転職を機にシンガポールからフィリピンへ。アーキテクトとして成長できる環境が決め手
──入社前はどんなことをしていましたか?
学生時代から、インターネット上のコミュニケーションに強い関心を持ち、そのことから大手SNS企業に新卒入社しました。広告配信システムの開発に携わり、その後は分社化や事業譲渡などの理由から複数の会社への転籍も経験しました。その中で、「シンガポールで開発者として働いてみないか?」とお声がけいただきました。
エンジニアなら日本にこだわる必要はなく、海外で働けるスキルを身につけておくことは重要だと考え、これを機にシンガポールに移住することに。前職は8年勤めていましたが、サーバーサイド、フロントエンド、インフラなど、フルスタックな開発経験を積むことができました。
──ゆめみへの転職のきっかけを教えてください。
シンガポールはとても住みやすい国で、永住することも視野に入れていました。ところが、2023年に会社が廃業し、転職を決意しました。
シンガポールに残る選択も考えましたが、同時期に、物価高騰や、永住権の申請が却下されて、これからも常にビザの残り期間や更新を気にして暮らさなければならないこと、妻が第二子の出産を控えており、今後は周りからのサポートなどを受けにくいことなどを考慮して、シンガポールを出て妻の母国であるフィリピンで暮らそうと考えたんです。
そこで、“海外フルリモートで働ける環境”を軸に探していたところ、人材紹介会社からゆめみを紹介されました。海外在住でフルリモート勤務となると、なかなか折り合いがつかない会社が多い中、ゆめみはすんなりと受け入れてくれました。もともとアーキテクチャに興味があり、ゆめみならアーキテクトとして成長できる環境があったことも入社の決め手となりました。
──入社後のオンボーディング体験はどうでしたか?
ゆめみにはバディ制度があり、入社してから最初の案件に着手するまでの期間、サポート担当者がついてくれます。私の場合は、エンジニアリングマネージャーの方とPMの方がバディとなり、毎朝15〜30分程度の朝会を通じて、社内情報や仕事の流れ、案件の探し方などを丁寧に教えてもらいました。他にもメンバーとの関係性づくりなど、幅広くサポートしてもらえて非常に助かりました。
当初は上司がいない環境に戸惑うことも。自主性が求められる環境で少しずつ成長を実感
──入社前後で会社に対しての印象や、自身の心情に変化はありましたか?
入社前は海外在住であることが少し気がかりでしたが、実際に働いてみると全員がフルリモートのため、自分だけが海外にいるという感覚がなかったですね。
また、ゆめみでは上司やマネージャーの役割がないという話を聞いていて、そこが入社前は正直イメージしづらかったのですが、実際に入社してみて自律的に動ける人が多く、こういった人が多いからこそ組織として成り立つのかなと思いました。
実際、プロジェクトに参画してしまうと、毎朝メンバーたちと顔を合わせ、チームでタスクを割り振りながら進めていくので、前職と大きな違いはなかったです。ただ、プロジェクトの切れ目で次の仕事を探す時や、自分のキャリアを考える場面では自主性が求められるため、そこの意識は変わりましたね。
──ゆめみに入社して、成長を実感できたエピソードを教えてください。
前職では既知のドメインで開発を行っていましたが、現在はクライアントワークに携わっているため、必ずしも自分が知っているドメインとは限りません。加えて、クライアントとの関係性がまだ深まっていない中で、本当に求めているものを見極める必要があり、最初の頃はすごく苦労しましたね。
まだまだ課題はありますが、徐々に慣れてきた実感はあるので、この1年でアーキテクトとしてだけでなく、クライアントワークにおいても成長できたかなと思っています。
──働いている中で、どんな時に仕事のおもしろさを感じますか?
