大学時代に経験したリモート環境とアプリ開発。それがどちらもかなうゆめみに出会った
──どのような大学時代を過ごしてきましたか?
機械学科にいて、大学2年生の前期にAndroidアプリ開発の講義を受講しました。そこで、システム制御の一環として、Androidデバイスのセンサーなどを使用したアプリ開発を行いました。ちょうどコロナ禍に大学生だったので、リモートの授業が増え、周りにあまり頼れない環境だったため、自分で積極的にコードを書く機会が増え、それがおもしろいと感じるようになったんです。そこから個人開発を始めました。
また、大学1年生の時には通学して、早朝の1限に向けて準備する必要がありましたが、リモート授業になってからはそういった負担がなくなり、自宅から授業を受けられる環境を好ましく感じていました。
また、リモート環境でもあまり関係なく友人関係を築くことはできるのだと感じ、自分にとってリモートワークが向いているのかもしれないな、という実感を学生時代に得ました。
──当時はどのようなアプリの個人開発をされていましたか?
主に実用的なアプリケーション開発を行っていました。具体的には、英単語を覚えるためのアプリケーションや、研究室の仲間と使用できるチャットアプリなどを開発していましたね。実際に、すぐに自分や身近な人が便利に使えるような、実用的なアプリケーションの開発に取り組んでいました。
大学時代はアプリの個人開発を継続的に行ってきて、チームでの開発経験は会社に入ってからとなります。
──ゆめみを知ったきっかけと、入社の決め手を教えてください。
「DroidKaigi」というイベントのスポンサーとしてゆめみを知りました。当時、AndroidのJetpack Composeというユーザーインターフェース開発の新しい技術に取り組んでいる企業が少ない中、ゆめみがその技術を積極的に採用していることを会社紹介で知り、興味を持ちました。
大学3年生の時に初めて「DroidKaigi」にオンラインで視聴参加しました。新しい技術への取り組みに魅力を感じて、ゆめみについて、より詳しく調べるようになったことが入社のきっかけとなりました。
ゆめみ以外の企業も検討しましたが、ここが、自分がやりたいことを最も実現できる環境だと感じました。とくに技術面とリモートワークという点に魅力を感じ、志望度が最も高くなりました。カジュアル面談を通じて、受託開発という特性を活かしてさまざまなプロジェクトに参画できる点も魅力的でした。
自分の性格上、1つのプロジェクトを長く続けるよりも、多様なプロジェクトでさまざまな技術に触れられる環境の方が合っているだろうと思ったことも大きいです。
──入社後のオンボーディングではどのようなサポートがありましたか?
私の場合、入社の半年前から内定者アルバイトとして研修が受けられました。最初の3カ月間はAndroidアプリの開発研修で、GitHubの使い方やコーディング規約などの基礎を学びました。その後の3カ月間は実際の案件に参加し、簡単なコードを書く経験を積みました。研修中は他の人からレビューをもらいながら進めることができて、入社前から実務に向けた準備ができる体制が整っていました。
入社時には、案件の説明やFigmaの使い方、チケット管理などの基本的な情報がNotionにまとめられていて、それを共有してもらえました。必要な情報がどこにあるかが明確に整理されていたため、基本的な事務手続きや環境設定に関する質問を都度する必要がなく、技術的な実装に専念できる環境が整っていました。この整理された資料は非常に役立ち、スムーズに開発業務に取り組むことができました。
とくに、コーディング規約や暗黙的な了解事項、設計に関する情報が事前にまとめられていたことで、メンタルモデルを構築する上で役立ちました。
ナレッジの共有環境が整備されていたことで受けた恩恵を後輩にも伝えていく
──フルリモートでの仕事の進め方について、入社前後で印象の変化はありましたか?
入社前は、リモートワークの良さを感じているものの、一方で本当に仕事ができるのかという不安はありました。しかし、実際に働いてみると、Slackでのチャットベースのコミュニケーションとハドルでの同期的なコミュニケーションを適切に使い分けることで、とくに困ることはありませんでした。
質問がある場合は、Slackで呼びかけてハドルで画面共有しながらペアプログラミングのように進めることができますし、むしろ効率的にコミュニケーションが取れることがわかりました。
──入社前後で会社の雰囲気に対する印象は変わりましたか?
SNSなどで目立つ社員の方も多く、会社全員がそういう雰囲気なのではないかと少し不安に感じていました(笑)。そのような個性的な社員もいる一方で、実際にはかなり真面目な人が多く、普通に仕事ができる環境だとわかり安心しました。自分も特別なキャラクターを演じる必要はなく、普通に仕事ができる環境だと実感しています。
──現在の業務内容について教えてください。また、どのような課題を感じていますか?
同じ案件に1年以上携わっており、その中で特定の領域を担当しています。自分の担当する領域の調整業務に苦労しています。とくに、一人でどこまで悩むべきか、どのタイミングで相談すれば最も効率的なのか判断に迷う場面が多いです。
早めにアラートをあげることと、1人で抱え込みすぎないよう注意しています。仕様の調整なども含め、まだまだ自分は成長しなくてはという想いもありますね。
──技術的なスキルアップのためには、入社からの1年半でどのような取り組みをしてきましたか?
