新しい仲間とのつながり、温かなチームの支えに救われ成長する日々
2023年5月に4販社統合(※)が完了した愛知トヨタの経理部で働いている梁。2024年にキャリア入社し、グループすべてを包括する経理部の一員として幅広い業務に携わっています。
※ 愛知トヨタ株式会社・カローラ愛豊株式会社・ネッツトヨタ愛知株式会社・ネッツ東海株式会社
「経理部は全体で約30名、私の属している主計連結課は10名ほどで構成されています。
経理部の主な業務内容は、請求書の発行や入金時の資金管理課のフォロー、月次仕分けの際の入力、決算の時の対応など。そして、主計連結課ではグループ会社の連結決算を会社ごとに分担しています。私がメインで担当しているのは、当グループの経費精算と請求書発行です。
以前は紙による請求書の出力・やりとりがメインでしたが、現在はCSVデータを使った発行に移行するといったシステム化を進めるなど、業務改善にも携わっています。また、いろんな部署の請求書発行のフォローなどアフターサービスのようなものも提供しています」
職場の雰囲気について、メンバーとの関係性に温かさを感じています。
「みんな良い人で、チーム全体で支え合う文化が根付いています。とくに、女性のメンバー同士の交流が活発ですね。経理部は女性社員が約半数を占めているですが、そのうち4人の方と年齢が近く、それぞれ友人のような感覚でお互いに距離が近いように感じます。
統合後に共通の仕事をするようになってから一気に仲が深まりました。プライベートでも一緒に出かけるような間柄で、たとえば私はメンバーの方と二人で上海のテーマパークまで旅行したり、映画鑑賞などに出かけたりしました」
また、外国出身者である梁にとって、職場のサポート体制は非常に心強いものがあると言います。
「わからないことがあればすぐに質問できる職場です。とくに、外国人である私にとって経理の仕事の中で電話対応が難しいこともしばしばあります。そんな時は、他のメンバーが快く代わってくれるなど年齢に関係なく互いにフォローし合う環境が整っています。
また、私は前職で税理士事務所に務めていましたが、企業規模の違いを実感しています。以前は担当ごとに個別の業務を行っていましたが、現在は他部門との連携が重要な役割を占めています」
ミスも誠実に伝える──支えられた経験が教えてくれた人間性の大切さ
梁が経理の仕事に興味を持ったのは大学時代だったと振り返ります。
「大学は経営学科に進学し、経営の勉強をする中で簿記に対してとても興味が湧きました。そこで、大学時代に簿記3級、2級と勉強していたのですが、経理分野の仕事をやりたいとまでは思っていませんでした。
卒業後はとりあえず就職したのですが、そこでいろいろなことを考えた結果、やはり経理や会計に関することがやりたいという想いを確認し、税理士になりたいという気持ちで税理士事務所に転職しました」
税理士事務所で働く中、外国人としてのビザの問題もあり、より安定した環境を求めて愛知トヨタへの転職を考えるようになります。しかし、愛知トヨタを選んだ決め手は、企業規模や事業内容ではありませんでした。
「私は、会社で選ぶというより人で選ぶことを軸にしていました。愛知トヨタに関しても、中途採用で、面接の前に会社紹介の説明会のような面談が行われるのは珍しいと思い、たまたま参加してみました。経理の仕事について具体的に説明していただいた次長の丁寧で親切な雰囲気に好感を持ちました。
そして、『この人がいるなら、この会社に入ろう』という自分の直感を信じて愛知トヨタへの入社を決意したんですが、実際に働いてみてその判断は正解でした」
そんな梁が仕事をする上で最も大切にしているのは、出会った日本人から学んだ誠実さと人間性です。
「良いことも悪いことも、とにかく誠実であることを大事にしています。たとえば、ミスをしたとしても隠さずに正直に言うということです。それが、引いては人間性にもつながるのではないでしょうか。
これまで出会ってきた多くの日本人の方が私を助けてくれて、恩返しの気持ちがあります。そして、当社にも世間知らずの状態で入ってきましたが、社員の皆さんにも支えられて感謝が絶えません。世界共通で人間性が大事だとあらためて思い、私もそんなすてきな方になりたいと思っています」
日本に興味を持ち、日本語を学び始めたきっかけは『名探偵コナン』だったと言います。
「コナンに出てくる推理がまったくわからなかったんです(笑)。中国語版で見ても完全には理解できず、日本の言葉や文化がわからないから推理も理解できないのかと考え、そこから日本語を勉強して日本に留学しました」
