個人ローンを担当する日々。ポリシーは「どんなことにも楽しんで取り組む」こと
高本が所属している支店の融資係には、主に二つの業務があります。
「一つは、法人や個人事業主のお客さま向けの融資。もう一つは、いわゆる住宅ローン、マイカーローン、カードローンといった個人のお客さま向けの融資です。
私の今のメイン業務は後者。個人ローンは従来、窓口にいらっしゃるお客さまと直接お話をするのが基本でしたが、最近ではWebで完結することも多くあります。インターネットを経由してご希望内容や必要書類をいただきながら、業務を進めています」
融資の担当者は、高本を入れて7名。個人と法人でチームが分かれています。
「自分自身で仕事を完結するというより、チームで取り組んでいるという感覚が強いです。隣の席に常に先輩行員がいるため、相談するとすぐにアドバイスをもらえます。
お客さまが窓口にいらしている時に自分では対応しきれないことがあれば、一緒に対応してもらうことも。山梨という土地柄もあってか、人と人との距離がとても近いと感じます。仕事の話に限らず、いろんなことを話せていますね」
中途入行した高本は、銀行の仕事に就いてまだ1年目。事業性融資もいずれ担当することを想定して勉強しながら、個人ローンの業務に磨きをかけています。
「行内で催される勉強会へ積極的に参加しています。お客さまに提案できる商品やコンテンツの知見を深めるなど、融資に関する勉強だけでなくソリューション営業に関する学びも身につけています。
時には外部と連携して、広い視点で実務に直結する実践的な勉強会が開かれることも。地域に根ざした地方銀行のあり方として、お客さまの課題解決のために、何ができるかを考えながら取り組んでいます」
自己研鑽の続く大変な日々ですが、高本は「どのように向き合えば楽しいか」を考え工夫しています。
「中途入行した手前、従来からある堅い銀行員のイメージを越えて、お客さまにも自分にもプラスになるような楽しさを提供できたらいいなと。何事にも楽しんで取り組もうとすることで、自分以外の周囲の仲間やお客さまにも、その波が広がると思っています。
そのために大事なこととして、仕事をするうえでマイナス思考に陥らないこと、自分にとっての楽しさをどんなに小さなことでもいいので見つけること、などを意識して仕事をしています」
「山梨のポテンシャルを引き出す仕事がしたい」と思い入行
新卒では、新築・分譲マンションのデベロッパーに入社。主に、BtoCの営業として、マンションの販売を担当していました。そこからの転職経緯を高本は次のように話します。
「結婚を機に 、東京から山梨に移住を決めたことで転職を考えるように。転職活動中は、山梨を基盤とする企業を幅広く見ていました。その中で山梨中央銀行と出会い感じたのは、『銀行なのに銀行らしくない』ということでした。
詳しく調べると、中途採用者の雇用をはじめ、新しいことに取り組んでいる柔軟な会社だったんです。地域の課題解決のために、会社同士を結び付け、金融業に縛られないかたちで地域発展に貢献しようと取り組んでいる姿を見て、興味を持ちました。
支店付近は観光が盛んで、まだまだ発展のポテンシャルがある地域。これまでの長い歴史で培ってきた銀行の力を活かして、地域の魅力最大化に寄与できればと考えました」
地域課題解決を視野に、銀行という舞台を選んだ高本。実際に入行して、銀行名の強さに驚いたと言います。
「山梨では『山梨中央銀行です』と言うと『じゃあ話を聞こう』と耳を傾けてくださる方が多い印象。今まで先人が積み上げてきた信頼と実績の高さの証だと感じています。だからこそ、自分の行動も律していくべきだと思います。地方を代表する会社の一員として見られているという自覚を常に持ちながら仕事に取り組んでいます」
もう一つ入行して驚いたのは、資格の取得試験の機会が多いことでした。
「入行してから、証券外務員と銀行業務検定の資格試験を受けました。銀行業界として必要な資格に加えて、人事制度上、資格の取得を求められることもあります。大学を卒業してからも勉強する機会がまだあったんだなと、ワクワクしながらも少しびっくりしていますね。
