コミュニケーションが織りなす信頼の絆。横浜銀行で活躍する2人が語る仕事の本質
横浜銀行で異なる業務に従事する林と新保。それぞれの業務内容について語ります。
林:私は入行後6年ほど法人渉外を経験したあと、行内公募に手を挙げ本部のデジタル戦略部へ異動。2024年1月には営業で必要不可欠な顧客管理システム(EYS)の刷新を成し遂げました。現在は営業戦略部でアシスタントリーダーとして、このシステムを活用した業務改善や必要な機能開発の提案を行っています。
私自身、かつて支店で勤務していた経験から、現場の忙しさや大変さを肌で感じてきました。その経験を活かし、支店の営業担当者が使いやすいシステムをめざして、ユーザーの困りごとを情報収集・分析し、解決策を検討しています。
また、蓄積されていくデータを閲覧するだけでなく、データの二次活用まで見据えて、無理のない業務導線で入力できる仕組みづくりに注力しています。
新保:私は都内店舗の法人渉外課で課長代理として、中小企業向けの融資や経営支援を担当しています。定期的にお客さまを訪問し、融資のご相談があれば最適な提案をさせていただくほか、人材採用でお困りの場合は人材紹介をし、DXの課題があれば本部の担当者と一緒に支援策をご案内するなど、「できないことはない」と言うに等しいほど、銀行の枠を超えた幅広いサポートを行っています。
加えて現在は後輩も増えてきたため、新人教育や指導にも力を入れ、チーム全体の成長にも貢献できるよう意識しています。
そんな2人が仕事をする上で大切にしていることとは。
林:基幹システムは多くのユーザーや部門に影響が及ぶので、他者の意見にしっかり耳を傾け、自分の考えに固執せず、常に広い視野を持つように気をつけています。また部署が違えば考え方や目線も違うので、メールだけでなく直接会って意見交換をするなど、部署を超えたコミュニケーションを大切にしています。
新保:私もコミュニケーションを何より大切にしています。お客さまのもとへ日頃から足を運び、自分や当行のことを知っていただきつつ、お客さまのことも深く理解する。そうした関係性を積み重ねることで、なんでも相談していただける信頼関係を構築していくことをめざしています。
同じように行内のメンバーともしっかりコミュニケーションをとり、相談しやすい先輩であることはもちろん、上司からも頼られる存在でありたいと考えています。
学問の枠を超えて広がる可能性。理系大学から金融業界へ、横浜銀行で見つけた成長の場
高校時代から理系科目が得意だった林と新保。自然な流れで理系の道を選び、大学・大学院でそれぞれ異なる分野の研究に取り組みました。
林:大学・大学院では、生物物理学の研究に取り組み、主にタンパク質を利用したナノサイズの金属粒子の生成や、サルモネラ菌の鞭毛の力学特性の研究に従事していました。
研究室での実験では、思うような結果が得られないことも多く、自然と粘り強さが身につきました。また仮説に基づいて実験を組み立てていく過程は、データから課題を想像し、解決策を導き出すプロセスとして、現在の業務でも大いに役立っています。
新保:大学2年次に管理工学科へ進み、「人」「物」「情報」「お金」というテーマを中心に多角的に学びを深めました。たとえば、情報分野ではプログラミングを、お金の分野では統計学や投資理論などを学び、今、法人渉外として多様な企業と接する中でこうした幅広い知識が役立つ場面が多くあります。
就職活動では理系だからといって選択肢を狭めることなく、広い視野で企業を探していたと言います。
林:就職活動では、理系・文系という区別にとらわれず、フラットな視点で企業を見ていきました。その中で、1つの分野を突き詰めるというよりも、幅広い分野に携われる業界に魅力を感じ、銀行や総合商社、メーカーなどの営業職を志望するように。最終的に最初に内々定をいただいたのが横浜銀行であり、そのご縁を大切にしたいと思い、当行への就職を決意しました。
地元が神奈川県ということもあり、当行への就職が決まった際は大変うれしく思いました。また、私は物理学科出身で、金融業界への就職が学科の中でも非常に珍しく、歴代で2人目だと言われ、自分のキャリアが新しい挑戦であること実感し、新しい道を切り開く存在となれる誇らしさと期待感を覚えました。
新保:私は自分が学び続け、成長できる環境を重視して就職活動を行いました。当初は業種を絞り込めずに迷うこともありましたが、活動を進める中で、銀行の法人渉外業務であればさまざまな業種に関われる点に魅力を感じました。とくに横浜銀行は神奈川県内と東京都を基盤とし、転居を伴う転勤が少ない中で、総合職として可能性を狭めることなく働けると感じたことが決め手となりました。
私の学科では、大学院に進学しない学生の多くが金融機関に就職していたので、金融業界への就職は自然な選択肢のひとつでしたね。
決算書から企業の可能性を見出す。理系バックグラウンドを強みに変える挑戦者たち
横浜銀行における理系出身者の割合について、2人は口をそろえてこう言います。
新保:割合としては文系が多いですが、同期には理系もいるので気にしたことはないですね。また現在の頭取も理学部卒業です。
林:よい意味で文系・理系の垣根がないので、そういう話題になることはほとんどありません。銀行は業務内容が多岐にわたるため、それぞれがこれまで培ってきた経験やスキルを活かせるシーンは多くあり、どちらのバックグラウンドを持つ人も活躍できる環境です。
