ITの世界に飛び込んだ学生時代。ゆめみと出会い「データスペシャリスト」へ
──学生時代はどんなことに取り組んでいましたか?
中学3年生の頃にパソコンに触れたことがきっかけで、ITの世界に興味を持ちました。そこで高専進学を選択し、プログラミングについて学んでいきました。5年間の課程を修了した後は、さらに2年間の専攻科での学びを経て大学院へと進学しました。
大学院ではAIの一分野である転移学習の理論研究に取り組みました。研究を進めるうちにそのおもしろさに引き込まれていきましたね。また、先輩の会社から依頼されたアプリ開発を業務委託で担当したり、学内でリサーチアシスタントとして教授の研究サポートやコーディング作業を行ったりと、ITを軸にさまざまな活動をしていきました。
──大学院修了後、ゆめみに入社した経緯と、選んだ職種を教えてください。
就職活動では、クライアントと接する機会があり、自身のAIやデータ分析の経験を活かせる環境、かつ自分らしく働ける環境を求めていました。
そんな中でゆめみの存在を知り、自由に仕事ができる環境とフルリモートで働きながらさまざまな案件に関われる点に魅力を感じ、入社を決意しました。
選んだ職種は「データスペシャリスト」です。データに関わる職種は、データエンジニアやデータアナリスト、データサイエンティスト、機械学習エンジニアなどがありますが、ゆめみのデータスペシャリストはすべてを横断的に担当するポジションになっています。
──データスペシャリストとして、最初にどんな案件に関わりましたか?
最初に携わったのは、エンターテイメント系パークの来場予測システムの開発です。過去の来場実績や事前購入チケットの枚数、天気情報などを組み合わせて30日間の来場者数を予測するモデルを構築しました。
当時はまだ入社前で、内定者アルバイトとして働いていたのですが、クライアントとのブレストミーティングから参加をしていきました。その結果、自分の提案が採用される形でプロジェクトが進んでいったんです。社会人としてはまだ右も左もわからない状態でしたが、周囲のメンバーにサポートしていただきながら開発を進め、無事にリリースすることができました。
初めての実務としてはチャレンジングな案件でしたが、早い段階からクライアントのニーズを汲み取りながら開発をすることができたのは、貴重な経験だったと感じています。
要件定義から得た成長──技術だけではない“人”と向き合う大切さ
──ゆめみの研修制度はいかがだったでしょうか?
入社後の研修はとても印象的でした。4月1日から4日間の研修合宿があり、グループワークやバーベキューといったコミュニケーション醸成を中心とした活動をしていきました。
チームも職種も異なるメンバーばかりだったので、つながりができて嬉しかったですね。今でもオフラインの交流の場などで、同期と定期的に会っています。
──入社後に携わった案件について、教えてください。
主に3つの案件に取り組みました。1つめはモバイルアプリのダッシュボード構築案件で、現在は開発フェーズに移行しています。2つめはPythonを使用したモバイルアプリのセキュリティ検査ツールのバックエンド開発。3つめは社内向けのダッシュボード開発で、さまざまな社内ツールからデータを収集してKPIを可視化する基盤構築を行っています。
とくに印象に残っているのは、1つめの案件です。要件定義から入ったのですが、クライアントの企業規模が大きかったことから進め方に苦労をする部分がありました。そこで、課題をリストアップし対策を考え、ベテランメンバーや他職種のメンバーからコミュニケーションの進め方について教えてもらいながら乗り越えてきました。最終的にクライアントから納得の言葉をいただけた時は、大きな成長を実感しましたね。
──どんな時に、やりがいを感じますか?