私自身もそうなんですが、ゆめみには技術へのこだわりが強い方が多く、技術に対して建設的なフィードバックや提案をしてくれる環境があります。これは前職よりもかなり活発に行われていて、自分の成長にもつながっています。
私は採用業務で一次面接も行っているのですが、単に技術を使うだけでなく、なぜその技術を選択したのか、その技術の良い点や改善点について自分なりの考えや哲学を持っている人が良いなと思っているんです。技術に対する深いこだわりを持っている方と働けることが、仕事のおもしろさやモチベーションになっています。
日本に帰国中にメンバーと念願の初対面。1日1回の朝会では業務内容や困り事を共有
──社内メンバーとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?また、実際にオフラインで会う機会はありましたか?
1日1回の朝会があり、そこで業務内容や何か困っていることがないか確認を行います。その他の連絡は、基本的にはSlackをコミュニケーションツールとして活用し、こちらで急ぎの用件や何かあった際にはこまめにやり取りを行っています。
フィリピンに移住後、一度日本に帰国したことがあるんです。その時に何人かの同僚と会う機会があり、とても楽しい時間を過ごすことができました。フルリモートワークであっても、時折顔を合わせる機会があることは、より良い関係性構築につながっていると実感しています。
──社内制度や福利厚生について、よく利用するものや「あって良かった」と思うものを教えてください。
クライアントワークという特性上、資格取得はクライアントの安心感につながると考え、ゆめみの「まなびファンディング制度」を活用して、これまで「AWS Certified Solutions Architect - Professional」と「AWS Certified DevOps Engineer - Professional」の2つの資格を取得しました。この制度では、受講料を全額負担してくれるだけでなく、資格取得の報奨金制度も利用できます。現在は内容が変わってきている部分もありますが、入社前はこんなに至れり尽くせりで大丈夫なのだろうかと思っていました(笑)。
その他にも、「フルリモし放題制度」というものが当社にはあり、これはフルリモートワークを行う上で必要なものを提供してもらえる制度です。私はこの制度を活用して、デスクや椅子、ディスプレイなどをそろえました。フィリピンに移住したタイミングで何もそろっていなかったため、本当に助かりました。
──社内のエキスパートから直接教わる機会はありますか?
プロジェクトの中で、ある技術がマッチしそうだけれど、私にあまり知見がないという場合があります。そういった時に、社内で聞いてみるといろいろと意見をもらえるので嬉しいです。
また、最近の組織体制の変更により、アーキテクトグループ・チームが作られました。アーキテクトのつながりがより密になることで、いろいろな意見交換の場も増え、より専門的な知見を深められる環境になっていくことを期待しています。
アーキテクトとしてより成長していきたい。ユニークな制度と働きやすさがゆめみの魅力
──ゆめみに入社して良かったと思うことは何ですか?
メンバー全員が自主的に仕事を進められる環境が整っていることです。細かな進捗確認が不要で、各自が主体的に動けるからこそ、フルリモートでも円滑に業務を進めることができています。こうした環境は自分に合っていますし、とてもやりやすいですね。
また、これまでの会社と比較しても、社内制度が非常に充実していますし、まさに理想の働き方ができているのではないかと思っています。
──働いている中で「もっとこうだったらいいのにな」と思う点はありますか?
前職では週1回の出社があり、対面でのコミュニケーションも可能でした。それが現在はフルリモートとなり、今のところ業務上大きな問題を感じているわけではないですが、メンバーとの関係性を築く上では、やはり対面の方がやりやすく思います。一緒にご飯に行ってプライベートの話をしたり、実際に会うことで人となりを知ったりもできるので、対面の機会というのはあったほうが良いのかなと思いますね。
──今後のキャリアプランについて教えてください。
ゆめみに入社して1年が経過し、要件定義から基本設計までの業務において、ようやくクライアントワークの勘所がわかってきたところです。今後は、より安定感のある仕事ができるよう、さらなる成長をめざしていきたいと考えています。
とくに注力したいのが、アーキテクトとしてのキャリアです。スタートアップで要件定義から運用・保守まで広い領域をこなしていた状況からアーキテクトの領域に注力していく中で、専門性の部分でまだ足りないことが多いと感じています。ゆめみには経験豊富なベテランのアーキテクトの方々が多数在籍しているので、そういった方々に負けないレベルまで成長していきたいという想いがあります。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