法人渉外の業務を長年経験してきた2人。理系出身者としての強みを活かせた瞬間について語ります。
林:数字への抵抗感が少ないことやデータ分析力は、理系出身者ならではの強みだと感じています。融資を行う際には決算書や試算表などのデータが審査のベースになるので、数字に強いと業務がスムーズに進みます。
また決算書から課題を見出し、それを入り口に経営者と対話を深めることも。数字からさまざまな可能性を想起できることは、私たちの強みになっていると思います。
新保:決算書も1社分であれば比較的シンプルですが、複数の関連会社が絡み合い、資金の流れが複雑になると、膨大なデータ量になります。そんな時でも理系出身者は抵抗感が少なく、研究などで培ってきた論理的思考力が活かせるので、分析がスムーズに進められますね。またExcelなどでの効率的な作業においても大学時代の経験を活用して、周囲のメンバーにアドバイスすることもあります。
法人渉外を含むさまざまな職務における女性の活躍も着実に進んでいます。
新保:従来は法人渉外担当は男性の配属が多かったですが、最近は新入生を含め若手女性行員も積極的に配属され活躍しています。私も法人渉外の女性リーダーと一緒に働いた経験がありますが、その方は産育休を挟んで再び法人渉外へ復帰されていました。また、同じ支店には、個人渉外にもお子さんを育てながらリーダー業務をこなしている方がいるので、非常に参考になりますね。
女性特有のライフイベントを除いては「男性だから」「女性だから」という差や、「女性だから働きにくい」という思いをしたことはありませんし、お客さまと話していても「他行の担当者も女性だよ」と言われることも増え、銀行業界全体で女性活躍が著しく進んでいることを実感しています。
固定概念を超えて可能性を広げる。理系出身者が語る横浜銀行での多様なキャリアパス
それぞれの思いを胸に活躍する2人に、横浜銀行で働く魅力を聞きました。
林:実際に生活する街を法人渉外担当者の視点で捉えると、新たな魅力を実感することができます。以前から知っている地域や企業に渉外担当者として訪問し、ソリューション提案をする中で、事業や経営の奥深さをこれまでとは違う視点で味わうことができるのは、地域金融機関の渉外担当者の醍醐味だと思います。
新保:程よい規模感の企業であり、縦横のつながりが強い点は居心地の良さにもつながっていると感じます。さらに異動のたびに人脈が広がり、以前一緒に働いた方と再び仕事をする機会も多くあって心強いです。異動時も新たな担当者にしっかり引き継ぎますので、銀行とお客さまとの関係性を継続的に築けることも魅力です。
実際にお客さまから「横浜銀行は引き継ぎがしっかりしている」と評価いただいたこともありました。また、転居を伴う異動が少なくキャリアパスを描きやすいことも魅力の一つと感じています。
今後のビジョンとして、林は新技術を活用した業務改革をめざします。
林:生成AIなど新しい技術を活用した業務改革を推進していきたいと考えています。銀行はお金やお客さまの大切な情報を扱うことから、業務をドラスティックに変えることには大きなリスクが伴うため、そう簡単ではありません。
しかし、銀行業界を取り巻く環境が激しく変化する中で、お客さまに選ばれる地域金融機関であり続けるためには、新たな技術を取り入れていくチャレンジが不可欠です。新しい取り組みに挑戦し続け、変革をリードしていける存在でありたいです。
一方、新保は女性行員のロールモデルとなることをめざしています。
新保:近年はシステム化による業務効率化や働き方改革が一層進み、より働きやすい環境が整ってきました。まだ過渡期だとは思いますが、私自身法人渉外担当として継続的に活躍し、女性の後輩たちが歩むキャリアの参考になれればうれしいですね。
最後に理系出身者へのメッセージとして、2人は可能性を広げることの大切さを語ります。
新保:今日の対談を経て、理系出身だから理系就職をしなければいけないという固定観念が可能性を狭めてしまうのはもったいないとあらためて感じました。当行には理系出身で活躍している行員も多くいますし、理系ならではのスキルや視点が活かせる場面もたくさんあります。
自身のやりたいことを模索する中で、未知への抵抗感や先入観による敬遠をせず、銀行もキャリアを築くフィールドとしてぜひ候補の1つにしていただきたいですね。
林:私は就職において理系・文系の区別は重要ではないと考えています。理系の考え方や知識を、銀行の業務と掛け合わせることで時代の変化により対応できる、強みを持つ存在になれるのではないかと思います。自分の知識や発想を活かして、銀行DXを最前線で担っていくおもしろさも醍醐味のひとつではないでしょうか。
また就職活動中の方には、インターンシップやイベントなどへの参加を通して、銀行では実に幅広い業務ができることも知っていただきたいですね。支店の窓口業務の印象が強いかもしれませんが、個人・法人渉外としてさまざまなお客さまに寄り添うこともできますし、本部で企画や戦略的な業務に携わることも可能です。ぜひ就職活動の選択肢に銀行を入れていただけるとうれしいです。
※ 記載内容は2025年4月時点のものです
