服飾への情熱と販売職への出会い、そしてヤマダヤとの運命的な出会い
服飾の専門学校でファッションデザイン科に通っていた私は、デザイナーを目指して日々ファッションビジネスや業界の仕組みを学んでいました。学内のファッションショーに向けた作品制作に没頭する一方で、高校時代から約5年間続けた洋菓子店でのアルバイトではリーダーとして、作業の効率化や従業員への仕事の割り振りを担当していました。
就職活動を意識し始めた頃、アパレル業界の実情を知るために始めたアパレル販売のアルバイトが、私のキャリアの方向性を大きく変えました。一人ひとりのお客様の話を聞きながら一緒にお洋服を選び、ぴったりの一着が決まった瞬間の達成感。お客様の笑顔を間近で見られるその瞬間が、たまらなく魅力的だったのです。デザイナーから販売職へ。自分らしさを活かしながらブランドの魅力も伝えられる仕事がしたいと、明確な軸が定まりました。
そんな中、専門学校の学内説明会で出会ったのがヤマダヤでした。「服作りの原点は糸作りから」というビジネスモデルは、被服制作に取り組んでいた私の心に深く響きました。国内に自社工場を持ち、お客様の声を反映しやすい製造体制。そして何より、マニュアルのない接客でチームワークを大切にする姿勢。それまでのアルバイト先で感じていたマニュアルへの窮屈さから解放される予感がしました。選考を通じて出会った人事の方や店舗スタッフの温かさ、学生の話に真摯に耳を傾けてくれる姿勢に、ここで働きたいという想いは確信へと変わっていったのです。
充実した研修と店舗リニューアルで広がった仕事の世界
入社後は名古屋の本社で入社式が行われ、その後もディスカッションの機会がありました。入社半年のタイミングで半年研修、入社2年目ではフレッシュマン研修も実施されます。普段は店舗内での業務が中心なので、こうした研修の場では各エリアの同期やSVの方と話す時間をたくさん設けていただけるんです。自身の強みや伸び代を再発見できる貴重な機会となっています。
ファッションアドバイザー職として入社後、地元である広島県のイオンモール広島府中店へ配属となりました。日々お客様への接客に向き合う毎日でしたが、1年目の秋に所属店舗のリニューアルオープンが決まり、それを機に私の仕事の幅が大きく広がりました。売り場作りや採用活動のお手伝い、ECサイトへのスタイリング投稿、店舗からのライブ配信業務など、接客以外の仕事にも携わらせていただくようになったんです。そして入社3年目からは兵庫県のイオンモール伊丹店へ店舗の2番手として異動となり、初めて後輩を受け持ったり、店舗の数字分析などの業務も行うようになりました。
入社前と入社後で最も大きなギャップを感じたのは、想像以上にリアル店舗の接客を必要とされる方がいらっしゃることでした。コロナ禍もありEC市場が年々大きくなる中で、店頭で買うメリットは商品を直接見れる点や試着ができる点だと思っていました。しかし実際には、体型のお悩みがある方、コーディネートが分からない方、新しい自分に挑戦したい方など、ECだけでは満たせない需要が沢山あることを知ったんです。接客の中でお客様からご相談していただけたり、何気ない会話で盛り上がったり。そんな楽しい時間の先にお客様から感謝の言葉をいただける理由は様々で、良い意味で入社前と入社後でアパレル業界の在り方のイメージが変わりました。
接客からライブ配信まで、データと現場の声を融合させた店舗づくり
現在はイオンモール伊丹店でファッションアドバイザーとして、店頭での接客を中心に幅広い業務に携わっています。売り場変更や売上予算表の作成、SNSやECへのスタイリング投稿、そして店舗からのライブ配信まで。本社で行われる展示会や接客ロールプレイングコンテストにも参加させていただき、日々刺激的な経験を積んでいます。
店舗内では2番手として後輩育成にも力を入れています。特にライブ配信は私を筆頭に注力している取り組みです。毎月スタッフと一緒にテーマや紹介商品を決めて配信を行うのですが、お客様から直接感想をいただけることに大きなやりがいを感じています。異動が決まった際、いつも別のスタッフが担当している顧客様から「いつも配信見てたよ!」とお声がけいただき、配信で着用した商品を買いに来てくださったことは忘れられません。見てくださると思っていなかっただけに驚きましたし、何よりライブをきっかけに会いに来てくださったことが本当に嬉しかったです。
一方で、2番手になってから数字と向き合う時間が増え、苦労することも多くなりました。全国的に好調な品番が自店でも売れるとは限らず、売り場作りで苦戦することもあります。データだけで判断してしまいがちな自分を戒めながら、お客様の声を直接聞いているスタッフの意見を参考に、日々売り場構成を試行錯誤しています。後輩に「この商品はこんな人に提案してみたらいいよ」とアドバイスしたことをすぐ実践してくれて、実際に販売につながったときは、育成の手応えを感じました。
学生時代のアルバイト経験で協調性は備わっていると思っていましたが、店舗経験を通じて、スタッフ一人一人が同じ目標を持って協力し合わないと結果に繋がらないことを実感しました。報連相の重要さを知り、一緒に働くスタッフ個々の視点を共有し合いながら、気持ちよく働ける店舗を目指して、自分から積極的に声をかけるようになりました。
SNS発信から店長へ、そして共に成長する仲間を求めて
短期的には、SNSやスタイリング投稿の発信を続けて、ヤマダヤや所属店舗のことをもっとたくさんの方に知っていただきたいと考えています。これは店舗とお客様との関係性をより深くできるツールの一つだと感じているからです。既存のお客様には店舗にご来店されていなくても情報をお届けでき、まだヤマダヤを知らない方には知るきっかけになって店舗へ足を運んでいただける。そんな架け橋になれるようにしたいです。
将来的にはショップマスターを目指しています。2番手になったばかりですが、店舗での運営面、数字の確認、スタッフのサポートや後輩育成など日々の業務を行っていく中で、スタッフ一人一人が自分らしさを出せて前向きな気持ちでいられる環境を作ることができるようになりたいと思っています。
入社を検討されている方には、ファッションが好きな気持ちはもちろん、人が好きな方に入社していただきたいです。服を販売するだけの仕事ではなく、お客様の気持ちに寄り添い、お客様らしさを引き出す仕事だと考えています。最初から完璧になるつもりじゃなくて大丈夫です。目の前のお客様からいただける感謝の言葉が、少しずつ自信につながっていきますから。やりたいことは言葉にして伝えていくことが大事です。前向きな気持ちを自分の中だけで留めず、周囲と協力しながら、一緒により良いお店づくりをしていきましょう。
