友人との時間が何よりの思い出。時間を忘れておしゃべりをした学生時代
少年時代の思い出は友人とのおしゃべりだと話す中田。
「中学生の頃までは友達と外で遊んだり、ゲームしたりするのが大好きでしたね。中学生で通っていた塾が終わる時間が夜9時頃で、そこから友達とコンビニの前で話し込んでしまって遅い時間まで帰らない、なんてこともしょっちゅうありました。遅い時間まで帰らないことで親に心配をかけたとは思いますね」
時間を忘れるほど友人との話に夢中になった思春期を経て、その延長で高校時代ものんびりと過ごしたと言います。
「中学までは帰宅部でしたが、高校では一応英語部に入部しました。とはいえ活動は週に一度だったので、基本的には帰り道に友達の家でゲームをしたりおしゃべりしたりしていましたね。そういう時間が一番楽しかったです」
とにかく友達と遊び、話した思い出がたくさんある中田。大学では経済情報学部へ進学し、ここで情報系に触れたことが後のキャリアにつながるきっかけにもなったそう。
「経済情報学部を志望した理由としては、まず家から通える範囲で、つぶしが効きそうな学部だなと思ったからですね。その名前の通り情報系の授業も少しあって、Visual Basic(プログラミング言語)に触れることもありました」
ここで初めて情報系に触れる中田ですが、情報分野への興味は小学生の頃から芽生えていたと言います。
「父が新しいものが好きなタイプで、当時そこまで普及しているわけでもないパソコンが家にあったんです。インターネットが出始めた頃で、調べ物をしたり自然と親しみがありました」
リーマンショックの影響で一斉解雇されるも再就職。そしてアスノシステムへ
本格的なものではないにせよ、情報系の勉強をしていたことを活かして新卒でシステム会社へ入社する中田。新入社員のフレッシュなやる気にあふれているタイミングで時代の波に飲み込まれます。
「入社半年で新入社員全員が解雇されることになったんです。2009年入社だったのですが、その前年のリーマンショックの影響を受けた形ですね。“内定取り消し”が社会問題になった翌年だったのですが、実質私たちもそれに近い形だったなと思います」
先に先輩社員が次々と退職していく様子を目の当たりにして、心の準備をする日々だったと言います。
「新人教育を担当していた先輩社員までもがいなくなってしまって“いよいよだな”と思いましたね。心の準備はしていたつもりでしたが、実際に自分の番が来た時はやっぱりショックでしたね」
その後、職業訓練校を経て別のシステム会社に入社し開発の基礎を学んだ中田。2社目となるその会社での3年間の日々の中でアスノシステムとの出会いも果たします。
「その会社で入っていた現場でアスノシステムの社員の方と一緒に働いていたのが出会いです。その方がすごく人当たりがよくて話しやすくて誠実な印象だったんです。それで当時転職も考えていた中で条件などのお話しも聞いて“この人たちとなら長く働けそう”と思いました」
紹介に近い形で知った会社ではあったものの正式に求人から応募し、面接を経てアスノシステムに入社した中田。初めのうちは設計やプログラミングで経験を積み、徐々に現場に一人で入り、現在に至るまでシステムの設計、開発、テストなどの業務をしています。
若手のサポートもするサブリーダーに。リーダーをめざして着実に成長していく
入社から7年ほど経った2020年頃からは、若手メンバーの教育や業務面談にも関わるようになった中田。自社の社員はもちろん、アスノシステムのチームとして他社メンバーが入る際にもフォローを行い、現在は技術面でのサブリーダー的な立場としてリーダーを支えています。
「部長からも“もう実質的にはメンバーじゃないから全体を見て動いて”と言われていて、当然プレッシャーもありますが、やっぱりうれしいですし、やりがいも大きいですね。若いメンバーと一緒に作業するときには、技術面だけでなく作業の進め方や報告の仕方も含めてフォローしています。そういった場面では知識も経験も増えてきたのかなという実感につながりますね」
お客さまからの信用で仕事を受けたこともあったと言う中田。
「“中田さんだからお願いしたい”と言っていただけたことがあります。信頼から新しい案件をいただけたということで、それは本当にうれしかったですね」
お客さまの信頼を獲得しながら、サブリーダー的に活躍する中田ですが、今後はさらにリーダーとして動ける人間になりたいと話します。
「技術力だけでなく、見積や経費などの業務面にも視野を広げていきたいなと考えています。ある意味で視座を高く、業務判断やお客さまとのやりとり、お金の話などに関われるようになっていきたいですね。今はまだそこにはタッチできていないので、今後の目標です」
大切なのは人間関係。前向きな言葉で気持ちよく働く
これまでの仕事で印象に残っている現場が2つあるという中田。正反対の現場から実感したことがあるそう。
「これまでで一番難しかったなと感じた現場で、チームの各所で人間関係がうまくいっていなかった現場がとても印象に残っています。スケジュールも厳しい上に人間関係も難しくて。反対に、よい意味で印象に残っているのはすごく忙しい現場でチームが一丸となって乗り越えたときのことなんです。不思議なことに、忙しい中でもお互いが思いやりをもってみんなで協力していた現場では、深夜まで作業していたとしても全然疲れなかったんです。この2つの現場の違いから、人間関係って大切なんだなと本当に実感しましたね」
人間関係の重要さを実感した中田が仕事をする上で大切にしているのは「前向きな言葉」だと言います。
「学生時代から気をつけていることなのですが、人に対してマイナスなことや後ろ向きなことは言わないようにしています。業務上、人に注意をしなくてはいけないときも“これがダメ”と言うのではなく“こうしたらもっと良くなる”と前向きな言葉で伝えるようにしていますね。今後役職が上がったりしても、よくイメージされる”上司”というような雰囲気よりは、少し距離の近い“パイセン”といった雰囲気でやっていきたい気持ちがあります。私の場合はその方がチームもうまく回っていく気がします」
自分が携わったものが世に出ることや、過去に身につけた技術が別の場面で活かせたときにやりがいを感じると言う中田。今後なりたい姿は“健康でアグレッシブな人”だとか。
「バイタリティーのある人でいたいですね。今も週に1~2回は走るようにしています。継続するのは難しいですが、健康は大事ですからね。会社での姿で言えば、安定感を与えられる存在になりたいです。“中田さんがいるなら大丈夫”と言ってもらえるような人になれたらいいなと思います。周りの社員にそう思える人がたくさんいるので、ロールモデルになる人が身近にいてありがたいです」
アスノシステムの魅力を聞くと、“話しやすさ”だという中田。飲み会への参加はもちろん、趣味のボルダリングを活かした社内イベントを企画したこともあると言います。
学生時代から人間関係を何より大切にしている中田がたどり着いたアスノシステムというステージ。視野を広げ、前向きな組織を引っ張るリーダーになるべく、中田の挑戦はこれからも続いていきます。
※ 記載内容は2025年7月時点のものです
