安全・信頼を支える総務室で、私が大切にしていること
人事総務部は総勢90名を超える大きな組織です。私たちのミッションは、アドヴィックス及びグループ会社に対して、最適な人事施策ならびに安全で安心できる職場環境・インフラ提供に関する企画・実行・維持を行うこと。それによって社員がイキイキと働き、会社の活力や企業価値の向上につなげることを目指しています。
その中でも私が所属する総務室では、交通安全活動、社会貢献活動、施設管理、庶務・渉外を担っています。私の担当範囲は主に社会貢献活動や交通安全活動の推進、そして庶務業務です。
仕事をする上で大切にしているのは、自分の判断や行動が、常に多くのステークホルダーに影響を及ぼすという自覚を持つことです。社員やそのご家族、時には地域住民やグループ各社にまで、良くも悪くも影響が広がる以上、自己都合や部門最適に陥った業務は決して許されないと考えています。総務担当として、個々の立場に安易に偏ることなく、公平性と客観性を保ちながら、常にバランスを考えた業務を心がけています。
総務室の仕事には実際目の前にモノやルール、困っている人が明確に存在します。様々な制約がある中で、どれだけ自分の思いを反映させられるかが腕の見せ所だと感じています。「八田だからできた企画だね」と言われる仕事を一つでも多く生み出し、みなさんに喜んでもらえたならば苦労もし甲斐があると感じています。
仲間と一緒に整えた、育休前の心と仕事
入社1年目から7年間、新卒採用を主軸に採用業務全般を担当してきました。当時から仕事に対する価値観は変わっていませんが、育休を経て働き方には変化が生まれました。時間の制約がある中で、今まで以上に優先順位付けを意識し、自分のところで仕事を停滞させないようレスポンスの良さを心がけています。仕事の差し戻しを防ぐため、ゴールイメージや進め方について共通認識を持ちながら進めることも大切にしています。
出産前は1年半程度で復帰するつもりでしたが、子育てを始めると子どもと過ごす時間や成長を見届けることがとても楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。1人目の育休の終わりが見え始めた頃、2人目の妊娠がわかり、職場も私の希望を快く受け入れてくださいました。結果的に2人目の子が2歳になる前日まで、トータルで3年半しっかりと育休を取得させていただきました。慌てて復帰せず、しっかりと子どもと向き合う時間を持てたことは、結果的によかったと思っています。
育休に入る前には、後任のメンバーだけでなくパートナー企業様にも加わっていただき、採用業務の一連の流れや仕組みをマニュアル化したり、相互に進捗を確認し合える定期的な打ち合わせの場も設けました。採用は水モノなのでスピード感が非常に大切です。離れた後もそれが落ちないこと、そして誰かひとりがすべてを担うのではなく、みんなで支え相談できるような体制を作りたいという思いがありました。上司からは「ここまでやり切ってくれてありがとう」と声をかけていただき、とても嬉しかったことを覚えています。
家族との時間を大切にした育休、そして新たな挑戦への一歩
育休中は、子どもに手や時間をかけたいと思うことを十分にやらせてもらえたと感じています。夫が私の子育てに対する考えを尊重して行動してくれたことも、充実した育休となった大きなポイントでした。
大変だったのは、2人目の出産から半年後に夫がアメリカへ長期出張となり、2歳と0歳の子どもを一人で育てることになったことです。 コロナ禍で今ほどの自由度もなく、毎日「今日は子どもと何をして過ごそうか」と一生懸命考えて乗り越えました。無事に1歳の誕生日を家族揃ってお祝いできたことは、とても良い思い出です。
復帰後は、以前と全く異なるポジションへの配属となり、正直不安しかありませんでした。しかし「今までとは違う経験ができるかもしれない、もっと成長できるチャンスかもしれない」と気持ちを切り替えて仕事に向き合いました。
現在は時短勤務、テレワークを活用しています。17時半までにお迎えにいくことをマイルールにしているので、そのためにも16時半には会社を出ます。やり残した仕事がある場合などは、子どもが寝た後など必要に応じて仕事をする日もあります。私以外にも子育てをしているメンバーが多い職場で、働き方への柔軟さや理解の深さに日々助けられており、本当に感謝しています。こんな働き方をしたいからこの制度を活用しようという前向きな会話ができることもうれしいです。
あえて選び取らない。育児とキャリアが響き合う働き方
仕事と育児を両立する上で、私が心がけているのは「立ち止まらないこと」です。当然、物理的には止まっても良いのですが、思考することは止めないという意味です(笑)大変さを理由にしたら何も手に付きませんし、理由は違えど大変なのはみんな同じだと思っています。だから、そこから一歩踏み込んで「どうしたらできるようにできるかな?」「どうしたら楽になるかな?」と思考を進めるようにしています。また、仕事とプライベート(育児)は対立にあるものではなく、どちらも自分を構成する要素として同時に存在するものと捉えています。バランスをどうとるかではなく、どうしたらそれぞれを糧に、自分の意識や環境をより高められるかという考え方を持てるようにしています。
今後は、引き続きアドヴィックスで働くみなさんが、少しでも長くそしてアドヴィックスで働いてよかったと思ってもらえるような環境を提供できる企画を提案していきたいです。
育休取得が当たり前になりつつありますが、「取得できる=働きやすい」というのは単純イコールではないと感じています。育休を取得する、子どもを育てながら働くといった事象から環境軸で働き方やキャリアを考えるだけでなく、一人の社会人・女性としてどうありたいかという自分軸も大切に考えてみてください。今すぐに明確な答えが見つからなくても、日々の仕事や出来事に意味を見出せるようになると思いますし、アドヴィックスには属性に関係なく、その気持ちを支えてくれる人や体制があると感じています。
