展覧会企画とチームワークから見出した、ヒトとモノに向き合う仕事への想い
美術大学のゼミでは、展覧会設計とワークショップの運営に力を注いでいました。展覧会では、テーマの構想を練るところから始まり、学外の作家へアポイントを取り、作品の展示方法を企画し、パンフレットやポスター、展示キャプションの作成まで、すべてをチームで手がけました。子どもを対象としたワークショップでは、企画から当日の運営、さらに完成した作品の展示まで、一連の流れを仲間と一緒につくり上げていきました。学生マネージャーとしてのアルバイトも含め、チームで何かを成し遂げること、ヒトとの関わり合いの中で何かを創り上げることに注力した学生時代でした。こうした経験の中で、様々な年代の方々と関わることで自分の世界が広がっていくことを実感し、就職活動では「現場でヒトやモノと関わり合える環境」を軸に企業を探すようになりました。美術大学で培ったモノへの関心と、ヒトとの繋がりから得られる喜び。この二つが、私の仕事選びの原点となったのです。
店舗での販売職からスタート、7年目で店長へ昇格するまでの道のり
私は入社後、店舗でファッションアドバイザーとして販売職からキャリアをスタートさせました。入社前から接客の仕事に興味があったものの、実際に働き始めると想像以上に奥深い世界だということに気付かされました。接客にはゴールや正解がないからこそ、いくらでも工夫や探求のし甲斐があることを知りました。お客様一人ひとりのニーズは異なり、そのニーズに至る背景も様々です。どこまで掘り下げられるかで提供できる体験価値が変わってくるのです。
もう一つ、入社後に感じたギャップといえば、立ち仕事で足が痛かったことです。(笑)最初は正直つらかったのですが、慣れてくると今では長時間座っている方がしんどく感じるようになりました。
その後、入社4年目のときに新店の副店長に抜擢されました。そして6年目で店長業務を開始し、その1年間の成果が認められ、7年目に正式な職位としてショップマスター職を拝命することになりました。責任が増えていく中で、自分自身も大きく成長できた期間だったと感じています。
店舗接客とマネジメント、そして採用まで――多彩な役割の中で見つけた成長とやりがい
現在は店舗に所属しながら、神奈川エリアを統括するエリアマネージャーと、新卒採用を担う採用マネージャーという役割を担っています。店頭でお客様に接客サービスを提供しながら、複数店舗の運営、そして採用活動にも関わる日々です。
この仕事で最もやりがいを感じるのは、後輩の成長を見守れる瞬間です。ファッションアドバイザーとしてのスキルだけでなく、一人の大人として成長してもらえるようサポートすることを心がけています。店長になったばかりで「自分には出来ない」と自信を持てなかったスタッフがいました。そのときは、出来ていないことや課題に目を向ける前に、まずその人の頑張りや強みを認めること、また、何をどのように認められているのかを本人に自覚してもらうことを大切にしました。お客様やスタッフからも信頼を得られる存在へと成長した姿を見られることは、大きな喜びです。採用活動においても、オンラインや対面を通じて関わり合ってきた方と実際に一緒に働けることにやりがいを感じています。
一方で、マネジメントをする人をマネジメントする難しさには苦労しました。店長を育成する立場として、それぞれに強みを持ったスタッフをマネジメントする店長に対して、相手の強みを見抜く視点を持ってもらうこと、そして自分がやるのではなく店長自身が実行できる力を育てることに難しさを感じました。この壁を乗り越えるために、自分が店長時代に経験した失敗を思い出し、店長や後輩スタッフのことを深く知ること、相手の考えを引き出すディスカッションを意識するようになりました。
学生時代と比べて大きく成長したと感じるのは、傾聴力です。人の話や意見、想いを丁寧に聞き、自分の価値観だけで仕事をしなくなりました。大学時代からゼミ長やアルバイトの学生マネージャーとして、リーダーシップを問われる立場が多かったのですが、今では仲間の力を借りながらリーダーシップを発揮できるようになりました。また、人前で話す機会が多かったことから、人が興味を示してくれる話し方のスキルも徐々に磨かれてきたと感じています。
多くの出会いを重ね、共に成長できる仲間を増やしていきたい
短期的には、とにかく多くの場所に足を運んで、より多くの学生さんと出会いたいと思っています。一人ひとりとの出会いを大切にしながら、ヤマダヤの魅力を直接伝えていきたいです。そして中長期的には、一緒に採用活動に関わるチームメンバーを増やし、各地でヤマダヤを知ってもらえるネットワークを作ることが目標です。会社外へ向けた活動だけでなく、働く仲間にとってより良い環境を作ることにも力を入れていきたいと考えています。
最後に、これから入社を考えている方へメッセージを。入社後は、まずサポート力が高く、信頼を置ける先輩の存在に助けられると思います。ヤマダヤには、これでもかというくらい寄り添うのが上手な先輩が多いです。そういった安心して働ける環境の中で、店舗だけでなく本社スタッフなど多くのスタッフと関わることができるので、自分の努力次第で強みの発見、またその強みや興味を活かしたキャリアアップを一緒に見出していけます。入社前には色々な場所に赴き、色々な人に出会って、様々な挑戦をしてみてほしいです。その経験が自身の肥やしとなり、自分の魅力を磨くことにつながります。最初からやりたいことが明確でなくても、接客や洋服に関わる経験がなくても大丈夫です。大切なのは、失敗も前提にチャレンジできる精神と、何かに熱意を持てること、そしてヒトに興味があることです。是非、一緒に成長していきましょう!