クライアントの想いを理解し、方向性を合致させ、喜んでいただけた時にやりがいを感じます。データスペシャリストとしての技術面ももちろん重要ですが、それはあくまで過程の1つと考えています。最終的にクライアントがどのようにそれを活用できるか、限られた構成や予算の中で最大の成果を出せるかを考えることを重視しています。
また、社内の委員会活動もやりがいがありますね。エンジニアとして働いていた時とはまったく異なる目線で仕事ができることがおもしろいんです。社内全体を俯瞰的に見る必要があったり、さまざまな意思決定をしなければならない場面が出てきたりするので、新しい視点を得ることができています。
委員会活動を通して、生成AIの可能性を社内外で広げていく
──委員会活動では、どのような取り組みをしていますか?
CTO室で社内全体、とくにエンジニアの技術に関する方針の策定や、最近では生成AIの推進などに取り組んでいます。また、生成AIワーキンググループや未来研究委員会などの活動にも参加しています。
これらの活動はすべて近しい領域で行っており、未来研究委員会は生成AIに関連する横断的な取り組みを、生成AIワーキンググループは社内でのChatGPTやGitHub Copilotなどの推進に特化して活動しています。
委員会活動に取り組むモチベーションは、生成AIの必要性を強く感じていることと、新しいことへのチャレンジ精神の両方があります。とくに、弊社が推進している「DocDD(※)」などの取り組みについては、今後必要不可欠になってくると考えています。
当社はトップダウンの会社ではなく、強制力が働くこともないため、生成AIをいかにして社内に広めていくかについては、まだまだ試行錯誤のしがいがありますね(笑)。
※ DocDD:生成AIを活用して、ドキュメント生成や生成したドキュメントからソースコードを生成する「ドキュメント駆動開発」という独自の開発プロセス
──ゆめみに入社して良かったことは何ですか?
やはり、チャレンジできる環境が整っていることです。入社当初からクライアントと直接コミュニケーションを取ったり、要件定義に挑戦したりと、手を挙げればさまざまな機会を得ることができます。委員会活動含め、主体的に行動することが自己成長につながっている感覚があり、それはゆめみでしかできないことの1つだと思っています。
そのため、ゆめみには自律している人が向いていると感じています。周囲の人々を巻き込み教えてもらいながら、自分の意見や意思を持って主体的に動ける人が、より成長できると考えています。
フルリモートとフルフレックス。理想の環境下で会社と業界の未来を支えていく
──リモート環境での働き方はいかがでしょうか?
入社以来ほとんど出社経験がないのですが、普段の業務はSlackで適宜質問ができますし、Zoomやハドルを通じて雑談を含めた十分なコミュニケーションが取れています。忘年会や定期的なイベントを通じて対面で会う機会もありますね。
また、私は休日にバイクに乗ることが趣味で、1〜2カ月に1度開かれる社内のツーリングイベントに参加しています。職種も年齢もさまざまなメンバーと交流することができるので、非常に楽しい場になっています。私は三重県に在住していますが、出社時間を節約しつつ必要な時には人と会える、そのバランスの良さがリモートワークの魅力だと感じています。
フルフレックス制度も自分に合っていますね。病院や市役所など平日にしかできない用事もあるので、柔軟な時間管理ができる点はおすすめです。
──最後に、今後のキャリアプランについて教えてください。
まだ1年目ということもあり模索している段階ですが、データスペシャリストとして、さまざまな分野に対して提案ができる人材になりたいと考えています。現在は、データエンジニアを軸に経験を積んでいますが、まだ経験していない領域にも積極的に挑戦していきたいです。
生成AIの台頭によりデータ業界の未来図が大きく変化していますが、そうした環境の中で、データ活用の重要性は増していくことが予想されます。とくに、大手企業などでデータ活用に課題を抱えている組織は多いため、そこに貢献できるような存在になっていきたいです。
ゆめみでも社内の重要な指標を可視化して、データを正しく見つめる動きが活発化していますが、私自身も、この動きをより強力に推進していきたいと考えています。
データ関連技術の進化は非常に速いため、常に最新技術に追随していく必要はありますが、自己研鑽を続けながら、周囲に価値を提供をしていきたいです。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