一つの興味から始まった日本語学習が、やがて日本での生活に変わり、そして愛知トヨタでのキャリアへとつながっていく。人との出会いを大切にし、誠実さを軸とする梁の価値観が、現在の仕事にも活かされています。
「もっと勉強したい」。自分らしく働くための工夫と試行錯誤の日々
愛知トヨタに入社してから1年以上が経ち、梁の中で大きな変化が生まれています。仕事に慣れるにつれ、新たな課題と向き合う日々が続いています。
「もっと勉強したいという気持ちが、入社してからますます大きくなっています。日本語も、経理の仕事も、まだまだわからないことが多いんです。自分ができないところをどうやってカバーしようか考えながら毎日勉強しています。
具体的な目標は決まっています。これからの人生も経理や税務に関する仕事に携わり続けたいので、現在は税理士試験の勉強もしており予備校にも通っています」
この成長意欲の背景には、数多くの失敗体験があると振り返りながら率直に語ります。
「これまで数字の見間違いなどミスや失敗を数多くしてきました。上司や先輩社員たちから助けてもらったりフォローしていただいたりする中で、彼らの姿勢に強い刺激を受けました。
とくに、次長と課長の存在は私の成長への意欲を大きく後押ししています。たとえば、一度話を聞いたら理解ができるスキルや経験値だったり、自分のポジションに甘えることなく本を読んで勉強するなど成長し続ける姿を見せてくれたり。私ももっと頑張らないといけないなという気持ちにさせてくれます」
実際に、自身も具体的なスキルアップを実感しています。
「最近は、インボイス制度などの新しい制度が発生し、それに対応するために、決算を通じて消費税に関する知識を身につけることが楽しいと感じます。自分の知識不足を感じることはありますが、調べたり先輩に聞いたりしながら経理を進めることにとてもやりがいがあります。
また、言語の壁による相手と情報が噛み合わないという課題に対しても、もっと向き合って試行錯誤するようになりました。たとえば、社内ではチャットAIを使用し、毎回メールを送る前に文章をAIでチェックしてもらい、適宜修正を加えてもらってから送るようにしています」
その姿勢は、同じような環境で働く多くの人にとって勇気を与える存在となっています。
「縁の下の力持ちとして」。経理から支える地域と会社への静かな情熱
失敗を恐れず、周囲のサポートを受けながら着実に成長を続ける梁ですが、仕事を通して愛知トヨタという企業の幅広い活動に感銘を受けています。
「当社は、本業である車の販売だけではなく、地域の皆さんのお困りごとを小さなことでも支えようという地域貢献の精神がすごいと思います。
中国にいた頃は、ディーラーは車の販売だけが当たり前で、車を売ったらその後は整備くらいだと思っていたのですが、愛知トヨタではそうではなく、お客さまが楽しんでいただけるようなさまざまなイベントを開催したり、キッズパークといったお子さんが遊べるスペースを作ったりと、工夫をしていて、それはとても感心します。
そんな当社の経理部の一員として、私も営業メンバーや整備士の方々を後ろから支えられる存在になりたいです。縁の下の力持ちという言葉があるように、見えづらい部分かもしれないけど私が頑張ることで地域貢献や地域発展の一助になれれば嬉しいです」
愛知トヨタへの転職を検討している人に向けて、梁は継続することの大切さを伝えます。
「コツコツ働くことが大切だと思います。最初は慣れないところもあってやめたいという気持ちも出てくるかもしれませんが、とりあえず3カ月頑張ってみて、半年頑張ってみて、1年頑張ってみる。
そうすると、そこから仕事のおもしろさややりがいが湧いてくるんじゃないかと思っているんです。なるべくストレスを溜め込まず、やれることをやっていく。そうすれば、きっと道は拓けてくると思います。
また、経理経験者の方は当社で即戦力になると思います。今までの知識を活用でき、すぐに活躍できる環境が用意されています。私は、密かに外国出身者の社員が増えるといいと思っているんです。現在、経理部では私一人しかいないので、もっと外国出身の方が入ってきて会社全体がグローバル化できれば嬉しいです」
多様性に富んだ職場環境の中で、地域を支える一員として成長し続けたい。梁の愛知トヨタでの挑戦はこれからも続いていきます。
※ 記載内容は2025年10月時点のものです
