事業を含めてコミットする。内製化支援のやりがい
私はゆめみに入社して以来、アプリケーション開発におけるリードエンジニアを担当しています。現在は内製化支援グループに所属していて、文字通り、クライアントの業務を内製化するためのサポートを行っています。リードエンジニアとしての主な仕事は、クライアントとコミュニケーションを取り、仕様決めから業務を推進すること。また最近は、スクラムマスターを兼任し、テクニカルセールスにも挑戦しています。
内製化支援をする際は、基本的にゆめみのエンジニアが、クライアントのエンジニアと一緒になって開発を進めます。チームの一員として動きながら、現状の課題を探し出し、どう改善するのか提案をするんです。直近の案件では「スクラム開発を実施したいがうまくいかない」というクライアントに対し、ゆめみメンバーが複数名入る形で、実例を提示しました。無事に案件が終わった際には、クライアントから「個々のエンジニアが独自で動いている状態だったため助かった」「スクラムの良さが実感できた」というフィードバックをいただきました。内製化支援業務のゴールとして、いい着地ができたと思います。
内製化支援の難しさは、クライアントによって課題感が大きく異なること。まず課題を探るところから始めなくてはならないし、見つかったところでクライアントの組織状況次第では、改善しにくいケースもあります。そんな中で価値を発揮することに難しさはありますが、だからこそのおもしろさもあると感じています。
受諾開発という形の場合、内部事情を詳しく知ることができていなかったり、事業を含めたロードマップまで踏み込めなかったりするケースもあるのですが、内製化支援はクライアントの一員として入ってくため、プロダクトと合わせて事業の未来まで見ることができる仕事なんです。先が見えるからこそ、どういうチームづくりをするのか、どうエンジニアを育てていくのか、事業を含めてコミットして、自分の作っているものの価値を出していくことができる。その点に、やりがいがあると思っています。
大切なのは力が発揮できる環境づくり。独自ワークで相互理解を支援する
私が仕事をする上で大切にしているのは、メンバーとともに良いチームを作り、クライアントと良いコミュニケーションを取り、一体となって仕事を進めること。エンジニアとしては、新たな技術を学んだり、自分の技術を磨いていったりと、極めていくことも好きなタイプなのですが、モチベーションになるのはやはり周囲の人。チームみんなで開発することが何よりも好きなので、ワイワイと仕事ができる環境づくりができればと常に考えています。
そのため、リードエンジニアという立場ですが、上に立つことを意識してはいません。細かく指示を出したり、いばったりするのではなく、一緒に開発を楽しく進めた方が、リードとしての価値が発揮されると思うからです。私より技術レベルが高い人もたくさんいるので、メンバーの力を借りることも重要です。助け合える部分は互いに補って、いいものを作っていこうと意識しています。その方が、メンバーの価値も自然に発揮されますから。
結局、仕事が成功するかどうかは、リードエンジニアの力量ではなく、チームのみんなの力量で決まるものだと思っているんです。もちろんリードがいないと回らないし、何かあったときに責任をとるのはリードの役割です。しかし、リードが指示を出しすぎると、チームのみんなはきっと楽しくない。少なくとも、ゆめみのメンバーは能動的に取り組める環境の方が好きでしょう。だから私は、個々の力が最大化されるような環境づくりを意識しています。
たとえば、お互いの個性を把握すること。Notionなどに得意なこと、不得意なことを書いてもらい、それを踏まえて、個人にまつわるクイズを出してもらい、みんなで答えるといったワークショップなどをしています。独自のやり方ですが、こうしたワークを通して相互理解が深まっていくんですよ。お互いのことがわかると、「これは自分がやった方がいい」「これは〇〇さんにおまかせした方がいい」と、うまく見極められて、いい仕事につながります。
逆に言えば、私がリードらしいリードをするのは最初のチームづくりの部分だけ。あとはみんなで一丸となってやろうよ、というスタンスなんです。
チーム開発の魅力に目覚めたのは、一人で働く限界を知ったから