案件内での技術キャッチアップ、たとえば、新しいライブラリの導入など、新しい技術に関するタスクがある際は、積極的に手を挙げて担当するようにしています。
また、Androidのテクニカルリードの方からアドバイスを受け、学んだ技術を自分の言葉でまとめる習慣をつけています。これは約1年前に受けたアドバイスで、技術を自分のものにするために効果的な方法だと教えていただきました。自分の言葉でまとめることで、後々わからなくなった時に過去の記録が役立つという利点があります。
──入社以降、今までの間で成長を感じられる出来事があれば教えてください。
今年4月の新卒入社のメンバーに向けて、約1カ月かけて案件のメンバーとともにオンボーディング体制を整えました。新卒社員からは、情報がまとめられていて参照先が明確なことや、コーディング規約・設計などの慣れない作業に早めに慣れることができる点で好評でした。
一方で課題として、実装作業と並行してドキュメントの更新を行う必要があり、更新のタイミングの管理が難しかったことや、情報量が多すぎて必要な情報が埋もれてしまうことがあると感じています。
コミュニケーション方法を適宜使い分けることで、より闊達になることを実感
──社内でのコミュニケーション方法についても教えてください。
新卒1年目の時は、毎週月曜日の朝10時から30分程度、先輩担当者との1対1の雑談の機会が設けられていました。また、現在は毎週金曜日の午後にハドルを使用して同期3人との定期的な雑談会を実施しています。
この取り組みは約1年前から自身が始めたもので、固定メンバー以外にも、会話に気づいた社員が3人程度参加してくれるような柔軟な雰囲気で進めています。基本的なコミュニケーションはSlackをベースとしていますが、このような定期的な音声でのコミュニケーションの機会も大切にしています。
──雑談会ではどのような話をされているのですか?
内容に制限はとくになく、なんでも話せる場としています。プライベートの話や、業務上での困りごと、感じているモヤモヤについて話すことが多く、どういうアプローチを取るべきかについて、客観的な意見をもらえることは私自身、助かっています。
これにより、案件チームの中だけでなく、外部からの視点も得られ、より良い解決策を見出すことができると感じていますね。
──社内制度で良いなと思ったものはありますか?
フルリモし放題制度がとくに役立ちました。デスクや椅子などの環境整備に関する支援があり、高額な備品でも仕事しやすい環境を整えることができました。もとは九州出身で、入社してからもしばらくは九州にいましたが、途中、関東へ引っ越すことに決め、その時期に環境を整えるために利用しました。
机や椅子の選択に関しては社内で情報共有も活発で、実際に座って試せる機会もありました。とくに椅子については、15万円程度の椅子を導入しましたけれども、長時間座っても疲れにくく、非常にいい投資になったと感じています。
──社内で勉強会などは実施していますか?
1年目と2年目の両方で勉強会に参加し、自身でも発表を行いました。1年目の時はAndroidについて、2年目はFlutterについての勉強会があり、順番で発表する機会がありました。会社では頻繁にこのような勉強会が開催され、1年目から積極的に参加する機会が設けられています。
──社内でのコミュニケーションや対面での交流機会についてどう感じていますか?
テック系イベントや会社のイベントなど、さまざまな機会を活用して、社内メンバーと対面での交流を持つようにしています。自分から積極的に飲み会などを企画することもあり、今年の6月には23卒のメンバーで同期会を開催し、約20人が集まってくれました。
声掛けの際は最初に10人程度の核となるメンバーの同意を得てから、徐々に参加者を広げていくような工夫もしています(笑)。全体的に声をかければみんな集まってくれる良い雰囲気がありますね。
現在の案件を着実に進め、今後はリードの立場からプロジェクトを引っ張れる存在に
──ゆめみに入って良かったと思うことは何ですか?
ここまでお話ししてきた通り、リモートワークでもしっかりとコミュニケーションが取れることが、とくに良かったと感じています。自分が求めるコミュニケーションの方法に対して、周りの人が適切に応えてくれる環境があります。自分が熱意を持って取り組めば、それに応えてくれる相手がいるというのは嬉しいことですよね。
社内ではさまざまなアドバイスをもらえる機会が多く、しかも柔軟性をもってチャレンジさせてもらえるので、素直に成長できる環境だと実感しています。
──今後の目標やめざしたい方向性を教えてください。
直近の目標としては、モバイル開発のリードという立場になることをめざしています。自分でプロジェクトを引っ張っていける立場になりたいという思いが、今は強いですね。
また、特定の人物をロールモデルとするのではなく、社内のさまざまな人から良いところを吸収して、いわば“キメラ”のような存在になれればと考えています。
私の特徴として、良い意味で世間知らずなところがあると自覚しているんですが、それは必ずしもマイナスではないと考えています。ゆめみにいることで、既存の常識にとらわれず、新しい視点を持てることは強みになると感じています。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです

