今後のライフプランを考慮に転職を決意。アーキ・ジャパンにて建設業界へチャレンジ
入社する前は、販売サービス業に従事していました。金沢市内の繁華街に位置するDIY用品・生活雑貨量販店のオープニングスタッフとして、約7年間勤務していました。
接客業は自分の性格に合っていました。勧めた商品を購入したお客様が後日訪ねてきて「あの商品よかった、ありがとう」とお褒めの言葉をいただく、そんな反応を見られるのが嬉しかったです。また、地元テレビ局が取材に来て、自分が推したグッズ商品が情報番組で紹介されて話題となり、商品が完売した時も大きなやりがいを感じられました。
一方で、当時の給与の水準や体系から、結婚して家庭を持ちたいというライフプランを抱く自分にとって、この仕事を今後も続けていくのは難しいと考えていました。
そのため、転職にあたっては業種や職種にこだわらず、継続勤務により安定した生活基盤を築くことが可能で、キャリア・給与待遇面でのアップが見込める仕事に就きたいと考えました。その考えにもとづいて、可能性ある転職先を探すため複数の転職エージェント会社に登録していましたが、その中の1社よりオファーいただいたのがアーキ・ジャパンでした。
応募後、採用担当であるCA(キャリアアドバイザー)と面接を行いましたが、その際に、担当の方の人柄にたいへん好感が持てました。また、その方から建設業界の良い所や将来性、キャリアアップのロードマップなど、自分がそれまで知らなかった業界や仕事の内容について懇切丁寧に教えていただいた点からも信頼できる良い会社だと感じ、入社を決意しました。
入社は2023年8月下旬。まずは、名古屋にある研修センターにて3週間にわたる研修を受けました。研修期間中もCAが自分の様子を気にかけ、密にコミュニケーションを取ってくれたことがとてもありがたく感じましたね。また、同時期に入社し共に研修を受けた「同期」が10名ほどいたことも、心強く感じていました。
製薬会社の新工場建設工事を担当。職人さんとのコミュニケーションが新鮮で楽しい
研修終了後は、大手ゼネコンが手掛ける富山県内の製薬会社新工場建設現場に配属が決まり、赴任しました。新工場着工は2024年春ですが、それまでの期間同じ敷地内で稼働中の工場に現場事務所が併設されており、そこに駐在して仕事が始まりました。
最初は、現工場の補修に関わる業務に従事。上長からは「新工場着工までの間に、現在の業務の中で仕事を覚えて慣れていってほしい」と言われているため、日々少しずつ学び続けています。今のところ、主に作業現場を回って撮影してきた写真データを整理して書類にまとめたり、上司の指示に従ってパソコンでの文書作成や修正をしたりしています。
現場事務所には、私の“先輩・上司”に該当する施工管理者の方が、建築担当で3名、設備(空調・電気)担当で3名という構成で常駐しており、指導を受けつつ相互に連携を取って業務を進めています。
1日の仕事の流れは、午前8時からの全体朝礼後、専門工事会社の方(職人さん)と共に作業手順書を用いて作業中の危険な部分は何か、危険予知活動を行います。その後、現場各所を見回って安全点検を行います。
作業の進捗次第でそのまま現場に張り付くこともあれば、事務所に戻って申請書類の作成やPC作業などのデスクワークを行うこともあります。時折、現場から呼ばれて出ることも多々あるものの、現場内に事務所が併設されていて容易に行き来できるので、臨機応変に対応するよう心がけています。
目下、私が担当する仕事はまだ経験が浅いため小規模な作業が多いです。そうした作業の場合、職人さんの配置人数は大体1名、多い時で3名程度で一緒に仕事をしています。
この現場で働く職人さんは、地場の協力会社に所属していて、プロジェクトが完了しても引き続き別のプロジェクトで協働するケースが多いです。そのため、職人さん同士は互いに皆勝手知る馴染みとして緊密なコミュニティが形成されており、ムードもとても良く自由闊達な雰囲気に溢れている点が良いと、私は思っています。
その場で即実行する「スピード感」と職人の「造る」技術、建設現場で驚嘆する毎日
建設業界に転職して良かったと思う点は、「ここでしか出会えない人たち」と出会えたことです。
私は、これまで建設に従事する“職人さん”という存在と、日常で接する機会はありませんでした。この業界に入り、未知の存在だったそんな人々と普通に談笑していることがとても新鮮でおもしろく、楽しいと感じています。
「対人コミュニケーション」について考えると、どちらかと言うと苦手な方です。もともと、自分から相手に積極的に話しかけることが苦手な性格で、逆に相手から話しかけてくれる場合、それをきっかけとして話すことができます。
おそらく、心の中で「自分からは話しかけづらい」という感覚があるのでしょうね。だからこそ、あえて他の人たちが話す輪の中に飛び込み「ここで行くしかない!」と食らいつくよう、自分なりに意識して取り組んでいます。