今でこそリードエンジニアという立場を担ってしていますが、大学は経済学部で、ITとは縁がありませんでした。学部の枠を超えて授業を取れたので、映画や映像制作といった授業にのめり込んでいました。
1社目に入ったのは、書籍のECサイトの企業。注文された本のピッキング・発送などを行う仕事だったのですが、そこでWebサイトの運営を担当することになったんです。最初は何もわからないまま、入門書を片手にHTMLを触っていましたね。しだいにおもしろさを感じるようになり、結果、ITの世界に転職する運びとなりました。
ただ、最初に入った企業は、ものすごく個人プレーの文化が根付いたところだったんです。タスクが振り分けられ、各々で開発をするという雰囲気で、まるで個人商店のようでした。6年ほど勤めましたが、1人でやっていても成長に限界があるし、スキルの幅も広がらないと思い、転職を決意。チーム開発ができ、アプリケーションプロダクトを作れる企業へと入りました。
そこで初めてスクラム開発を経験したのですが、人からレビューをもらうことも、メンバーと一緒になって案件の振り返りをするのも初めてで「チーム開発っていいな」と感動したのを覚えています。ものづくりをするのってこういうことなんだと、開発の楽しさを実感することができましたね。
ゆめみに転職をしたのは2020年のこと。チームで開発をしながらも、技術レベルが高い企業に挑戦したいとの思いで入社をしました。前職はある意味ホワイト企業というか、業務全体も落ち着いていて、決まった技術で開発をしていく風土ができあがっていて、自分のスキルが上がるとともに物足りなさを感じていたんです。もっと周囲から刺激的なフィードバックが欲しいし、新しいことにも挑戦したいと考えていた自分にとって、ゆめみはぴったりだと思いました。また当時子どもがまだ2歳だったため、フルリモートで働けるという点も大きな魅力でしたね。
実際に入ってみたら、思った通りの企業でした。体感ですが、エンジニアの技術レベルは2倍ぐらいに伸びています(笑)。やることはちゃんとやるという責任感ある人ばかりで、仕事のスピード感も全然違う。そしてリモートとフレックスで好きな時に働けるので、家事や育児を妻と交代できるようになりました。仕事の中で新鮮な刺激を受けつつも、家族と過ごせる時間も増えて、本当によかったと思っています。
次にめざすのは、テクニカルセールスとアクセシビリティのスペシャリスト
今後の展望として考えていることは、2つあります。
ひとつは、テクニカルセールスとしての挑戦。現在はクライアントとのコミュニケーションの中で感覚的にしゃべっている部分があり、たまに「これは自分の言葉じゃないな」と思うこともあります。営業に関しては未経験なのですが、テクニカルセールスというポジションを担うことで、戦略的に話せるようになっていきたいです。営業やPMに同行することで、現場のリアルな対応を学び、そのスキルを活かしてプリセールスで受注をとれるようになれたらいいなと思っています。
もうひとつは、アクセシビリティをゆめみ内部で啓蒙していくことです。今までは、自分1人で勝手にHTMLにWAI-ARIAをつけたり、フォーカスだけで移動できるようにしたりしてアクセシビリティ対応していたんです。最近は、ダイバーシティ&インクルージョンの考え方も重要視されて社会モデルがさらに変わっています。企業としてアクセシビリティにどう取り組んでるかが問われる事例も増えているので、ゆめみも将来を見据えてしっかり動いていかなくてはなりません。私だけの力で実現するのは当然無理なので、アクセシビリティに関心のある若手を巻き込みながら、タスクフォース的に進めていく準備をしています。
ゆめみの強みは、いろいろな職種で優秀なメンバーが揃っているところ。クライアントのニーズに寄り添い、開発のすべてを担うことができます。もし、ゆめみでエンジニアとして働きたいと思ってくださる方がいれば、ぜひ仲間になってほしいです。ゆめみは、やるもやらないも自己責任で、自分で物事を決められる会社。
ただ、決めたことについては責任を持ってアウトプットしていくことが求められます。自分でしっかり意思決定をできる人なら、活躍できるのではないかと思います。チャレンジしてみたいという方との出会いを、お待ちしています。
※ 記載内容は2023年12月時点のものです