自分に知識をつけて、それが仕事や評価につながるというのは素晴らしいこと。頑張って取り組んでいきたいですね」
互いの個性を発掘する温かな文化が、可能性を広げてくれた
高本が入行して1年目、自身のキャリアにつながる印象的な出来事があったと話します。
「本業とは別で、地域課題解決のプロジェクトに参画した時のこと。もともと、若手行員中心に地域の観光を盛り上げていこうというプロジェクトチームがあり、その一環で東部地区本部の支店向けに成果を発表する機会がありました。その時に、話し方やパワーポイントの作成などを上司が評価してくれたんです。
『若手で盛り上がるのももちろん楽しいと思うけれど、今より大きいプロジェクトに挑戦してみないか』と言われ、地域有数の大手企業と連携しているプロジェクトにアサインしてもらえることに。大事なプレゼンテーションを任せてもらえる機会に恵まれました。入行して約半年のタイミングで、予想外の展開でした」
前職で培ってきた「話すスキル」を、上司が客観的な目線で得意分野として見つけてくれた瞬間でした。
「人前で話せるなら、頭取にプレゼンしてみましょうという話になり、重要な立場を任せてもらえることに。大きな挑戦の機会を得て、行内外で自分のことを知ってもらうきっかけにもなりました。
実際に今まで知らなかった部署の方から『このあいだ頭取に向けてプレゼンをした高本くんだよね』と話しかけてもらえるようになったんです。自分の能力を最大限に活かせる機会をつくってもらえて、本当にうれしいです」
存在を認知されたことは、高本にとって大きなやりがいになっています。
「今後、さまざまな方面の仕事で自分の存在を役立ててもらえるきっかけになったかなと思います。強みを見つけてもらえたことで、自信もつきましたね」
銀行業務以外にも、さまざまなことにトライできる環境
前職のスキルを活かしながら山梨中央銀行でその存在感を放つ高本が描く今後の展望は、じつに高本らしいものでした。
「自分自身が掲げるMyパーパスは『銀行らしくないを創造する』です。銀行らしさというのをなくしていこうとか、そういうわけではなくて、堅くなることなく、柔軟な発想で、山梨全体がもっと豊かになるような取り組みを提案していきたいですね。
例えば地域にあるA社とB社をつなげてみるとか、ソリューション営業というかたちで、リソースやコンテンツを取引先に提供していくとか。当行としても模索中の領域だと思いますが、私も中途入行ならではの視点で案を考えていきたいです。その中で採用してもらえるものがあればうれしいですね。
また、東京地区と連携した仕事もしていきたいです。山梨は東京に隣接している県なので、立地を活かした取り組みができれば、東京で暮らしてきた私としては感慨深いものがあります」
他業界を経験してきた高本は、山梨中央銀行の魅力をこう語ります。
「銀行らしさにとらわれていないところが大きな魅力かなと思います。地域課題をベースとした新しい取り組みがたくさんあるからこそ、銀行以外のキャリアを経てきた人も大いに活躍できる環境。経験不足で戸惑うこともあると思いますが、分からないことがあれば相談できる雰囲気があるし、自分の能力を発掘してくれる文化もあるので、安心して飛び込んできてほしいと思います。
実際、私のような異業界での経験が歓迎されているので、同じような境遇の方に仲間になってもらえたらうれしいですね。今、皆さんが思っているよりも、いろいろなことに挑戦できると思います。山梨をこう変えていこう、こんなふうに豊かにしていこうという新しいビジョンを、一緒に実現させていきましょう」
慣れない業界に来たからこそ、ポジティブに楽しみながら活躍している高本。のびのびした発想で、地域の明るい未来を支えていきます。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
