたと半ば楽しみながら取り組む姿勢を大事にしています。
自分が手を出せないところはある意味、前向きに諦めて、他の人にお願いする。周りにフォローしてもらいながら、自分ができることに集中して成果を出す。それが大事かなと思います。
このポジティブな考え方は、今までの社会経験の中で培ってきたもの。前職の尊敬していた上司が、いつも前向きに仕事をしていたのを見て、自分もつらいときでも楽しむことを意識しようと決めたんです。関わる他のメンバーにも、ポジティブな雰囲気を伝えていきたいです」
会社からもお客さまからも、信頼される存在になりたい
ケアリッツ・テクノロジーズで働く中で気づいた、恵藤の大切な価値観──それは「目の前にいるお客さまの役に立てる喜び」です。
「今の仕事のおもしろさは、お客さまと直接関わり、役に立てること。前職の大手企業では不特定多数の人に向けた仕事に携わってきましたが、ただスケールが大きいだけではなく、自分の手が届く範囲の人が喜んでいることを実感できることの方が嬉しいと気づきました」
ただ、前職に比べ会社の規模は小さくなっても、仕事の規模は変わらないと言います。
「今ケアリッツ・テクノロジーズでは、各業界のリーディングカンパニーへのソリューション提供、いわゆるエンド事業に注力しています。大手企業のプロジェクトに関わるということは、大手企業のビジネスの屋台骨を担うということ。結果的に多くの人の幸せに関与するという意味では、前職の大手企業と差は感じていません。
また、この規模の会社だからこそ、大きい組織よりも一人ひとりに裁量があるのが特徴。自分のとったアクションの影響力が大きい分、責任とやりがいを感じます」
生き生きと語る恵藤に、今後の目標を聞きました。
「個人としてはまず、Javaなどの特定の言語をある程度操れるようになって、他のエンジニアと対等に話せるようになりたいですね。そしていずれは、プロジェクト全体を見て、技術と知識を基に力強く推進できるような存在になりたいです。会社からも、お客さまからも、信頼いただける存在になれればいいですね。『恵藤に仕事を任せてよかった』と言われるように、これからも頑張ります」
対組織に関しての貢献意欲もあります。
「ケアリッツ・テクノロジーズは、成長途中の会社。社内ルールの整備やマニュアル化などにまだまだ課題があるのが事実です。自由に動ける空気はとても好きですが、これから会社が大きくなるにあたって仕組みを整えるのは大事だと思うので、大手企業での経験を活かして働きかけていきたいと思います」
大手企業から転職して間もない恵藤。初めてのクライアントサービスを、ポジティブに楽しみながら成長を続けます。
※ 記載内容は2023年12月時点のものです

