『なぜやるか』を大切にする、柔軟な発想と専門性を持つ組織
私は現在、マルチクラウドデータプラットフォームユニット第二部の部門長を務め、データ分析基盤を活用してお客様の経営課題や現場課題の解決に取り組んでいます。マルチクラウドデータプラットフォームユニットはAWS、Microsoft、Google、Oracle、IBMなど様々なクラウドIT基盤の導入ができる技術力と経験を持ち、BI、DWH、ETL分野を起点としてアナリティクス領域にもビジネスを拡大している組織となっています。
特徴的なのは、特定の業界や会社に縛られない「ITジェネラリスト」と、多種多様な技術やツールを自由に使いこなせる「技術スペシャリスト」が集まっている点です。この多様性があるからこそ、柔軟な発想と専門技術を組み合わせながら、お客様に寄り添った解決策を提供できていると感じています。
現在、私は50名を超えるメンバーを率いており、4つの特色あるチームで構成されています。情報通信業界向けの専門チーム、自社サービス「CO-ODE」の開発・導入を担当するチーム、大規模案件を一気通貫で手がけるチーム、そして小規模案件を機動的にこなすチーム。それぞれが得意分野を持ちながら、共通して大切にしているのは『なぜやるか』という視点です。
部門の雰囲気として特筆したいのは、上下関係よりもチームの一員としての意識が強く、とても風通しの良い環境だということです。このフラットな関係性の中で、常に目的を見失わず、そこから導かれる最適な手段を柔軟に選択していく。それが私たちの目指す姿なのです。
部門の再編から見える新たな挑戦
私たちの部門は、2025年に大きな転換期を迎えていました。それまでは製品ごとにチームを分けて業務を行っていましたが、お客様が本当に解決したい課題やIT技術を用いて実現したいことに、より的確に応えていくため、組織の再編を行うことになりました。
製品という軸だけでなく、ジールが提供するサービスを軸とした部門編成へと移行していく中で、私は前任の部門長から業務を引き継ぎ、組織再編案の検討に携わることになりました。例えば、情報通信業界向けの専門チームを新たに創出するなど、お客様のニーズにより的確に応えられる体制づくりを進めました。
この再編の中で、特に力を入れているのが提案品質の向上です。提案書のレビューを必ず実施し、お客様の要望に確実に応えているか、スケジュールや実施業務に齟齬がないかなど、多角的な視点でチェックを行っています。日々業務を行う中で、メンバーがお客様のシステム化に対する背景や目的を深く理解し、具体的な計画やシステム構成を見事に提案できたときは、その成長ぶりに感動を覚えました。
また、各プロジェクトマネージャーから定期的に状況報告を受け、必要なヒアリングを実施することで、プロジェクト全体の健全性を保つよう努めています。この取り組みは、リスク低減にも大きく貢献していると実感しています。
メンバーと共に成長する組織づくりを目指して
私が部門長として特に大切にしているのは、メンバー一人ひとりの声に耳を傾けることです。部門長というポジションは「なんとなく偉い人」であってはいけないと考えています。むしろ、メンバーやリーダー、マネージャーと同じ目線に立ち、組織の方針を共有しながら、共に歩んでいける仲間としての存在でありたいと思っています。
そのために心がけているのは、コミュニケーションを取る際に堅くなりすぎないこと。一人ひとりの話をしっかりと聞き、私の考えも率直に伝えることを意識しています。
組織の成長を振り返ると、年々体制が拡大し、様々な価値観や考え方を持つメンバーが増えていることを実感します。この多様性は私たちの大きな強みになっていると感じています。特に嬉しいのは、メンバー一人ひとりが自身のスキルアップに対して具体的な目標を持ち、着実に実行に移していること。技術力やビジネススキルの向上に対する前向きな姿勢は、組織全体の成長を支える原動力となっています。
お客様と共に成長する未来へ
今後の私たちの挑戦は、既存のシステム開発の品質を更に高めていくことです。部門には高度な技術力を持ったメンバーが在籍していますので、AI/MLを用いた自動化やデータ分析の技術を活用して、データカタログの自動設定や販売予測による仕入れの効率化など、より多くのお客様に価値を提供していきたいと考えています。
また、IT業界全体の大きな転換期を迎える中で、お客様のIT部門が「システム開発や保守を行う部門」から「IT技術をベースに業務改革・改善を実施する部門」へと進化することが求められています。私たちは、この重要な転換期において、お客様に寄り添い、強力にサポートできる組織を目指しています。
そのために大切にしたいのは、目的意識の共有です。「何のためにシステムを作るのか」という本質的な問いに向き合い、お客様と共に考え、その課題を自分事として捉えることができる。そんな人材が集まる組織を作っていきたいと思います。
今後は特にPythonなどの言語開発のスキルを持つ人材を増やし、日々アップデートされるIT技術に興味を持ち、積極的に習得していける仲間を増やしていきたいと考えています。社内ナレッジの活用や各種研修制度を通じて、チーム全体でスキルアップを図りながら、お客様と共に成長できる組織を作っていきます。
※記載内容は2025年8月時点のものです