店舗勤務時代は、お客様が買物で迷っている様子を見かけると積極的に声を掛けていましたが、お客様に話しかけることが苦だと感じたことはありませんでした。それは、お客様と会話する状況を「仕事として、店員として話すことが必要」だと認識していたからだと思うんです。その経験を現在の仕事でも活かしたい。だから、現場ではその時のことを思い返しつつ積極的に話すよう心がけています。
建設業界に転職して驚いた点は、人々の“行動の速さ”です。私がわからない点を質問したり、業務上の困り事を相談したりすると、その場で電話確認し、対応策を即実行するなどそのスピード感に圧倒されます。
私の場合、あらかじめ準備しないと行動できないため、即時行動できるのはすごいと思います。その点について、現場の人に話しをすると「現場では毎日いろいろなことが同時進行し、目まぐるしく状況が変化していく。そのような状況下では、その時、その場で対応しないと後々積み重なって処理しきれなくなることや忘れてしまうことが怖い。だから、何か発生するとその場ですぐ対応する習慣が身についていく」と教えていただき、腑に落ちました。
また、現場で施工写真を撮影する際「この釘は1本1本職人さんが打っている」と、造る技術の数々に畏敬の念を感じます。だから「しっかり写真を撮って記録に残したい。ちゃんと撮って記録しよう!」と思うようになりました。そして、これまでは気にも留めずに普通に通り過ぎていた建物、その一つひとつに対して「この建物は一体どうやって作ったんだろう?」と意識が向くようになりました。
建設業界に入らなければ、その「造り上げる裏側」を体感できなかったわけで、膨大な作業工程の積み重ねが「建物」として完成するなど、今まで想像もつきませんでした。そう考えると、建設業は「すごいことをしているんだ」とあらためて気づかされます。
予期せぬ震災に復旧現場も体験。着実に前に進み、いつか資格取得したい
2024年の元日に発生した「令和6年能登半島地震」復旧業務の応援で、急遽一時的に金沢に赴任してます。
配属先建設会社が施工した建物の損害を調査し、補修・修復工事が必要な場合は見積を行うほか、必要となる業者の手配調整などをやっています。状況が状況なだけに、相談があれば配属先会社の施工案件以外の建築物も対応しています。
私の場合は、金沢市内に実家があるため、一時的に家に戻り石川県内各地へ調査に出かけることになりました。方々へ赴く途中で、道路が陥没し家屋が倒壊している様相を見ると、生活環境を喪失した地域の現実に直面し、なんとも言えない気持ちになります。
しかし、だからこそ建設業界には「復興の最前線を担う意義」を強く感じます。2月中旬ごろまでは石川県内での業務に従事し、翌月からいよいよ本格着工となる富山の現場に再び戻る予定です。
入社から半年が経過しましたが、この業界や担当業務についてまだ完璧な知識を持っているわけではないため、少し不安に思うこともあります。ですが、今は自身の成長のためにも「前に進みたい!」と思っています。それと、今後工事が本格化してくると、同じ立場の新たな技術社員も配属されると聞いているので心強く思っています。
今後の目標は、国家資格である「施工管理技士(建築)2級」の取得です。今は、日々現場で学ぶことで手一杯ですが、勉強時間を確保して資格取得に向け少しずつでも取り組んでいきたい。また、まだ漠然としていますが、この建設業界で職人さんや同じ施工管理者の方など、周囲の方たちが働きやすい職場環境をつくりたいという想いがあります。そのためにも、この先この業界の知識を積極的に吸収し、自己研鑽を続けていきたいと考えています。
最後になりますが、私のように別業界から未経験でも建設業界にチャレンジしてみようと考える方に対しては、「あなた自身のその選択は“間違っていない”と信じていい」と伝えたいです。
今、実際に「転職しよう」と思うのは、たぶん自分自身が「何か変わろう。変えよう」と考えてのことだからだと思うんです。その意思があるのであれば、そのまま突き進んであきらめず頑張ってほしいですね。それと同時に、そうした気持ちを強く応援したいと私は思います。
そして、もう一つ。もし、入社したら入社時研修を共に受ける人たちは、あなたにとっての「同期」です。研修が終わり、各々現場に配属されれば、そこに自分と立場を同じくする人間はほとんどいない場合が多い。だから、一層「同期」同士のコミュニケーションも大事になります。
現場での仕事の苦労や不安、愚痴を語り合えるのも「同期」ならでは。時々は互いに連絡を取り合い、近況を語り合うなど親交を深めてほしいです。それによって共に乗り越え、この業界で成長していけると私は考えています。ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
※ 記載内容は2024年2月時点のものです

