服飾専門学校での学びとものづくりへの情熱が導いた就職活動
学生時代は服飾専門学校のデザイン専攻科で、服のデザインから作図や立体裁断、パターン作成、縫製まで、幅広く学んでいました。一般的な布帛はもちろん、リアルレザーやファーなどの特殊素材の扱いも習得し、卒業制作ではレザーのコルセットドレスを制作しました。この作品は後に卒業生作品として学校に展示していただき、今でも大切な思い出となっています。常に莫大な量の課題に追われ、徹夜が当たり前のような学生生活でしたが、クリエイティブなことが好きな私にとって、どんな苦労も含めて捨てがたい大切な時間でした。
就職活動では、当初アパレルの企画職を中心に企業を探していました。しかし、コロナ禍が始まった初年度の就職活動だったため、企画職の募集が激減してしまい、視野を広げて販売職も志望するようになりました。販売職を志望するにあたっては、単に流行を追うブランドではなく、素材や縫製、ディテールにまでこだわったものづくりをしているかどうかを重視していました。
ヤマダヤについては、企業研究をしていくなかで知りました。商品のデザインが唯一無二で、ものづくりに力を入れているイメージがありました。コロナ禍で就活は全てリモートでしたが、選考前に企業資料を自宅まで郵送してくださったのはヤマダヤのみで、人事の方の丁寧な対応がとても印象的でした。
入社の決め手となったのは、自社の繊維工場を持ち、糸や生地からこだわっている点でした。服作りを学んできた私だからこそ、同じ作り手として強く賛同できました。技術を要する特殊素材や加工、縫製について学んできたため、その構造や制作背景を理解しています。単に「素敵」「他にはない」と表現するのではなく、企画意図や制作過程でのこだわりまで汲み取ったうえで、商品価値としてお客様にお伝えすることができる。ヤマダヤには、服作りを学んできた私だからこそ伝えられる魅力があると感じ、入社を決めました。
コロナ禍の入社。店舗での実践とPRへの挑戦が育てた成長の日々
入社当時はコロナ禍という特殊な状況でした。本来であれば本社での集合研修があったのかもしれませんが、私は配属店舗であるむさし村山店で、日々の接客を通じて接客の基礎を学んでいきました。マニュアルのない接客だからこそ求められる臨機応変な対応力や実践的なノウハウを、先輩方から直接教えていただける環境でした。
入社2年目よりSNSやスタッフスタイリングの投稿に積極的に取り組み、学生時代に培った表現力を評価していただいたことをきっかけに、3年目から:ETHROFのPRスタッフとして活動するようになり、仕事の幅が大きく広がりました。SNS運用やスタイリング投稿、ルック撮影のサポート、そして東京・大阪・名古屋・札幌で開催されるPOPUPストアでの販売など、ブランド発信に関わる業務にも携わるようになったのです。
入社前には店舗見学で社員の方にお話を伺ったり、内定者アルバイトも経験していたため、実際に入社してからも大きなギャップを感じることはありませんでした。想像していた通り、温かく成長を見守ってくれる環境がそこにはありました。
お客様との信頼関係と、店舗運営とPR活動の両立から学んだこと
現在はむさし村山店に所属し、ファッションアドバイザーとして接客販売を行っています。店頭での接客に加えて、:ETHROFのPRスタッフとしてSNS発信やライブ配信でのオンライン接客も担当しています。配属店舗では2番手として、店長業務も少しずつ担うようになりました。
接客では、お客様一人ひとりと丁寧に向き合うことを大切にしています。「あの時選んでもらった服、友達に褒められたのよ!」と嬉しいご報告をいただいた時は、この仕事をしていてよかったと心から感じます。また、ブランドPRでは「あのスタイリング大好き!」「あの投稿を見た娘が真似して買ったよ!」といったお声をいただくこともあり、自分の発信が誰かの背中を押せているんだと実感しています。お客様の話をよく聞き、その方のライフスタイルや気分に合わせて提案することを意識しています。ただ商品を勧めるのではなく、「なぜ似合うのか」「どんなシーンで活躍するのか」などをマニュアルではなく、自分の言葉でお伝えすることで信頼関係を築けたのだと感じています。
一方で、店頭業務とPR活動の両立には苦労しました。特にイベント時期は店頭業務が優先となるため、スタイリング撮影やSNS更新に十分な時間を確保することが難しい状況がありました。その中で、タスク管理をし、スタッフ同士で声を掛け合い、隙間時間を有効活用するなど工夫を重ねることで、業務の質を落とさず両立できるよう意識して取り組んでいます。
また、ここ数年で店舗スタッフの異動もあり、長くお世話になっていた先輩が異動となりました。新たに後輩スタッフを迎えた新体制の中で、自分から積極的に働きかける姿勢が不足していたことに気づきました。その経験をきっかけに、自分から積極的に声をかけることや、意見交換の場を設けることを意識するようになりました。個々が強く、自己表現を大切にしていた服飾学生時代に比べて、協調性やコミュニケーション力が成長したと感じています。目の前のお客様やフォロワーの方一人ひとりに誠実に向き合うことの大切さを学び、丁寧な接客や継続的な発信が信頼につながることを実感しています。
探究心を持つ仲間と共に、店舗とブランドをつなぐ未来へ
短期的には、店長業務の理解をさらに深めていきたいと考えています。売上管理やスタッフ育成においても主体的に関われる存在になることが目標です。PRスタッフとしても、単に投稿するだけでなく、数字や反応を分析しながら成果につながる発信ができるようになりたいと思っています。自分の投稿が売上や来店につながる仕組みを意識して取り組んでいきたいです。
将来的には店長職を経験し、店舗マネジメントを一通り担える力を身につけたいと考えています。販売とPRの両方を経験してきた強みを活かし、現場とブランド発信をつなぐ存在として、より広い視点でブランドに貢献できるようになることが目標です。
弊社で活躍できるのは、探究心を持ち続けられる人だと思います。商品の背景や素材、デザインの意図を深く理解しようとする姿勢や、お客様一人ひとりに合った提案を考え続ける姿勢が大切です。常に「なぜ?」「どうすればもっと良くなる?」と考え続けられる人が、成長し続けられる環境だと感じています。
自分の「好き」や「こだわり」を持ちながらも、それをチームの中で共有し合える方にぜひジョインしていただきたいです。弊社は一人ひとりの個性を尊重してくれる環境だからこそ、お互いを認め合いながら高め合える仲間が増えたら嬉しいです。「やってみたい」と声をあげたことにチャンスを与えてくれる文化がある会社で、一緒に成長していきましょう。
